先住民族関連ニュース

先住民族関連のニュース

20役1人芝居 登別で知里幸恵の生涯熱演

2010-09-13 | アイヌ民族関連
<北海道新聞9月12日朝刊掲載>
 【登別】アイヌ神謡集の著者知里幸恵(1903~22年)の生涯を描いた一人芝居「神々の謡(うた)」が11日、登別市民会館で行われた。市内に19日に開館する「知里幸恵 銀のしずく記念館」を祝う道内初の公演で、市内外から約300人が訪れた。
 文学者の評伝劇に取り組む東京の舞台女優舞香(まいか)さん(28)が、幸恵や両親ら20人の役をこなした。登別で生まれ、アイヌ民族への差別に苦しみながらも、言葉や神謡を後世に残そうと立ち向かう幸恵の姿を熱演した。
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/culture/250740.html

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【白老】鹿笛が楽しみ 円山動物園訪ね移動博物館

2010-09-13 | アイヌ民族関連
(苫小牧民報 2010年 9/11)
 白老町のアイヌ民族博物館(野本勝信理事長)は、10月11日に札幌市の円山動物園に出掛けて、移動博物館事業「アイヌみんぱくフェア」を開催する。アイヌの鹿笛を製作して、園内のエゾシカに向かって吹く試みもあり、博物館は「アイヌ民族が動物と深いかかわりを持っていることを肌で感じてほしい」と話している。
 フェアは作る、知る、踊るの3プログラムで構成する。アイヌと動物のつながりを意識して、「作る」は、狩猟のときに鹿をおびき寄せる道具として使った笛「イパプケニ」を製作する。動物園のエゾシカ舎で笛をふき、鹿の反応を観察する。
 「踊る」は、ユネスコ世界無形文化遺産のアイヌ古式舞踊がメーン。熊送りの「イヨマンテリムセ」、鶴の舞「サロルンチカプリムセ」。踊りにまつわる話も紹介しながら、動物に対するアイヌの信仰を理解してもらう。伝統楽器ムックリ作りもある。
 「知る」は、村木美幸副館長の講話。アイヌの自然観について話す。
 いずれのプログラムも事前申し込みが必要。問い合わせは博物館、電話0144(82)3914。
http://www.tomamin.co.jp/2010s/s10091102.html

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サケの豊漁願い ペッカムイノミ 白老

2010-09-13 | アイヌ民族関連
(北海道新聞 09/11 12:28)
 【白老】サケの豊漁を願うアイヌ民族の伝統儀式「ペッカムイノミ」が10日、アイヌ民族博物館(若草町)とウヨロ川河川敷で行われ、同館職員らが祈りをささげた。
 同館はサケが遡上(そじょう)する毎年秋に儀式を執り行っており、今年は約20人が出席。同館では伝統家屋チセに祭壇を設けた会場で、民族衣装を着た職員がおわんに注がれた酒をいろりにまき、火の神に祈った。
 その後、町中央部を流れるウヨロ川の河川敷に移動。アイヌ民族の5神をまつった祭壇にサケを供えた。祭司はアイヌ語で「この川にサケをたくさん上らせ、集落に恵みをもたらしてください」などと唱え、集落の繁栄や豊漁を願った。(阿部里子)
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/chiiki/250611.html

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