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北海道)地球と遊ぼう 旭川でミンタラ探検隊結成

2020-01-09 | アイヌ民族関連
朝日新聞 2020年1月8日03時00分

立岩の前でアイヌの伝説や地層の成り立ちを学ぶ「ミンタラ探検隊」の参加者=2019年12月22日午前10時44分、北海道旭川市
 「地球と遊ぼう」をキャッチフレーズに、北海道旭川市周辺の多様な地形と、その上に成り立つ人々の営みに触れる、「ミンタラ探検隊」が結成された。地域おこし協力隊員が中心となり、旭川市などが進める「大雪山カムイミンタラジオパーク構想」の実現に向けて、地域の魅力発掘に取り組む。
 昨年12月22日、ミンタラ探検隊が向かったのは、上川盆地を流れる石狩川や美瑛川が合流する旭川市の忠和地区。探検のテーマは「アイヌ妖刀伝説の謎をひもとけ」だ。
 石狩川のそばにある高さ約8メートルの「立岩」は、1億年前に地下深くで作られた変成岩だ。川へ迫る丘陵地の際に立ち、二つに割れている。探検隊長で地域おこし協力隊の岩出昌さん(33)は、参加した12人の大人や子どもたちに、この岩にまつわるアイヌの妖刀伝説を物語った。
 伝説は「人々を切り回る妖刀を立岩に納めると岩が二つに割れ、その後、近くの沼に投げ入れるとコタンに平和が戻った」というもの。立岩のそばには、今は埋め立てられているものの、かつては「底なし沼」として知られる沼があった。
 岩出さんは「ちょうどこの地が、1億年前の変成岩が露出する場所と、上川盆地の湿地との境目。だからこのような伝説が生まれたのかもしれません」と解説する。家族で参加した渉里(わたり)美香さん(37)は「子どものころ、この周辺で遊んでいたけど、知らないことばかり。地球の活動についても学べて、面白かった」と満足そうだった。
 探検隊の発足は昨年11月。隊の名前は「カムイミンタラ」(神々の遊ぶ庭)から取った。大学院で地学を学んだ岩出さんは、「旭川市内の公園や住宅の庭先には、1億年前の変成岩がゴロゴロしている」と目を輝かせ、「自分たちの暮らしや社会が、地球とどうつながっているかを感じて欲しい」と話す。
 旭川市や周辺6町、市民団体などは、この地域の「ジオパーク」への認定を目指し、「大雪山カムイミンタラジオパーク構想」を掲げる。ジオパーク構想推進協議会の事務局は「認定にあたり、住民の盛り上がりも大切。探検隊の活動で多くの人が魅力を知り、楽しんでもらえたら」と期待する。
 探検隊は、現場に出かける「探検」のほか、座学や子どもも楽しめる実験にも取り組む。今月26日午前には「冬の嵐山に挑め! 開拓130年目 雪の旭川を“国見”せよ」と題した「探検」を行う。詳細は探検隊のフェイスブックか、電話(080・1095・1022)で。(本田大次郎)
     ◇
 〈ジオパーク〉 ジオは地球や大地の意味で、貴重な地形や地層があり、地球や生物、人々の暮らしのつながりを学べる場所のこと。日本ジオパーク委員会が認定する「日本ジオパーク」は全国に44地域ある。このうち道内は洞爺湖有珠山、アポイ岳、白滝、三笠、とかち鹿追の5地域が認定されている。
https://www.asahi.com/articles/ASMDS4SRGMDSIIPE00K.html

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(3)上河(かみかわ) 彩(あや)さん(23) アイヌ民族文化財団伝統芸能課 仕事として学べうれしい 国内外でPRイベント出演も

2020-01-09 | アイヌ民族関連
苫小牧民報 2020/1/8配信
 白老町社台にあるアイヌ民族文化財団の博物館運営準備室に通い、アイヌの歴史や文化について北海道大学の北原次郎太准教授、民族芸能保存会の関係者らから学んでいる。  4月に開業を控える民族共生象徴空間(ウポポイ)の職員として、来館者の疑問…
この続き:863文字
https://www.tomamin.co.jp/article/feature/ainu/9979/

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“愛と寛容” ユダヤにルーツを持つタイカ・ワイティティ『ジョジョ・ラビット』に込めた思い

2020-01-09 | 先住民族関連
クランクイン 1/8(水) 12:00配信

 タイカ・ワイティティが監督・脚本・出演を務め、女優のスカーレット・ヨハンソンらが出演する映画『ジョジョ・ラビット』より、ワイティティ監督が本作に込めた思いや、キャストたちが監督の才能についてコメントする姿を収めた特別映像が解禁された。
 本作は、第二次世界大戦下のドイツを舞台に、戦争への笑いによる風刺と共に、戦時下の人々の生きる喜びを描くヒューマン・エンターテインメント作品。
 監督、脚本、製作と本作を一手に担いながら、主人公の少年ジョジョ(ローマン・グリフィン・デイビス)の空想上の友達アドルフ・ヒトラー役までを演じるというマルチな才能を発揮しているワイティティは、ニュージーランドの先住民族・マオリとロシア系ユダヤ人のハーフという映画界では非常に珍しいルーツを持つ人物。
 第二次世界大戦下のドイツという、ユダヤ人迫害であまりにも有名な舞台設定について、ワイティティは「第二次世界大戦を史実通りでありながらも子供目線で描きたかった」とコメント。劇中、ヒトラーはジョジョにひどいアドバイスばかりするが、「10歳の少年の空想だから、10歳までの知識しかないんだ」と説明。「何も知らないお調子者のヒトラーだ」と語り、かつてないユニークなキャラクターの“アドルフ・ヒトラー”の誕生について述べている。
 自身も成長する過程で、偏見による哀しい経験を経てきたワイティティ。本作に込めた思いについて、「人類史上最も暴力的で無秩序な時代を妙なコメディにしたいわけじゃない。下手をすれば“戦争を笑いのネタにした”と思われる。コメディに埋もれさせず物語や大切なメッセージを前面に押し出した。“広めるべきはヘイトじゃない。愛と寛容だ”」と力を込めて語っている。
 さらに特別映像では、監督の渾身の思いに応えたメインキャストたちによるコメントを収録。ヒトラーユーゲントの教官で破天荒でダイナミックなクレンツェンドルフ大尉役を演じるサム・ロックウェルは、「タイカにはメル・ブルックスやマルクス兄弟に近い感性がある」と絶賛。サムが挙げたのは、ワイティティ同様ユダヤ系移民にルーツを持ち、コメディ映画史を代表する巨匠たちの名前だ。
 ジョジョの母ロージー役のスカーレットは、『マイティ・ソー バトルロイヤル』でワイティティ監督とタッグを組んだクリス・ヘムズワースからその類まれな実力について聞き及んでいたようで、「タイカの脚本がいかに見事かを話に聞いた。本当に美しくて面白い脚本だった」と納得の表情で振り返っている。
 トロント国際映画祭の最高賞<観客賞>に続き、先日、第77回ゴールデングローブ賞の作品賞(ミュージカル&コメディ部門)と、主演男優賞(ローマン・グリフィン・デイビス/ミュージカル&コメディ部門)の主要2部門にノミネートされ、アカデミー賞大本命の1本としても注目が集まっている本作。興行収入でも、全米では公開12週目にしてトータル2159万ドルまで数字を伸ばしロングラン上映中だ。
 映画『ジョジョ・ラビット』は2020年1月17日より全国公開。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200108-00072616-crankinn-movi

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公務復帰のヘンリー王子&メーガン妃、気候変動や女性のエンパワメントについて語る

2020-01-09 | 先住民族関連
BAZAAR 2020/01/08
年末の休暇をカナダで過ごし、感謝の気持ちを込めて新年の公務をスタートさせたヘンリー王子&メーガン妃。2人は現地時間の1月7日、ロンドン中心部にあるカナダ高等弁務官事務所を訪れ、ジャニス・シャレット高等弁務官とそのスタッフに面会し、カナダで過ごした6週間の休暇中に受けた「温かいおもてなし」に感謝の意を伝えた。シャレットと彼女の代理人であるサラ・ファウンテン・スミスが、夫妻の訪問を歓迎した。
「カナダ・ハウス」と呼ばれる施設の外でスタッフと丁寧に挨拶を交わしたメーガン妃。一方、ヘンリー王子は「バンクーバーではほとんど毎日雨でした」と笑い、今日は雨が降らなかったので嬉しく思うとコメント。
館内に入った夫妻はバンクーバーで過ごした時間を偲んでブリティッシュ・コロンビア・ルームに入り、シャレットとスタッフに、アーチーとともに過ごした休暇について話した。メーガン妃はブリティッシュ・コロンビア州の風景を「本当に美しかった」と表現し、夫妻は紅茶と伝統的なスイーツ「ナナイモバー(ウエハースとココナッツ、カスタード、チョコレートでできたもの)」を味わいながら語った。
シャレット高等弁務官はBAZAAR.comに対し、「1年足らずで2度目となるサセックス公爵夫妻のカナダ・ハウス訪問を大変うれしく思い、歓迎いたしました」と語り、「本日の訪問では、気候変動の保全と課題への取り組み、女性や少女の経済的、民主的なエンパワメントへの支援、カナダと英連邦の若いリーダーたちが、それぞれの世代の社会的、経済的、環境的課題に積極的に取り組むよう奨励することなど、カナダと殿下および妃殿下が共有する共通の優先事項と価値について話し合う機会を得ることができました」と続けた。
お茶会を終えたヘンリー王子とメーガン妃は、同施設内にあるカナダ・ギャラリーへ移動し、カナダの先住民アーティスト、スカウェナティ(Skawennati)による特別展を観覧した。カナダ・ギャラリーで彼女の展覧会が行われるのはこれが初。展示されているアート作品は、都市部に住むモホーク族の女性として、さらにサイバーパンクのデジタルアバターとしての自身の視点から、国の歴史や未来、変化を表現したものとなっている。
スカウェナティはBAZAAR.comに対し、「展覧会の準備に向けてロンドンに渡航する前の昨年11月、私の出自であるハウデノサウニー家の祖先や世界中の多くの先住民が、条約について議論し、外交を発展させるために何世紀にもわたって君主と面会してきたことについて、思いを巡らせていました」「私は自分、あるいは自分のアバターが女王陛下と面会し、私たちの言語や文化の再活性化における王室の役割について、話すことができるのではないかと思い始めたのです。王室の方々が展覧会を見に来てくださることを知った時の私の喜びを想像してみてください」と語った。
彼女はヘンリー王子とメーガン妃の訪問について「(夫妻に)私が期待しているのは、この展覧会を通じて植民地化や大量虐殺の試みから先住民族が生き延びたという事実だけでなく、私たちが多くの言語や慣習を保持し、それを再び活性化させようとしていることを知っていただくことです。殿下と妃殿下が私たちとの長く複雑な関係を思い出し、その影響力を生かして再活性化に貢献できることを考えていただければ幸いです」と述べた。
予定より15分遅れて立ち去る前、カナダ・ハウスの外に出た夫妻は、シャレットに再びお礼を伝えた。シャレットは「先日のカナダ滞在中、殿下と妃殿下がカナダの温かいおもてなしを受けて喜んでいただけたことを嬉しく思います」とBAZAARに語った。
この日の公務に先立ち、ミーティングのためにバッキンガム宮殿を訪れ、その後西ロンドンにある「ハブ・コミュニティ・キッチン」の活動を私的に視察していた夫妻。「ハブ・コミュニティ・キッチン」は2017年にロンドンで発生したグレンフェル・タワー火災の被災女性たちが結成し、料理を提供するチャリティ団体。同団体のメンバーは、メーガン妃と共同でチャリティ本『Together』を出版している。
2020年も、引き続き2人の活動から目が離せないことになりそう。
https://www.harpersbazaar.com/jp/celebrity/celebrity-news/a30436968/sussex-canadian-high-commission-200108-hns/

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写真家 津田孝二さんの写真展 洲本市 ノルウェー先住民族の暮らしを紹介

2020-01-09 | 先住民族関連
サンテレビジョン 2020/01/08 15:42
洲本市では、地元出身の写真家が撮影した作品を通してノルウェーで暮らす先住民族の暮らしぶりを紹介する特別展が開催されています。
何日も太陽が昇らない暗い冬に、氷点下40度の極寒の地で初日の出を撮影した写真に、トナカイが引くそりでおよそ200キロの距離を移動する様子を捉えた写真。
展示されている作品は洲本市出身の写真家、津田孝二さんがノルウェーで暮らす先住民族「サーミ」の暮らしぶりを撮影したものです。
サーミは、ノルウェーやスウェーデン、フィンランド、ロシアの各国にまたがり暮らす少数民族でそれぞれ同じ言語、文化を持つとされています。
津田さんは1974年から10年以上にわたり、ノルウェーをたびたび訪れ、サーミの生活を記録したということです。
この写真展は、1月17日まで洲本市文化体育館で開催されています。
https://www.msn.com/ja-jp/news/national/e5-86-99-e7-9c-9f-e5-ae-b6-e6-b4-a5-e7-94-b0-e5-ad-9d-e4-ba-8c-e3-81-95-e3-82-93-e3-81-ae-e5-86-99-e7-9c-9f-e5-b1-95-e6-b4-b2-e6-9c-ac-e5-b8-82-e3-83-8e-e3-83-ab-e3-82-a6-e3-82-a7-e3-83-bc-e5-85-88-e4-bd-8f-e6-b0-91-e6-97-8f-e3-81-ae-e6-9a-ae-e3-82-89-e3-8/ar-BBYJ3om

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