先住民族関連ニュース

先住民族関連のニュース

原油タンク群横に憩いの森 共同備蓄北海道事業所

2010-09-08 | アイヌ民族関連
(苫小牧民報 2010年 9/6)
 苫小牧市の北海道石油共同備蓄北海道事業所(後藤秀美所長)内に、森林散策が楽しめる「ニナルカの森」が登場した。散策路や人工池もある。2011年にはホタル観察会を開きたい、といい、市民が気軽に自然と触れ合える場所にする。
 原油貯蔵タンク群の北西側の緑樹帯に造成した。広さ1.5ヘクタールのミズナラやシラカバの森に、382メートルのウッドチップを敷いた散策路と二つの人工池を設けた。後藤所長の発案という。事業所が安平川に近く、苫小牧市静川の丘陵地に立地していることから、森の名を、アイヌ語の「川沿いの大地の上」(ニナルカ)から取った。大正、昭和期にニナルカという駅が静川地区にあったという。
 散策路に、ミズバショウなど30種類以上の植物を植えた。四季ごとにさまざまな花が楽しめるという。池を整備には、宮の森町内会の「ホタルの会」からアドバイスを受けた。来春、幼虫1000匹を放流し、無事に育てばホタルの観察会を開催する。
 今後、一般向けの構内見学や自然観察会に森を活用する。総務課の山崎博樹さんは「森の役割や自然を守ることの大切さを理解してもらえれば」と話している。見学の問い合わせは総務課 電話0144(56)2151。
http://www.tomamin.co.jp/2010t/t10090601.html

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

サケ豊漁願い 火の神に祈り 千歳川で伝統儀式

2010-09-08 | アイヌ民族関連
(北海道新聞 09/06 14:11)
 【千歳】川に遡上(そじょう)したサケを迎えるアイヌ民族の儀式「アシリチェップノミ」が5日、千歳川の長沼用水取水口(千歳市蘭越)で行われ、地元住民らが今年の豊漁を祈願した。
 道アイヌ協会千歳支部(中村吉雄支部長)の伝統行事で、今秋が19回目。支部員と、日高管内の新冠や平取の同協会会員ら約30人が民族衣装に身を包んで、特設のいろりを厳かに囲んだ。
 アシリチェップ(今年初のサケ)の捕獲は、支部員家族の千歳北陽高2年、佐々木翔太君が初挑戦。チプ(丸木舟)からマレク(もり)で水中を鋭く突いてみせ、周囲から「見事」の声が上がった。
 いろり脇にサケを供え、祭司の野本久栄さんがアペフチカムイ(火の神)に祈念。川辺の木陰でホリッパ(輪踊り)やチェプオハウ(サケの汁物)の昼食もあり、和やかな時が過ぎた。(石川泰士)
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/sapporo/249781.html

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

白糠でフンペ祭り 踊りでクジラに感謝 アイヌ文化保存会

2010-09-08 | アイヌ民族関連
(北海道新聞 09/06 14:22)
 【白糠】釧路管内白糠町のアイヌ民族の言い伝えにちなんだ「フンペ(クジラ)祭り」が5日、町馬主来(ぱしくる)のフンペリムセ発祥記念碑広場で開かれ、白糠アイヌ文化保存会の会員らがフンペリムセ(クジラの踊り)を奉納した。
 道アイヌ協会白糠支部主催。フンペリムセは、飢えに苦しんでいたアイヌ民族が、浜に打ち上げられたクジラの肉で飢えをしのいだことに感謝して生まれたと伝えられている。国の重要無形文化財に指定されたのを機に、1996年から毎年祭りを開催している。
 約40人が出席。酒杯を手に神に祈りをささげるカムイノミを行った後、クジラの肉を人と鳥が分け合った様子などを踊りながら表現し、神の恵みに感謝した。(坂本有香)
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/chiiki3/249790.html

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

神々に感謝の祈り―伊達でカムイノミ・イチャルパ祭

2010-09-08 | アイヌ民族関連
【室蘭民報 2010年9月6日(月)朝刊】
 アイヌ民族の伝統的儀式「カムイノミ・イチャルパ祭」が5日、伊達市の有珠善光寺自然公園アイヌ慰霊碑前で行われ、神々へ祈りを捧(ささ)げ、先祖を供養した。
 北海道アイヌ協会伊達支部(小野祐照支部長)主催。16回目となる今年は、同支部会員のほか、菊谷秀吉伊達市長らも参加し、自然の中に宿る神々に感謝する「カムイノミ」と先祖の霊を供養する女性のみによる「イチャルパ」を実施した。
 カムイノミは、エカシ(長老)役の諏訪野義雄さんに続いて、参加者らが祭壇にまつった太陽、海、山などの13神に平和や安定した生活を祈願した。儀式終了後は、会場で伝統料理が振る舞われたほか、古式舞踊などが披露された。
(菅原啓)
http://www.muromin.mnw.jp/murominn-web/back/2010/09/06/20100906m_07.html

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アシリチェップノミ:遡上のサケ迎え、アイヌ伝統儀式--千歳 /北海道

2010-09-08 | アイヌ民族関連
毎日新聞 2010年9月6日 地方版
 川を遡上(そじょう)してきたサケを迎えて豊漁祈願するアイヌの伝統儀式「アシリチェップノミ」が5日、千歳市の千歳川沿いで開かれた。
 北海道アイヌ協会千歳支部主催で、今年で19回目。川に浮かべたチプ(丸木舟)に乗り、マレク(もり)でサケを突く伝統漁法に市内の高校2年生、佐々木翔太さん(16)が初めて挑戦。わずか5分ほどでサケを仕留めると、歓声が上がった。
 カムイノミ(祈りの儀式)では、取ったばかりのサケをアペフチカムイ(火の神)に供え、伝統衣装に身を包んだ参加者が自然の恵みに感謝した。【円谷美晶】
http://mainichi.jp/hokkaido/shakai/news/20100906ddlk01040153000c.html

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする