北海道新聞 01/11 05:00
2020年の道内は、観光振興に向けた環境整備が進展する。アイヌ文化復興拠点「民族共生象徴空間(ウポポイ)」の開業や、東京五輪のマラソン・競歩開催など大イベントが続く。
道内7空港を一括で民間委託する空港民営化が本格的に動きだす。15日に各空港ターミナルビルの一体経営が始まり、21年3月までに新会社がすべての空港運営を担う。3月14日にはJR北海道がダイヤを改正し、快速エアポートを増便。同29日には新千歳空港の1時間当たりの発着枠が現在より2割多い50回に拡大され、増加する外国人観光客らの受け入れ態勢が強化される。
4月1日には、北海道電力を含む大手電力会社の発電・小売り部門から、送配電部門を独立させる「発送電分離」が始まる。JR北海道の札沼線北海道医療大学―新十津川間は5月6日の営業を最後に廃止となる。
胆振管内白老町で建設が進むウポポイは4月24日開業。年間100万人の来場者目標に向け、同町では受け入れ態勢の整備や商業施設などの建設が進む。
東京五輪関連では、聖火リレーが6月14日に函館市をスタート。15日まで胆振東部地震の被災地など道内18市町を巡る。7月には札幌ドームでサッカー1次リーグが行われ、8月6~9日は札幌・大通公園を発着点としてマラソン・競歩が開催される。
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/382254
2020年の道内は、観光振興に向けた環境整備が進展する。アイヌ文化復興拠点「民族共生象徴空間(ウポポイ)」の開業や、東京五輪のマラソン・競歩開催など大イベントが続く。
道内7空港を一括で民間委託する空港民営化が本格的に動きだす。15日に各空港ターミナルビルの一体経営が始まり、21年3月までに新会社がすべての空港運営を担う。3月14日にはJR北海道がダイヤを改正し、快速エアポートを増便。同29日には新千歳空港の1時間当たりの発着枠が現在より2割多い50回に拡大され、増加する外国人観光客らの受け入れ態勢が強化される。
4月1日には、北海道電力を含む大手電力会社の発電・小売り部門から、送配電部門を独立させる「発送電分離」が始まる。JR北海道の札沼線北海道医療大学―新十津川間は5月6日の営業を最後に廃止となる。
胆振管内白老町で建設が進むウポポイは4月24日開業。年間100万人の来場者目標に向け、同町では受け入れ態勢の整備や商業施設などの建設が進む。
東京五輪関連では、聖火リレーが6月14日に函館市をスタート。15日まで胆振東部地震の被災地など道内18市町を巡る。7月には札幌ドームでサッカー1次リーグが行われ、8月6~9日は札幌・大通公園を発着点としてマラソン・競歩が開催される。
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/382254