先住民族関連ニュース

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アイヌの権利回復目指す 世界先住民族ネットが発足(【共同通信】2009/04/25 20:28)

2009-04-26 | 日記
世界各国の先住民族との情報交換や連帯を目的に、アイヌ民族の有志らが参加する「世界先住民族ネットワークAINU」の設立総会が25日、札幌市内で開かれた。設立メンバーは、アイヌのほか大学教授や一般市民など計約400人。
 萱野志朗代表(51)はあいさつで「(アイヌにとって)新たな一歩を、きょう迎えた。権利回復のため、今後さまざまな活動をしていきたい」と述べた。
 同ネットワークは今後、自決権や土地に関する権利の回復などを目指し、政府の取り組み状況などを各国の先住民族らと情報交換する。また社会的経済的に厳しい環境に置かれた海外の先住民族の支援、文化を伝承する次世代のリーダー育成などを行っていくという。
 昨年7月、世界11カ国20以上の民族が参加し、北海道平取町などで開いた「先住民族サミット」で築いた人脈を生かそうと、同サミット実行委員会のメンバーらが設立を提唱した。
http://www.47news.jp/CN/200904/CN2009042501000681.html

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「北海道」名付け親・松浦武四郎 命名以前の雅号を発見(読売新聞2009年4月25日)

2009-04-26 | 日記
 幕末の蝦夷地(えぞち)探検家で、北海道の名付け親として知られる松阪市出身の松浦武四郎(1818~88)を顕彰する「松浦武四郎記念館」(松阪市小野江町)は24日、武四郎が北海道の命名以前から「北海道人」の雅号を使っていたことを証明する資料が見つかったと発表した。同記念館の山本命学芸員(33)は「命名後の雅号だったという説が強かっただけに、武四郎を研究する上で貴重な資料」と話している。
 この資料は、武四郎直筆の絵画「蝦夷人舞踊之図(えぞびとぶとうのず)」(縦25センチ、横35センチ)=写真=で、アイヌの人々が神に祈りを捧げる儀式「鶴の舞」の様子が細かく描かれている。市立歴史民俗資料館が開く企画展の準備中に見つかった。絵画の左下に筆書きで「北海道人」の雅号と「安政六年」(1859年)の年号が記されていた。命名は1869年(明治2年)で、少なくともその10年前には「北海道人」と名乗っていたことになる。
 山本学芸員によると、「北海道人」は「北の海の世捨て人」と「北海道の人」という2通りの意味があるといい、「6回にも及ぶ蝦夷地調査に自分の人生をささげた強い意志と誇りの表れではないか」と話している。
 「蝦夷人舞踊之図」は、同民俗資料館で24日から始まった企画展「みくも路の夢」で一般公開されている。
http://chubu.yomiuri.co.jp/kyoiku/kyo090425_3.htm

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アイヌ有識者懇談会:政策窓口の一元化、国に提言へ 常設審議機関も

2009-04-26 | 日記
毎日新聞 2009年4月25日 北海道朝刊
 政府の「アイヌ政策のあり方に関する有識者懇談会」が24日、首相官邸で開かれ、アイヌ政策の統括的な国の窓口機関と常設の審議機関を設置することに合意した。夏ごろをめどにまとめる報告書に盛り込む方針で、報告書は官房長官に提出される。また、アイヌへの理解を深めるため、学術的な研究拠点の建設も各委員の理解が得られ、報告書に明記される見通しだ。
 国は現在、国土交通、文部科学など各省庁が個別にアイヌ政策を行っており、委員からは「総合的な窓口機関が存在せず、政策全般を見渡せていない」などの批判があった。このため、総合的な政策を実施するためには、一元化した国の窓口機関が必要と判断した。
 常設の審議機関設置は継続的にアイヌ政策を論議することなどが狙いで、座長の佐藤幸治・京都大名誉教授は「アイヌの意向をくみ上げる必要がある」として、審議機関にアイヌ代表も選任するよう明記する方針。審議機関が設置されれば、国のアイヌ政策にアイヌ自身の声が一定程度反映されることになる。
 また、アイヌの意見反映などを目指して、一部アイヌが求めている国会での「アイヌ特別議席」について、佐藤座長は「議席を(アイヌに)割り当てるのは(法の下の平等をうたった)憲法上、非常に難しい」と否定的な見解を示した。
 このほか、懇談会は、アイヌの生活向上策などこれまでの議論で明らかになっている諸課題について、報告書に盛り込むかを議論し、報告書をまとめていく。【高山純二】
http://mainichi.jp/hokkaido/seikei/news/20090425ddr041010003000c.html

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アイヌ有識者懇談会:高橋・北海道知事、新法制定など要望

2009-04-26 | 日記
毎日新聞 2009年4月25日 北海道朝刊
 高橋はるみ知事は24日、委員を務める「アイヌ政策のあり方に関する有識者懇談会」で、アイヌの生活や教育支援など総合的な施策推進の根拠となる新法制定などを求める計6項目の提言をした。高橋知事は「まず立法措置をやってもらいたい」と述べ、同懇談会がまとめる報告書に盛り込むよう求めている。
 6項目の提言は立法措置のほか、「アイヌ民族の日」設定や学習指導要領などへの記述を踏まえた「国民理解の促進」▽若年層への就労支援や大学等への進学支援など「生活向上を図る施策の充実」--など。高橋知事は「道外と(独自の支援策がある)道内のアイヌに格差が出ている。政府の責任で(全国で)支援策をしっかりやってもらえるよう強く訴えた」と話した。
 立法措置に対し、座長の佐藤幸治・京都大名誉教授は「どういう立法をするのかは、『出口』の話だと思う」と述べ、まずは個別の政策提言を決定してから必要な立法措置のあり方を議論すべきだとの認識を示した。
http://mainichi.jp/hokkaido/seikei/news/20090425ddr041010004000c.html

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みどりの式典:虹別コロカムイの会、緑化運動で総理大臣表彰 /北海道

2009-04-26 | 日記
毎日新聞 2009年4月25日 地方版
 ◇シマフクロウの森、100年植樹計画
 絶滅が危惧(きぐ)されるシマフクロウの生息環境を復元するために100年計画で植林などを続けている「虹別(にじべつ)コロカムイの会」=事務局・根室管内別海町、舘定宣(たてさだよし)会長(67)、73人=が24日、東京都内で開かれた「みどりの式典」(内閣府主催)で、緑化推進運動功労者内閣総理大臣表彰を受賞した。長いスパンで将来を見据え、補助金に極力頼らず、住民主導で河畔林の復元を実践している点が高く評価された。【本間浩昭】
 同会は94年から「シマフクロウの森づくり百年事業植樹祭」を始め、この15年間で5万本を植樹。多い年で500人が汗を流した。
 また、摩周湖の伏流水を水源とする全長70キロの西別川に暮らす住民の気持ちをつなげようと、シンガー・ソングライターのしらいみちよさん(48)を招いて「西別川流域コンサート」を10年間開き、源流から海に至る川筋に暮らす人々を結びつける役割を果たした。02年からは毎年、摩周水環境フォーラムを流域3町の持ち回りで開き、清流の指標とされる水草バイカモの繁殖戦略や保水力、川の役割などを学んだ。
 同会はこれまでに、「自然環境功労者環境大臣表彰」(04年)、「森を守り緑に親しむ功労者北海道社会貢献賞」(07年)を受賞してきた。今回の総理大臣表彰は自然保護活動の分野では最高の栄誉とされ、大橋勝彦事務局長(55)は「手づくりの植樹が評価されたと思う。植樹に参加してくれた延べ2500人の汗の結晶です」と喜んだ。
 ◇「この鳥を守りたい」
 授賞式で麻生太郎首相から表彰状を受け取った「虹別コロカムイの会」会長の舘定宣さんは、改めて活動への意欲を新たにした。
 会の発足は、16年前にシマフクロウが養魚場に現れたのがきっかけ。人間の施設に依存しなければならないほど森林破壊が進んだことを知り、「この鳥を守りたい」と思ったという。会の名称には、シマフクロウを指すアイヌ語「コロカムイ」(「村の守り神」の意味)を入れた。
 シマフクロウは巨木に空いた樹洞の中で巣を作る。ところが、周りを見渡しても巨木がほとんどないほど開発が進んでおり、「とにかく木を植え始めよう。100年先を見据えて」と考えた。15年間の植樹の結果、苗木は少しずつ大きくなり、雨が降れば濁流になっていた西別川も最近は濁りが弱まりつつある。
 養魚場につがいのための巣箱をかけると、早速2羽のヒナが育った。毎年着実に1~2羽の子が育ち、巣立ったヒナは25羽を数える。推定生息数が約130羽という中、驚異的な巣立ち率だ。
 舘さんは「人間が生きるために森を破壊してしまったのは事実。元には戻らないだろうが、あと85年かけて川の両岸に最低でも幅50メートルを植林し、『河畔林の回廊』を作っていきたい」と話した。
http://mainichi.jp/hokkaido/news/20090425ddlk01040112000c.html

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アイヌ有識者懇談会:政策の統括的な窓口一元化などを国に提言へ 

2009-04-26 | 日記
毎日新聞 2009年4月25日 1時46分
 政府の「アイヌ政策のあり方に関する有識者懇談会」が24日、首相官邸で開かれ、アイヌ政策の統括的な国の窓口機関と常設の審議機関を設置することに合意した。夏ごろをめどにまとめる報告書に盛り込む方針で、報告書は官房長官に提出される。また、アイヌへの理解を深めるため、学術的な研究拠点の建設も各委員の理解が得られ、報告書に明記される見通しだ。
 国は現在、国土交通、文部科学など各省庁が個別にアイヌ政策を行っており、委員からは「総合的な窓口機関が存在せず、政策全般を見渡せていない」などの批判があった。このため、総合的な政策を実施するためには、一元化した国の窓口機関が必要と判断した。
 常設の審議機関設置は継続的にアイヌ政策を論議することなどが狙いで、座長の佐藤幸治・京都大名誉教授は「アイヌの意向をくみ上げる必要がある」として、審議機関にアイヌ代表も選任するよう明記する方針。審議機関が設置されれば、国のアイヌ政策にアイヌ自身の声が一定程度反映されることになる。
 また、アイヌの意見反映などを目指して、一部アイヌが求めている国会での「アイヌ特別議席」について、佐藤座長は「議席を(アイヌに)割り当てるのは(法の下の平等をうたった)憲法上、非常に難しい」と否定的な見解を示した。
 このほか、懇談会は、アイヌの生活向上策などこれまでの議論で明らかになっている諸課題について、報告書に盛り込むかを議論し、報告書をまとめていく。【高山純二】
    ◇
 高橋はるみ知事は24日、委員を務める「アイヌ政策のあり方に関する有識者懇談会」で、アイヌの生活や教育支援など総合的な施策推進の根拠となる新法制定などを求める計6項目の提言をした。高橋知事は「まず立法措置をやってもらいたい」と述べ、同懇談会がまとめる報告書に盛り込むよう求めている。
 6項目の提言は立法措置のほか、「アイヌ民族の日」設定や学習指導要領などへの記述を踏まえた「国民理解の促進」▽若年層への就労支援や大学等への進学支援など「生活向上を図る施策の充実」--など。高橋知事は「道外と(独自の支援策がある)道内のアイヌに格差が出ている。政府の責任で(全国で)支援策をしっかりやってもらえるよう強く訴えた」と話した。
 立法措置に対し、座長の佐藤幸治・京都大名誉教授は「どういう立法をするのかは、『出口』の話だと思う」と述べ、まずは個別の政策提言を決定してから、それに必要な立法措置のあり方を議論すべきだとの認識を示した。
http://mainichi.jp/hokkaido/news/20090425hog00m010003000c.html

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常設の審議機関設置へ アイヌ政策提言(朝日新聞2009年04月25日)

2009-04-26 | 日記
■有識者懇が合意
 政府の「アイヌ政策のあり方に関する有識者懇談会」(座長=佐藤幸治・京大名誉教授)が24日に首相官邸であり、アイヌ施策を総合的に取り扱う国の窓口機関を一元化することや、アイヌ民族の課題を継続的に検討する常設の審議機関を設置することを政府への提言に盛り込むことで合意した。アイヌ民族に関する独立した研究機関の必要性についても提言に明記する方向となった。
 この日は、事務局の「内閣官房アイヌ政策推進室」がこれまでの懇談会の議論を踏まえ、政府への提言に盛り込む可能性がある施策をまとめ、各委員に示した。
 「国民の理解の促進」「広い意味での文化にかかる政策」「推進体制等」と三つに分類し、これを「教育」「啓発」「研究」「生活向上」「土地・資源の利活用」「政治的参画」「審議機関」など10項目に分別した。
 政治的参画をめぐっては、道議会や国会にアイヌ民族代表のための特別議席を付与するかどうかについて論議。「憲法も絡んで非常に困難」(佐藤座長)との認識で一致した。ただ、「他にもやり方があるのでは」として継続的に話し合うことになった。
 一方で、(1)アイヌ政策を総合的に扱う国の窓口機関を設けること(2)常設の審議機関を設置すること――の二つは、政府への提言に盛り込む。
 現在、アイヌ文化の振興施策は国土交通省と文部科学省が所管し、道が進める生活向上関連施策は厚生労働省や経済産業省など5省が支援しているが、アイヌ政策の総合的な窓口は政府内になかった。
 審議機関の設置は、道や北海道アイヌ協会が要望してきた。実現すればアイヌの人たちが国に意見を伝える場となる。佐藤座長は終了後、審議機関にアイヌの人たちが参加する必要性にも言及した。
 また懇談会の席上、委員である高橋はるみ知事が「これからのアイヌ政策の推進に向けた提言」を提出した。アイヌ施策を推進する根拠となる法制定など6項目を求めた。
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000000904250005

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アイヌ政策継続審議を 有識者懇報告書 常設機関の設置明記 (北海道新聞04/25 08:06)

2009-04-26 | 日記
 政府のアイヌ政策のあり方に関する有識者懇談会(座長・佐藤幸治京大名誉教授)は二十四日、第七回会合を首相官邸で開き、アイヌ政策を継続的に審議する常設機関設置の必要性を夏にまとめる報告書に明記することで合意した。
 継続審議機関は有識者懇が夏に解散した後も、長期的な検討が必要な課題などを議論するものでアイヌ民族側が設置を求めていた。機関の概要は今後詰めるが、佐藤座長は「アイヌの方々も入り、その意向をくみ上げる形になるだろう」との見通しを述べた。
 アイヌ民族の文化や歴史研究に関しては、政府直轄の研究拠点創設の必要性を報告書に盛り込むことで一致した。国が中核的役割を果たし、アイヌ民族に対する国民の理解が深まるような研究推進を求める狙いがある。このほか、アイヌ政策を統括する政府の窓口機関新設の報告書明記にも正式合意した。
 国会の民族特別議席については、国会議員は全国民を代表するなどと規定した憲法との兼ね合いで難しいとの認識で一致。ただ、フィンランドが先住民族サーミによる特別議会を設け、先住民族政策の諮問機関的役割を持たせていることなども念頭に、何らかの仕組みを引き続き検討することも確認した。
 一方、道の高橋はるみ知事は会合の中で総合的なアイヌ政策推進の新法制定など六項目にわたる提言を示し、報告書に反映するよう求めた。新法制定の可否は、次回以降の有識者懇で議論していく。
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/culture/161235.html

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新教育の森:ほっかいどう 釧路明輝高・自由選択科目 アイヌ文化、幅広く /北海道

2009-04-26 | 日記
毎日新聞 2009年4月24日 地方版
 ◇協会支部長らを講師に
 先住民族、アイヌの歴史や文化などを総合的に学ぶ授業が4月から、釧路明輝高校(加藤和美校長、生徒数559人)で始まった。公立高校のカリキュラムにアイヌ関係が取り入れられたのは初めて。北海道アイヌ協会の関係者ら外部講師がアイヌの自然観や伝統料理、楽器、衣装など幅広い分野で1年間授業し、アイヌ民族を正しく知る取り組みを進める。【千々部一好】
 □■奥深いあいさつ
 「『イランカラプテ』『イワンケヤ』など、アイヌのあいさつにはいろいろあります」。民族衣装を着た講師、北海道アイヌ協会釧路支部の秋辺得平支部長が話しかけると、2、3年の生徒計15人が興味深そうに耳を傾けた。17日から始まった釧路明輝高校の自由選択科目「アイヌ文化」の授業だ。外部講師7人が週1回、それぞれの担当に分かれて授業する。
 初回のテーマはアイヌ語でのあいさつ。「こんにちは」「こんばんは」といった日本語の定型のあいさつにはないアイヌ語独特の表現がある。秋辺さんは「イランカラプテは『あなたの心にそっと触れさせてください』、イワンケヤは『お元気ですか』という意味で、相手を気遣いながら、アイヌはあいさつをかわします」と話した。
 授業は好評で、3年の弁野佳麻理さん(17)は「あいさつ一つとっても意味が深いことをよく理解できた」、同級生の菅原志織さん(17)も「アイヌ民族のことを少しでも知りたいと思って授業を選択しましたが、今日は興味深く聞きました」と話す。秋辺さんは「日本にはアイヌもおり、多様な民族が暮らす国であることを伝えたい。自分はいったい何者であるかを知り、さまざまな民族が共生できる社会の大切さを知ってもらいたい」と強調する。
 □■進学の動機付けに
 同校は07年春、釧路北、釧路西、釧路星園の3校が統合して開校した。釧路北高が阿寒湖での宿泊学習でアイヌ舞踊や木彫り体験を行っていた実績があり、郷土の歴史を知る面からも、アイヌ文化を授業の一つに取り入れた。
 アイヌ文化は第2外国語や実用英語、倫理などとともに自由選択科目に含まれ、2年生から生徒が自分の希望に応じて選択できる。
 教務部長の皆添英二教諭は「この授業で専門性を磨き、大学でさらにアイヌを学びたいという進学の動機付けや、ホテルに就職して客にアイヌ文化を説明する基礎にしてほしい」と狙いを話す。
 □■学習拡大の機会
 アイヌの歴史は小学3、4年の社会の「地域の学習」、中学校の歴史的分野で取り上げられている。小中学校の総合的な学習の時間で取り組む学校もある。しかし、高校になると、学習する機会はない。
 財団法人「アイヌ文化振興・研究推進機構」の小中学生向け副読本編集委員会の阿部一司委員長(道アイヌ協会副理事長)は「釧路明輝高の取り組みはすばらしい。高校でアイヌを学ぶ機会が少ない現状は残念で、協会として働きを強めていきたい」と話している。=金曜日に掲載します
http://mainichi.jp/hokkaido/news/20090424ddlk01100105000c.html

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