矢筈橋橋梁修繕工事
何度も何度も
繰り返し繰り返し
塗装作業を行っています。
ひとくちに塗装
といっても
厚ければイイってもんでもなく
塗装の量が多すぎれば
塗料がムダになるだけでなく
ひび割れの原因につながることもあります。
もちろん薄ければまともなものにはならず
塗装の量が少ないと
変色や光沢の劣化
あるいは
下地が露出することによってサビの原因になったりします。
ということで
ちょうどよいぐらいの厚さに管理していく
つまり膜厚管理が
塗装工事では必須かつ重要なものとなります。
そこで使われるのが膜厚計。
先端のセンサーを対象となるものに押しつけて厚さを測ります。
主な種類は
●電磁式
磁性金属(=磁石にくっつく金属ですね。代表は鉄)に使う
磁石がもつ「引っ張る力」の強さで磁場が変化して、電磁石を流れる電流量の変化から膜の厚さを測る
●渦電流式
非磁性金属(=磁石にくっつかない金属。アルミや銅など)に使う
コイルの入った探針(たんしん)に通電させたときに生まれる渦状の電流を測定することで膜の厚さがわかる
の2タイプ。
ここでは下地が鉄ですから
電磁式でよいのですが
どんな下地でも使用可能な
電磁式/渦電流式両用タイプの塗膜計を使ってます。
サンコウ電子
¥99,900
(モノタロウより)
塗る
測る
塗る
測る
橋を通るクルマからは見ることができない橋の下で
今日も地道な作業はつづきます。
(みやうち)
(写真はHY所長)
※参考サイト
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