(朝日新聞 2010年9月26日)
旭川市を流れる石狩川の河川敷で25日、豊漁を祈りながらサケを迎えるアイヌ民族の伝統儀式カムイチェップノミがあった。1988年から毎年行われており、今回で23回目。参加者たちは酒や果物を供え、土地や海などの神に祈りをささげた。
石狩川にはかつて多くのサケが遡上(そじょう)したが、河川改修や取水堰(ぜき)の建設などで姿を消した。それでも深川市のコンクリート堰(せき)「花園頭首工」に2000年に魚道が造られると、毎年10匹前後が上流まで遡上するようになったという。
儀式を主催したのは「大雪と石狩の自然を守る会」など3団体。守る会代表の寺島一男さん(66)は「サケを呼び戻すには市民の協力が必要。こうした活動を通じて石狩川の自然を回復させていきたい」と話した。
http://mytown.asahi.com/areanews/hokkaido/HOK201009250003.html
旭川市を流れる石狩川の河川敷で25日、豊漁を祈りながらサケを迎えるアイヌ民族の伝統儀式カムイチェップノミがあった。1988年から毎年行われており、今回で23回目。参加者たちは酒や果物を供え、土地や海などの神に祈りをささげた。
石狩川にはかつて多くのサケが遡上(そじょう)したが、河川改修や取水堰(ぜき)の建設などで姿を消した。それでも深川市のコンクリート堰(せき)「花園頭首工」に2000年に魚道が造られると、毎年10匹前後が上流まで遡上するようになったという。
儀式を主催したのは「大雪と石狩の自然を守る会」など3団体。守る会代表の寺島一男さん(66)は「サケを呼び戻すには市民の協力が必要。こうした活動を通じて石狩川の自然を回復させていきたい」と話した。
http://mytown.asahi.com/areanews/hokkaido/HOK201009250003.html