苫小牧民報 2018/9/24配信
フィールドワークを通して作品を製作した曽我英子さんと森永泰弘さんによる展覧会が21~23日、白老町内の旧田辺本店で開かれた。白老に自生する根曲がり竹を通した竹文化の様子を撮影した映像作品、町内のウツナイ川など川の音や白老民俗芸能保存会による歌、ムックリ演奏の音源作品を披露した。
白老町内の地域資源や文化を活用してまちづくりを行うウイマム文化芸術プロジェクト(実行委員会)の一環。今回は両氏が白老に滞在しながら作品を製作するアーティスト・イン・レジデンスで完成した作品の展覧会となり、両氏が白老でのフィールドワークを通して製作した映像作品と音源作品を披露した。
曽我さんは、白老に根付く竹浦の根曲がり竹が生育する竹林で作業を行う竹浦物産を訪れ、本州とは異なる竹文化を作業現場の様子などを通じて映像化。また、アイヌのものづくりを学びながら人々の生活を映像に盛り込んだ。このほか、2016年に平取町二風谷で製作したチェプケリづくりなどの映像作品も展示している。
森永さんは、白老アイヌ民俗芸能保存会の協力を得て、水鳥の舞とムックリ演奏の音源のほか、ウツナイ川、アヨロ川、虎杖浜の親水公園の水の音を収録したものを会場内で流した。場所によって異なる音が聞こえてくるよう工夫され、来場者たちは主催者の説明を受けながら、耳を澄ませていた。
23日には両氏によるトークショーや、同時開催で旧柏村旅館では「しらおい・まっしゅるーむ・ぱびりおん」と題した展示も行われた。
https://www.tomamin.co.jp/news/area2/14731/
フィールドワークを通して作品を製作した曽我英子さんと森永泰弘さんによる展覧会が21~23日、白老町内の旧田辺本店で開かれた。白老に自生する根曲がり竹を通した竹文化の様子を撮影した映像作品、町内のウツナイ川など川の音や白老民俗芸能保存会による歌、ムックリ演奏の音源作品を披露した。
白老町内の地域資源や文化を活用してまちづくりを行うウイマム文化芸術プロジェクト(実行委員会)の一環。今回は両氏が白老に滞在しながら作品を製作するアーティスト・イン・レジデンスで完成した作品の展覧会となり、両氏が白老でのフィールドワークを通して製作した映像作品と音源作品を披露した。
曽我さんは、白老に根付く竹浦の根曲がり竹が生育する竹林で作業を行う竹浦物産を訪れ、本州とは異なる竹文化を作業現場の様子などを通じて映像化。また、アイヌのものづくりを学びながら人々の生活を映像に盛り込んだ。このほか、2016年に平取町二風谷で製作したチェプケリづくりなどの映像作品も展示している。
森永さんは、白老アイヌ民俗芸能保存会の協力を得て、水鳥の舞とムックリ演奏の音源のほか、ウツナイ川、アヨロ川、虎杖浜の親水公園の水の音を収録したものを会場内で流した。場所によって異なる音が聞こえてくるよう工夫され、来場者たちは主催者の説明を受けながら、耳を澄ませていた。
23日には両氏によるトークショーや、同時開催で旧柏村旅館では「しらおい・まっしゅるーむ・ぱびりおん」と題した展示も行われた。
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