白老町のポロト湖畔でコタン再現を目的にしたアイヌ民族の住居・チセがこのほど完成した。18日に完成を祝うチセノミを行う。
アイヌ文化振興・研究推進機構(札幌)がアイヌ民族博物館に委託した事業で、伝統的生活空間再生の「教育型イオル」の推進事業。
完成したチセは柱や垂木に町内産のナラやマツを使用、カヤ約2500束で屋根を作った。いろりは土間と隣接させ、かつてのチセ様式を再現。広さは約60平方メートル。建設費は約800万円。
チセの近くには、薫製のサケや山菜などを貯蔵した食料庫「プ」と、子グマを飼うためのおり「ヘペレセッ」を建てた。
周辺の環境整備や仮橋設置なども実施、今後もコタンを復元するためチセ建設を進める予定だ。
(富士雄志)
http://www.muromin.mnw.jp/murominn-web/back/2009/04/06/20090406m_07.html
アイヌ文化振興・研究推進機構(札幌)がアイヌ民族博物館に委託した事業で、伝統的生活空間再生の「教育型イオル」の推進事業。
完成したチセは柱や垂木に町内産のナラやマツを使用、カヤ約2500束で屋根を作った。いろりは土間と隣接させ、かつてのチセ様式を再現。広さは約60平方メートル。建設費は約800万円。
チセの近くには、薫製のサケや山菜などを貯蔵した食料庫「プ」と、子グマを飼うためのおり「ヘペレセッ」を建てた。
周辺の環境整備や仮橋設置なども実施、今後もコタンを復元するためチセ建設を進める予定だ。
(富士雄志)
http://www.muromin.mnw.jp/murominn-web/back/2009/04/06/20090406m_07.html