(毎日新聞 2009年4月23日 地方版)
アイヌ民族の伝統技法で作るサケの保存食「サッチェプ」の今シーズンの販売が胆振管内白老町のアイヌ民族博物館で始まった。昨秋に仕込み始めてから半年。今年もおいしく仕上がったという。
博物館は毎秋、地元漁協から秋サケ約5000匹を仕入れてアイヌ民族の料理を紹介するほか、約4000匹は「サッチェプ」に加工する。腹を割いて塩蔵したサケを年末から2カ月間、ポロトコタンと呼ばれる博物館の屋外展示場で寒風にさらし、春先はカヤぶき住宅「チセ」の天井につるしてイロリの煙でじっくりといぶす。「寒さと潮風が生む独特の味」と同館の吉田稔事務局長(62)。製品は1本丸ごと(1~1・5キロ)が4500円。限定発売の真空パック(150グラム)は500円。問い合わせは同館(0144・82・3914)。【斎藤誠】
http://mainichi.jp/hokkaido/news/20090423ddlk01040304000c.html
アイヌ民族の伝統技法で作るサケの保存食「サッチェプ」の今シーズンの販売が胆振管内白老町のアイヌ民族博物館で始まった。昨秋に仕込み始めてから半年。今年もおいしく仕上がったという。
博物館は毎秋、地元漁協から秋サケ約5000匹を仕入れてアイヌ民族の料理を紹介するほか、約4000匹は「サッチェプ」に加工する。腹を割いて塩蔵したサケを年末から2カ月間、ポロトコタンと呼ばれる博物館の屋外展示場で寒風にさらし、春先はカヤぶき住宅「チセ」の天井につるしてイロリの煙でじっくりといぶす。「寒さと潮風が生む独特の味」と同館の吉田稔事務局長(62)。製品は1本丸ごと(1~1・5キロ)が4500円。限定発売の真空パック(150グラム)は500円。問い合わせは同館(0144・82・3914)。【斎藤誠】
http://mainichi.jp/hokkaido/news/20090423ddlk01040304000c.html