先住民族関連ニュース

先住民族関連のニュース

ウポポイ 課題は知名度の向上

2020-01-03 | アイヌ民族関連
NHK 01月02日 06時30分

アイヌ文化を発信する国立博物館などの施設、愛称ウポポイが、ことし4月、白老町にオープンします。
ウポポイは知名度不足が課題になっていて、国と道は、目標に掲げる年間100万人の来場者数の達成に向けてPRに力を入れることにしています。
アイヌ文化を発信する国立の施設として、胆振の白老町で整備が進められている「民族共生象徴空間」=愛称ウポポイは、ことし4月24日にオープンします。
ウポポイには、アイヌ民族の歴史や文化を紹介する「国立アイヌ民族博物館」や、伝統的な舞踊や食文化などに触れることができる施設のほか、各地の大学が保管しているアイヌの遺骨を集約する慰霊施設も設けられ、博物館の展示物は来月にも搬入が始まる見通しです。
国と道は年間100万人の来場者数を目標に掲げていますが、去年道が行ったアンケート調査で「ウポポイを知っている」と答えたのは道民でも35%にとどまり、知名度の向上が課題になっています。
目標の達成に向け、国や道は「さっぽろ雪まつり」でアイヌ文化を紹介するほか、インターネット上の広告を増やすなどしてウポポイのPRに力を入れることにしています。
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20200102/7000016726.html?fbclid=IwAR3eUDGWyToRtnRM6juawUN0wq5Eabz2o3ZGsS74R0DxkxG5dx6wNbgHM7I

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

米EWが選ぶ2010年代のノンフィクション書籍ベスト10

2020-01-03 | 先住民族関連
[映画.com ニュース]2020年1月2日 08:00
米EWが、2010年代に発売されたノンフィクション書籍のなかからベスト10を選出した。
1位は、父から息子への手紙という形でアメリカの人種差別問題を描いたアフリカ系アメリカ人作家タナハシ・コーツの「世界と僕のあいだに」(2015)。同書で全米図書賞を受賞し、ピュリッツァー賞ファイナリストに選出されたコーツは、マーベルのコミック「ブラックパンサー」シリーズを執筆しているほか、「ブラックパンサー」のライアン・クーグラー監督、マイケル・B・ジョーダン主演の新作「Wrong Answer(原題)」の脚本を執筆している。
2位は、歌手・詩人のパティ・スミスの回想録「ジャスト・キッズ」(2010)。全米図書賞を受賞した同書は、スミスと写真家ロバート・メイプルソープ(1989年にエイズで死去)の出会いと別れを中心に、60?70年代のニューヨークでさまざまなアーティストと交流したスミスの青春の日々が綴られている。
また、5位にはマーティン・スコセッシ監督、レオナルド・ディカプリオ、ロバート・デ・ニーロ共演で映画化が決まっている、デビッド・グラン著「花殺し月の殺人 インディアン連続怪死事件とFBIの誕生」 (2017)が選出された。1920年代の米オクラホマで裕福な先住民オセージ族とその関係者が次々と不審死した、石油利権と人種差別が絡みあう残虐な実話に焦点を当てた作品で、映画は2020年3月にクランクインが予定されている。
米EWが選んだ2010年代のノンフィクション書籍ベスト10は以下の通り。
1. 「世界と僕のあいだに」タナハシ・コーツ著
2. 「ジャスト・キッズ」パティ・スミス著
3. 「いつまでも美しく インド・ムンバイのスラムに生きる人びと」キャサリン・ブー著
4. 「いま、希望を語ろう 末期がんの若き医師が家族と見つけた「生きる意味」」ポール・カラニシ著
5. 「花殺し月の殺人 インディアン連続怪死事件とFBIの誕生」 デビッド・グラン
6. 「Say Nothing」パトリック・ラーデン・キーフ著
7. 「不死細胞ヒーラ ヘンリエッタ・ラックスの永遠なる人生」レベッカ・スクルート著
8. 「The Recovering」レスリー・ジェイミソン著
9. 「綻びゆくアメリカ 歴史の転換点に生きる人々の物語」ジョージ・パッカー著
10. 「How to Survive a Plague」デビッド・フランス著
https://eiga.com/news/20200102/1/

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする