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カムイと生きる

2012-06-28 | アイヌ民族関連
シネマトゥデイ 2012年06月28日

チェック:アイヌ民族古来の生き方を実践し、その伝統を後世に伝えようと活動している“アイヌの治造”こと、浦川治造のドキュメンタリー。70歳を過ぎているとは思えない精力的な姿、彼自身、家族、周囲の人々から語られる豪快なエピソードなどを通し、自然との共生を重んじたアイヌプリ(アイヌらしい生き方)の精神を浮かび上がらせていく。メガホンを取るのは、広告や音楽プロモーションなどの映像演出に携わってきた小松秀樹。ナレーションを、浦川のおいでもある俳優の宇梶剛士が務めている。

ストーリー:北海道浦河町のアイヌ集落で生まれ、父親から自然と共存する生き方「アイヌプリ」を学びながら育った浦川治造。生活のために40代で東京へ向かい、屈強な肉体と快活な性格を生かして懸命に働きながらも、都会の生活に染まることなく「アイヌプリ」を実践してきた。東京アイヌ協会やアイヌ初の国会議員・萱野茂氏の後援会を設立し、さらに山梨県大月市と東京都あきる野市にアイヌの伝統民家であるチセを復元するなどの活動に尽力して忙しい日々を送る。そんな彼に人々が魅了される一方で、家族は家にいないことを寂しがっていたという。
公式サイト:http://www.kamuytoikiru.com/

製作年: 2011年
製作国: 日本
日本公開: 2012年3月24日
上映時間: 1時間56分
配給: サイクロイド   カラー
http://www.cinematoday.jp/movie/T0014184

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「マオリに学んで」アイヌ民族をNZに派遣

2012-06-28 | アイヌ民族関連
朝日新聞 2012年06月26日
■NZでの交流事業、参加者募る
 アイヌ民族の人々をニュージーランドに派遣し、先住民族マオリの先進的な取り組みを学んでもらおうと、「アオテアロア・アイヌモシリ交流プログラム実行委員会」がアイヌ民族の参加者を募集している。
 今年1月来日し、「アイヌ民族党」結党大会に出席したニュージーランド先住民族の政党「マオリ党」の国会議員が企画。来日時に交流したアイヌ民族の人たちが中心になって、日本側の実行委を立ち上げた。
 派遣は来年1月21日から約1カ月。滞在費はマオリ側の受け入れ組織が、渡航費は実行委が資金を集めて負担するため、本人負担は雑費など5万円。現地ではマオリの重要な行事に参加したり、マオリ語の教育現場などを見たりしながら研修を行う。
 アイヌ民族であることを積極的に公表していない人にも、参加を呼びかけたいとしている。
 募集はアイヌ民族10人程度。参加動機や思いを書いた千字以内の作文と履歴書による1次選考の後、7月27日に東京で、7月30日に札幌で面接による2次選考がある。応募締め切りは6月30日(当日消印有効、ファクス可)。書類提出先は〒252・0135神奈川県相模原市緑区大島3336の1 島田あけみさん気付、実行委員会事務局(電話・ファクス042・763・6602)。メールの問い合わせは事務局(aaep2012@gmail.com)へ。
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000001206260002

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