先住民族関連ニュース

先住民族関連のニュース

ドキュメンタリー映画 「Ainu ひと」 アイヌの伝統と今、刻むために 北海道・平取町 4人の古老に密着

2018-09-15 | アイヌ民族関連

会員限定有料記事 毎日新聞2018年9月14日 大阪夕刊
 日本の先住民族で、今も北海道に暮らすアイヌ民族の文化や暮らしに密着したドキュメンタリー「Ainuひと」が15日、神戸の元町映画館などで全国に先駆けて公開される。溝口尚美監督は、「日本ではアイヌについて知らない人が多いが、豊かな文化をかっこいいと思ってもらえたらうれしい」と話す。【倉田陶子】
 かつてアイヌモシリ(アイヌの大地)と呼ばれた北海道日高地方の平取町には、今も多くのアイヌ民族が暮らしている。アイヌ文化研究に多大な貢献をし、参院議員を務めた故・萱野茂の出身地でもある。明治政府は1869年以降、北海道の開拓を始め、アイヌ民族を「平民」として戸籍を作り、同化政策を進めたため、アイヌ文化は急速に衰退していった。それから約150年、アイヌ語を含めた独自文化継承のために力を尽くしてきた4人の古老の姿を丁寧に追った。
 「私自身、アイヌ民族に詳しかったわけではない」と話す溝口監督は、兵庫県加東市出身。映像制作会社を経…
この記事は有料記事です。
残り640文字(全文1050文字)
https://mainichi.jp/articles/20180914/ddf/012/200/014000c

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

国の重要文化的景観の一角、アイヌの岩も崩落

2018-09-15 | アイヌ民族関連
読売新聞 2018年09月14日 16時46分

 北海道で6日に起きた最大震度7の地震では、文化財にも大きな被害が出ている。震度6弱を観測した平取びらとり町では、国の重要文化的景観の一角をなすアイヌ文化ゆかりの岩の一部が崩落。大規模な土砂崩れが起きた厚真あつま町でも、町内で出土した土器など数千点が損壊した恐れがあり、地元関係者が調査を進めている。
 「非常に残念だ」
 森岡健治・平取町教育委員会文化財課長は、ため息をついた。同町教委は12日、二風谷にぶたにダムのそばにあり、親子のクマ3頭が尾根づたいに登っているように見える岩「ウカエロシキ(クマの姿岩)」の一部が崩落したことを確認した。
 森岡課長によると、3頭のクマのうち、1番後ろにいる「親グマ」の頭部の岩が崩れ落ちたほか、先頭の「子グマ」の胴体にも損傷がみられるという。
(ここまで345文字 / 残り725文字)
https://www.yomiuri.co.jp/culture/20180914-OYT1T50077.html

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

白老イメージし創作 シルキオプロジェクト開催中

2018-09-15 | アイヌ民族関連
苫小牧民報 2018/9/14配信

 白老の歴史や自然を図案化した「シルキオプロジェクト チャプター1 インプレッション」展が、11日から白老町大町の旧柏村旅館で開かれている。札幌市在住の相川みつぐさん、森迫暁夫さんが白老に伝わる神話や歴史、自然などから触発された図柄をシルクスクリーンで印刷。アイヌ文様を取り入れながらも独特な世界観で表現された絵柄が展示されている。
 同展はもともと飛生芸術祭との同時開催で予定していたが、地震の影響により単独での開催となった。
 「シルキオ」は、アイヌ語で「模様のついた」という意味。相川さん、森迫さん、中村一典さんの3人が、白老の歴史や自然、文化などを調べ、そこから触発された絵柄をシルクスクリーンで印刷した作品を仕上げた。
 相川さんは、ポンアヨロ川に伝わる神話を表現。オキクルミ(アイヌの英雄)が尻もちをついた跡と呼ばれる「オソロコチ」の物語をもとに、クジラ漁の様子や海辺で暮らしていたアイヌの人たちの特徴を捉えた図柄に仕上がっている。
 森迫さんは、白老に住むアイヌの人々は沖から山を眺めながら漁をしていたことから、山の神でもあるクマが転がることと自然が回転していくイメージと生命力を重ね合わせたデザイン。表情や動作を変化させながらクマを通して白老の文化を表現した。
 会場内には、長さ5メートルの布に2人のデザインをシルクスクリーンで印刷したもののほか、壁や窓にも図柄を展示している。
https://www.tomamin.co.jp/news/area2/14665/

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日本の「入れ墨(タトゥー)ノー」なぜ? 任侠映画と暴対法が転機 火消しなどに流行の時代も

2018-09-15 | アイヌ民族関連
会員限定有料記事 毎日新聞2018年9月14日 東京朝刊
<access>
 タレントのりゅうちぇるさんが両肩にタトゥーを入れたことを写真共有アプリ「インスタグラム」で公表し、批判が相次いだ。しかし、タトゥー(入れ墨)は古代から世界中にあり、海外のスポーツ選手でも珍しくない。現代の日本でこれほどタブー視されるのはなぜなのか、背景を探った。【和田浩幸】
 しっかりしたパパかと思っていたのに残念--。りゅうちぇるさんが8月19日、妻でタレントのぺこさんの本名と7月に生まれた息子の名前を入れたタトゥーを公表すると、そんなコメントが多く寄せられた。
 これに対し、りゅうちぇるさんは同21日の投稿で「こんなに偏見のある社会どうなんだろう。仕方ないよね…
この記事は有料記事です。
残り956文字(全文1249文字)
http://mainichi.jp/articles/20180914/ddm/012/040/097000c

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする