苫小牧民報 (2016年 5/9)
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メニュー拡大を目指す白老町のふるさと納税
白老町は18日午後1時から、町役場でふるさと納税「白老町ふるさとGENKI応援寄付金事業」の町内事業者向け説明会を開催する。町のPRと地域経済の活性化に向けた、寄付者への返礼品メニューの拡充が狙い。観光協会や商工会の会員企業に対する呼び掛けとともに、町内事業者の参加を広く呼び掛けている。
白老町のふるさと納税事業は寄付額を1万円以上、2万円以上、3万円以上、5万円以上、10万円以上の5コースに設定。金額に応じて白老牛や虎杖浜たらこをはじめ、食材詰め合わせ、ホテル宿泊券、居酒屋の食事券など、町内7事業者が用意する15品目から返礼品を選べる仕組みとしている。
寄付額は1万円以上のコースが全体の7割以上を占め、食材を要望する人が圧倒的に多いのが特徴。町によると、「白老町に足を運んでもらうことで経済効果やリピート効果が期待できる」(経済振興課)として、幅広いジャンルで返礼品メニューを拡大することにした。
18日に開催する説明会では、ふるさと納税の関連業務を受託運営している代行業者「さとふる」の担当者を招き、階層別の人気商品やふるさと納税の全国動向などを紹介してもらう予定。
町によると、同事業はメールによる発注依頼に応じ、それぞれの参加事業者が商品を発送する仕組み。現在参加している町内事業者は一定の収益を上げているといい、「負担感の少なさもメリットの一つ」と強調する。現在は食材が中心だが、2020年の「民族共生の象徴空間」開設を見据え、アイヌ文化に関するメニューも増やして白老町独自の特徴を打ち出したい考えだ。
白老町は08年度にふるさと納税の取り組みをスタート。14年9月から地元食材などを使った返礼品の贈呈を導入し、初年度は約3220万円の寄付があった。その後、返礼品の内容を充実させたことで15年度の寄付総額は約1億3000万円に急増。このうち代行業者への経費と商品原価を除いた約4000万円が町の歳入となっている。
http://www.tomamin.co.jp/20160538256
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メニュー拡大を目指す白老町のふるさと納税
白老町は18日午後1時から、町役場でふるさと納税「白老町ふるさとGENKI応援寄付金事業」の町内事業者向け説明会を開催する。町のPRと地域経済の活性化に向けた、寄付者への返礼品メニューの拡充が狙い。観光協会や商工会の会員企業に対する呼び掛けとともに、町内事業者の参加を広く呼び掛けている。
白老町のふるさと納税事業は寄付額を1万円以上、2万円以上、3万円以上、5万円以上、10万円以上の5コースに設定。金額に応じて白老牛や虎杖浜たらこをはじめ、食材詰め合わせ、ホテル宿泊券、居酒屋の食事券など、町内7事業者が用意する15品目から返礼品を選べる仕組みとしている。
寄付額は1万円以上のコースが全体の7割以上を占め、食材を要望する人が圧倒的に多いのが特徴。町によると、「白老町に足を運んでもらうことで経済効果やリピート効果が期待できる」(経済振興課)として、幅広いジャンルで返礼品メニューを拡大することにした。
18日に開催する説明会では、ふるさと納税の関連業務を受託運営している代行業者「さとふる」の担当者を招き、階層別の人気商品やふるさと納税の全国動向などを紹介してもらう予定。
町によると、同事業はメールによる発注依頼に応じ、それぞれの参加事業者が商品を発送する仕組み。現在参加している町内事業者は一定の収益を上げているといい、「負担感の少なさもメリットの一つ」と強調する。現在は食材が中心だが、2020年の「民族共生の象徴空間」開設を見据え、アイヌ文化に関するメニューも増やして白老町独自の特徴を打ち出したい考えだ。
白老町は08年度にふるさと納税の取り組みをスタート。14年9月から地元食材などを使った返礼品の贈呈を導入し、初年度は約3220万円の寄付があった。その後、返礼品の内容を充実させたことで15年度の寄付総額は約1億3000万円に急増。このうち代行業者への経費と商品原価を除いた約4000万円が町の歳入となっている。
http://www.tomamin.co.jp/20160538256