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北海道中標津町の秘湯・養老牛温泉の開業100年を祝う記念式典が…

2016-05-24 | アイヌ民族関連
毎日新聞2016年5月23日 北海道朝刊
 北海道中標津町の秘湯・養老牛温泉の開業100年を祝う記念式典が22日あり、小林実町長が「眠りにつくような自然の中で俗化されず、旅人の心を癒やしてきた」と振り返った。
 アイヌ民族が春先のヒグマ猟の拠点にするなど400年以上前から活用されてきたが、温泉旅館としての営業が始まったのは1916(大正5)年から。神経痛や腰痛などに効用があるとされる。
 映画「釣りバカ日誌」のロケ地にもなった名湯だが、現在の宿は2軒のみ。「湯宿だいいち」の長谷川松美社長は「今日を機に発展させたい」と、にぎわい復活へ意欲をこんこんと湧かせていた。【本間浩昭】
http://mainichi.jp/articles/20160523/ddr/041/040/005000c

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新法「19年めど」 政府に要望へ 道アイヌ協会総会

2016-05-24 | アイヌ民族関連
北海道新聞 05/22 10:03

「先住民族のための新法制定へ 今こそアイヌ民族の団結を」と記された垂れ幕がかかる会場であいさつする北海道アイヌ協会の加藤忠理事長
 北海道アイヌ協会(札幌)の本年度総会が21日、札幌市内で開かれた。アイヌ民族の生活・教育支援を目的とした新法の制定について、政府が検討を始めたことを受け、3年後の2019年をめどに制定するよう、政府に要望していく方針を決めた。
 加藤忠理事長はあいさつで、新法制定に向けた動きを歓迎し、「差別と貧困が何世代も続いてきた負の連鎖を断ち切るべく、文化だけではない総合的なアイヌ政策を確立してもらいたい」と述べた。
 また、国が20年に胆振管内白老町に開設するアイヌ文化復興の拠点「民族共生象徴空間」の具体的な整備方針が定まってきたことに触れ、「公開に向けてようやく道筋が見えた」と評価した。
 本年度は同協会の設立70周年に当たり、祝賀会などの記念行事を来年1月に札幌市で開くことを決定。道と連携し、アイヌ民族の伝統工芸と現代的なデザインを融合した商品の開発を図る「アイヌプロダクツ」事業を新規に始めることも決めた。
 役員改選も行われ、加藤理事長を再任した。任期は2年。
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/society/society/1-0272893.html


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