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首長の遺骨、子孫に返還へ(その2止) 遺骨持ち去り、なぜ

2018-09-23 | アイヌ民族関連
会員限定有料記事 毎日新聞2018年9月23日 東京朝刊

 ◆アイヌ首長バフンケの歩みたどり
樺太と欧州、悲恋も
 「樺太アイヌの首長、バフンケの遺骨が北海道大に保管されていることが分かりました。木村愛吉さんらしい」
 横浜市で電気工事会社を営む木村和保(かずやす)さん(63)のもとに、旧知の北大名誉教授、井上紘一さん(77)から電話があったのは2016年夏のことだった。
 「愛吉」については、祖母でアイヌのチュフサンマにつながる親戚の一人という程度の認識しかなく、詳しい…
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残り4763文字(全文4970文字)
https://mainichi.jp/articles/20180923/ddm/010/040/080000c

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首長の遺骨、子孫に返還へ(その1) アイヌの名誉回復を

2018-09-23 | アイヌ民族関連
会員限定有料記事 毎日新聞2018年9月23日 東京朝刊

北海道大学内にあるアイヌ納骨堂前でたたずむ木村和保さん=札幌市北区で7月29日、竹内幹撮影
「まるで標本室のようですね」
 北海道大(札幌市)の医学部駐車場の片隅に、コンクリート造りの「アイヌ納骨堂」がひっそりとたたずむ。樺太(サハリン)に暮らしていた樺太アイヌの子孫、木村和保(かずやす)さん(63)=横浜市在住=がつぶやいた。アイヌの人たちでも中に入ることはほとんど許されず、年に1度の慰霊祭以外はシャッターを下ろしたままだ。
 ここには北海道や千島列島、樺太から集められたアイヌの遺骨1000体以上が眠っている。多くは19世紀…
この記事は有料記事です。
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http://mainichi.jp/articles/20180923/ddm/001/040/074000c

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[TGS 2018]幼なじみ8人で作ったゲームスタジオLienzo。地元ラブの開発者に彼らのゲーム,「Mulaka」の話を聞いた

2018-09-23 | 先住民族関連
4Gamer.ne t09/23

 日本語PlayStation 4版およびNintendo Switch版のリリースが予定されているアクションアドベンチャー「Mulaka」だが,本作を開発したメキシコのゲームスタジオ,Lienzoの共同設立者でゲームディレクターでもあり,Edgar Serrand氏が東京ゲームショウ2018の開催に合わせて来日している。短時間ながら,話を聞く機会を得たので,お伝えしたい。
 発売中の英語版をプレイした人なら,Mulakaがメキシコのタラフマラ族を題材にした作品で,独特の色づかいや文化考察の深さなど,異色のタイトルであることを知っているはず。TGS会場で試遊したり,画面を見たりした人の中には,「妙に気になるタイトル」として頭に残っているかもしれない。
公式サイト https://www.lienzo.mx/mulaka/
 タラフマラ族は,メキシコ北西部の高地砂漠シエラ・マドレ・オクシデンタルに暮らす先住民族で,地勢的にアステカ文明の支配を受けておらず,また過酷なスペイン帝国の植民地政策も乗り越えて,いまなお独自の文化を継承していることで知られる。果たして,Lienzoはなぜ,こうしたタラフマラ族をゲームのテーマに据えようと思ったのだろうか。
4Gamer:本日はよろしくお願いします。「Mulka」の開発の経緯を教えてください。
Edgar Serrand氏(以下,Serrand氏):まず2年ほどかけて,研究者と協力してタラフマラ族を調査しました。私はメキシコに住んでいるのですが,彼らについてはまだ分からないことが多いのです。人類学者や民俗学者にも協力を仰ぎ,タラフマラ族の文化や伝統,伝説などを「Mulaka」の中に表現しています。
4Gamer:タラフマラ族にスポットライトを当てた理由はなんですか。
Serrand氏:タラフマラ族については,シャーマンの伝説なども多いですが,「超人的な持久力」を物語る逸話をよく耳にします。鹿が疲れて動けなくなるまで追い回して捕まえるなんて,すごいですよね。
4Gamer:サンダル履きでマラソン大会に出場して,優勝したなんてこともあったそうですね。
Serrand氏:そうです。なんというか,日本人が,サムライがすごい! と感じるのと同じでしょうか。
4Gamer:我々が“侍のゲームを作りたい”と思うのと変わらないわけですね。
Serrand氏:日本ならサムライやニンジャ,ヨーロッパならナイト。素晴らしい文化があります。でも,メキシコにもそれはいっぱいあって,そうした文化を世界に伝えたいと思ったんです。とりわけ,タラフマラ族のことを伝えたかった。
4Gamer:だから調査に時間をかけ,専門家の協力も仰いだんですね。
Serrand氏:ええ。もちろんタラフマラ族の力も借りています。遊びながらメキシコの文化を体験できるんです。
4Gamer:開発スタッフも,すべてメキシコの人なんですか。
Serrand氏:チワワにスタジオがあり,幼なじみの8人でゲームを作っています。ですから,もちろんみんなメキシコにとても詳しく,昔からメキシコの文化を世界に知ってもらうゲームを作るのが使命だと感じていました。子供のときからゲーム開発者になるための勉強をしていましたし,メンバー全員,地元が大好きなんです
4Gamer:なるほど。ところで日本語版が予定されているPS4版の特徴などはありますか。
Serrand氏:我々はPS4が大好きだから,PS4ファン向けの機能をいくつか追加しました。たとえば,タッチパッドを押すと,メキシコの気に入った風景を切り取れたり。カメラが動かせるので,心に残る風景があれば,撮影してください。
4Gamer:では最後に,日本のゲーマーにメッセージをお願いします。
Serrand氏:日本はビデオゲーム発祥の地で,私達はビデオゲームが大好きです。そんな私達が作った「Mulaka」を日本のゲーマーの皆さんに楽しんでもらえたら,とても嬉しい。「Mulaka」」は日本への恩返しでもあるんです。
4Gamer:本日はどうも,ありがとうございました。
https://www.4gamer.net/games/403/G040301/20180922067/

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