【白老】北海道アイヌ協会白老支部(野本勝信支部長、三百十人)は、胆振管内白老町で進むアイヌ民族の伝統的生活空間「イオル」再生事業の実行組織となる一般社団法人「白老モシリ」(長谷川邦彦代表理事)を設立した。北海道アイヌ協会によると、道内四十八支部で法人格を持つ組織の設立は初。
白老モシリは、長谷川副支部長はじめ支部員ら六人で設立、三月中旬に登記が認められた。モシリはアイヌ語で「大地」の意味。
白老モシリの設立で、環境再生の植栽や体験事業などの受託が可能となるほか、独自に有料の文化伝承講座などの収益事業もできる。また、設立に加わらなかった支部員には「賛助会員」として参加を呼びかける。
イオル再生ではアイヌ文化振興・研究推進機構(札幌)が白老町などに講座などの業務を委託して進められてきたが、任意団体の同支部は機構から直接、事業を受けられず、講師紹介などの協力にとどまってきた。
長谷川代表理事は法人化の意義について「民族が主体的に事業にかかわることで、文化振興が促進する」と話している。
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/culture/160361.html
白老モシリは、長谷川副支部長はじめ支部員ら六人で設立、三月中旬に登記が認められた。モシリはアイヌ語で「大地」の意味。
白老モシリの設立で、環境再生の植栽や体験事業などの受託が可能となるほか、独自に有料の文化伝承講座などの収益事業もできる。また、設立に加わらなかった支部員には「賛助会員」として参加を呼びかける。
イオル再生ではアイヌ文化振興・研究推進機構(札幌)が白老町などに講座などの業務を委託して進められてきたが、任意団体の同支部は機構から直接、事業を受けられず、講師紹介などの協力にとどまってきた。
長谷川代表理事は法人化の意義について「民族が主体的に事業にかかわることで、文化振興が促進する」と話している。
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