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先住民族関連ニュース

先住民族関連のニュース

曽我英子さんと森永泰弘さんの展覧会 白老に滞在し制作

2018-09-25 | アイヌ民族関連
苫小牧民報 2018/9/24配信
 フィールドワークを通して作品を製作した曽我英子さんと森永泰弘さんによる展覧会が21~23日、白老町内の旧田辺本店で開かれた。白老に自生する根曲がり竹を通した竹文化の様子を撮影した映像作品、町内のウツナイ川など川の音や白老民俗芸能保存会による歌、ムックリ演奏の音源作品を披露した。
 白老町内の地域資源や文化を活用してまちづくりを行うウイマム文化芸術プロジェクト(実行委員会)の一環。今回は両氏が白老に滞在しながら作品を製作するアーティスト・イン・レジデンスで完成した作品の展覧会となり、両氏が白老でのフィールドワークを通して製作した映像作品と音源作品を披露した。
 曽我さんは、白老に根付く竹浦の根曲がり竹が生育する竹林で作業を行う竹浦物産を訪れ、本州とは異なる竹文化を作業現場の様子などを通じて映像化。また、アイヌのものづくりを学びながら人々の生活を映像に盛り込んだ。このほか、2016年に平取町二風谷で製作したチェプケリづくりなどの映像作品も展示している。
 森永さんは、白老アイヌ民俗芸能保存会の協力を得て、水鳥の舞とムックリ演奏の音源のほか、ウツナイ川、アヨロ川、虎杖浜の親水公園の水の音を収録したものを会場内で流した。場所によって異なる音が聞こえてくるよう工夫され、来場者たちは主催者の説明を受けながら、耳を澄ませていた。
 23日には両氏によるトークショーや、同時開催で旧柏村旅館では「しらおい・まっしゅるーむ・ぱびりおん」と題した展示も行われた。
https://www.tomamin.co.jp/news/area2/14731/

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台湾の「デザインによる地域イノベーション」 成果を紹介=東京で企画展

2018-09-25 | 先住民族関連
中央フォーカス台湾 2018/09/24 18:57

展示会場で注目を集めた砲弾で作られた金門製の包丁など
(東京 24日 中央社)国家発展委員会が推進する地域イノベーション促進事業の成果を紹介する企画展が東京都の「GOOD DESIGN Marunouchi」で21日から開催されている。台湾の「デザインによる地域イノベーション」をコンセプトに、花や果物、竹、茶、海洋、戦地、先住民、人文(文化)のテーマ別に作品などを展示し、台湾の経験を日本に伝えると同時に地方創生における日台の交流を促す。
国家発展委員会は、デザインを通じて地方創生を目指す取り組みを2016年に始動。「クリエイティブ、イノベーション、起業、創生」の戦略によって地域と産業、優秀な人材を結びつけるとともに、デザインで付加価値を与え、産業発展と地方文化の向上を図っている。昨年には18の県市に補助金を出し、計画を実施。今年は前年に特に顕著な成果をあげた6県市を選び、第二段階の計画を推進しているほか、新たに10の辺地の地区への補助も行っている。
22日に行われた開幕式で国家発展委員会の陳美伶主任委員(閣僚)は、少子高齢化や都市部の人口過密など台湾と日本が共通した問題を抱えていることに言及。2016年から行っている地方創生の取り組みは、日本のやり方や経験を参考にしていると紹介し、計画を通じて人材が地方に戻り、地方の産業の活性化を後押しできればと期待を寄せた。
開幕式には台北駐日経済文化代表処の謝長廷代表(大使に相当)のほか、日本のデザイン業界からは日本デザイン振興会の大井篤理事長、日本インダストリアルデザイナー協会の田中一雄理事長らも出席。日本側の招待客は開幕式後に会場を見学し、砲弾で作られた金門製の包丁や南部・台南市官田でヒシの実の殻を再利用して作られた墨汁や炭などに興味を示していた。
企画展「2018 台湾 地方創生展―デザインによる地域イノベーション」は30日まで。入場無料。
(楊明珠/編集:名切千絵)
http://japan.cna.com.tw/news/asoc/201809240005.aspx

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