先住民族関連ニュース

先住民族関連のニュース

アイヌ文化 東京でPR ウポポイ開業控え催し

2020-01-28 | アイヌ民族関連
北海道新聞 01/28 05:00
 胆振管内白老町で4月24日にアイヌ文化復興拠点「民族共生象徴空間(ウポポイ)」が開業するのを機に、町に根付くアイヌ文化などを紹介するイベントが27日、東京・丸の内で開かれ、イベントや物販が行われた。
 ウポポイの開業や今夏の東京五輪・パラリンピックの開催を控え、首都圏で町の魅力をPRする狙いで、観光コンサルタント業TAISHI(札幌)が主催した。民芸品販売店や民宿など町内11事業者が参加し、木彫りのクマやフクロウのほか、アイヌ文様入りのTシャツやバッグなどを販売した。
 トークショーでは、町内のコミュニティーカフェ店主、田村直美さん(48)は「どんな人も受け入れるアイヌ民族の気風が残る地域」と説明。
 11事業者を紹介している冊子の写真を担当した、札幌出身でイタリア在住の写真家西川よしえさん(61)は「知れば知るほど楽しい町。住んでいる人もすてきです」と話していた。(川浪伸介)
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/387354

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「アイヌ民族ヘイトに対応を」 道の施策会議で発言相次ぐ

2020-01-28 | アイヌ民族関連
北海道新聞 01/28 11:26 更新
 道は27日、有識者による「新たなアイヌの人たちの総合的な推進方策検討会議」の初会合を開き、2021年度以降のアイヌ民族施策の指針の検討を始めた。出席者からは、インターネットや街頭で横行するアイヌ民族に対する差別的な言動への対応を求める声が相次いだ。
 20年度まで5カ年の「第3次アイヌの人たちの生活向上に関する推進方策」に続く指針について、昨年5月施行のアイヌ施策推進法を踏まえて話し合う。北海学園大大学院法務研究科長の松久三四彦教授ら委員13人が出席した。
 北海道アイヌ協会の阿部一司副理事長は「ネット上で『アイヌ民族なんてもういない』などと言われる。先住民族の定義を発信する考えはないか」と質問し、道側は「アイヌ民族への理解を深める取り組みを進めたい」と述べた。
 アイヌ文化の担い手を育てる札幌大学ウレシパクラブ代表で、同大の本田優子教授は「若者たちがアイヌ文化の発信活動をしていて、怖くなるのは最近のヘイトスピーチだ」と指摘。刑事罰を盛り込んだ川崎市の差別禁止条例と同様の条例制定を強く求めた。
 麻生太郎副総理兼財務相の「(日本は)一つの民族」発言に抗議すべきだとする意見や、アイヌ民族の子弟への教育支援策拡充などを求める声もあった。
 検討会議は7回程度の会合を予定し、次回は2月の予定。鈴木直道知事は昨年9月の道議会で同10月に設置方針を示していたが、委員の選任などで遅れた。(村田亮)
☆「札幌大学ウレシパクラブ」の「シ」は小さい字
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/387303

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遺骨返還、東大争う姿勢 アイヌ協会「先祖地元に」

2020-01-28 | アイヌ民族関連
産経新聞 2020.1.28 16:43
 北海道浦幌町の浦幌アイヌ協会が東大に対し、明治・昭和期に研究目的で町内のアイヌ民族の墓地から持ち出し保管している遺骨6体の返還などを求めた訴訟の第1回口頭弁論が28日、釧路地裁(鈴木紀子裁判長)で開かれ、東大側は請求棄却を求めた。
 同協会の差間正樹会長は「何の目的で今でも保管しているのか分からないが、遺骨は私たちの先祖。私たちの手で地元の土に埋葬させてほしい」と意見陳述した。
 訴状によると、6体のうち5体は明治21年に、1体は昭和40年に東大の教授2人がそれぞれ掘り出した。協会は、東大による違法な保管で慰霊を妨害されていると主張している。
 協会が遺骨返還を求め提訴したのは、北海道大、札幌医科大に続き3例目。
https://www.sankei.com/affairs/news/200128/afr2001280022-n1.html

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ウポポイ、知名度向上が課題 4月開業のアイヌ文化施設 北海道

2020-01-28 | アイヌ民族関連
JIJI.COM 1/27(月) 13:33配信
 4月24日の開業へ向け、北海道白老町で整備が進むアイヌ文化施設「民族共生象徴空間(ウポポイ)」は知名度の向上が課題となっている。
 国と道は年間来場者100万人の目標を掲げるが、道の認知度調査でウポポイを「知っている」と答えたのは道民で5割超、道外在住者では1割にも満たない。鈴木直道知事も「道外では十分とは言えない」と認めざるを得ず、早くも目標達成が危ぶまれている。
 アイヌ語で「大勢で歌うこと」を意味するウポポイは昨年5月施行のアイヌ新法を受けた施設で、アイヌ文化の一大発信拠点と位置付けられている。生活用具や工芸品などを展示する国内初の「国立アイヌ民族博物館」を中核とし、古式舞踊を鑑賞できる「国立民族共生公園」、大学などで保管されていた遺骨を納める「慰霊施設」で構成される。
 道は昨年8月以降、道内をはじめ、東京や大阪、名古屋でイベントを開催。アイヌにルーツを持つ俳優の宇梶剛士さんらをPR大使に起用して情報を発信し、古式舞踊の実演や工芸品の制作体験を楽しんでもらうなど周知に懸命だ。
 ところが、昨年11月に18歳以上を対象にした道のインターネット調査で、ウポポイを「知っている」と回答した人は、道民が53.6%だったのに対し、道外はわずか6.2%。PR開始直前の同8月調査と比べると、道民は18.2ポイント増だったが、道外は1ポイント増とほぼ横ばい。道アイヌ政策課は「厳しい数字だ」と表情はさえない。
 大人1200円の入場料金も気掛かりだ。東京国立博物館(一般620円)、奈良国立博物館(同520円)などと比べると、割高感は拭えない。
 鈴木知事は24日の記者会見で「認知度向上、機運醸成に向けた取り組みを集中的に実施する」と強調。内外から200万人以上の観光客が訪れる「さっぽろ雪まつり」での宣伝効果に言及したが、誘客に貢献するかは見通せず、厳しい状況が続きそうだ。 
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200127-00000036-jij-pol

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日本の自称保守の愚かさ。台湾の蔡総統圧勝でなぜはしゃぐ?/古谷経衡

2020-01-28 | 先住民族関連
SPA! 1/27(月) 15:52配信
―[連載「ニュースディープスロート」<文/古谷経衡>]―
 1月11日、台湾総統選挙は大方の予想通り民進党の蔡英文氏が再選した。不思議なのは、この選挙で日本の自称保守系言論人や議員が大はしゃぎし、櫻井よしこ氏を筆頭とした識者らが台北市で日本人訪台者らと共に誇らしげに祝杯を上げている様子などがSNS上でしきりに観測されたことである。
蔡総統の思想は、日本の“自称保守派”とまるで違う
「LGBTには生産性はない」で雑誌をひとつつぶしたこと&ジャーナリストの伊藤詩織氏への中傷映像がBBCを通じて世界中に流れたことでお馴染みとなった自民党の杉田水脈議員は、訪台こそしなかったものの、なぜかここぞとばかりにSNS上で蔡英文再選を祝った。
 正直申し上げて、蔡英文と民進党はLGBTに完全に寛容で、昨年にはこの蔡政権下でアジア初の同性婚法が法制化したのである。杉田やその支持者の思想とは、相容れないどころか真反対である。
 そればかりではない。アイヌは先住民族ではないとか、原発は必要不可欠で推進するべきだとか、捕鯨は日本の伝統文化である、などと普段は口を揃えてドヤ顔で言う彼ら自称保守派は、蔡英文と民進党支持層がいかに、自らの偏狭で差別的な世界観とは相容れない進歩的な価値観を持っているのかということに対して無頓着か、あえて目を背けているようである。
蔡英文支持層は北欧社民型リベラル
 ’16年、蔡は台湾少数民族に対する迫害を史上初めて認めて公式に謝罪した。また、民進党は’17年度、’25年までの脱原発を党の公約に掲げた。当然、蔡も原発廃止論者である。
 また党や総統としての公式見解ではないものの、蔡の支持者には欧州留学帰りの青年層が多く、昨年国際捕鯨委員会を松岡洋右のごとく脱退した日本の商業捕鯨再開姿勢には概して懐疑的である。
 そう、つまり蔡英文と民進党、そしてその支持層は、政治的世界観は得てして北欧社民型のリベラルで、日本の自称保守派が毎日のように呪詛として使う「パヨク」そのものなのである。この事実にまったく触れようとせず、日本の“自称保守”が台湾に行って大はしゃぎしているのだから気の毒というか哀れになってくる。
 すなわち、彼らが蔡の再選に狂喜するのは「中国憎し」その一点であり、それ以外にはない。一国二制度を否定し、独立路線を濃厚にする蔡英文と民進党は、日本の自称保守にとっては「中国憎し」の一点のみをもって親近感と連帯の対象である。
「中国憎し」の一点のみで蔡英文再選に狂喜
 しかし、思想信条は違っても「反中国」ならば手を取るというのなら、中国を「大国主義・覇権主義的」と改定党綱領に書き込み、激しく批判している日本共産党にも万雷の拍手を送るべきであるが、彼らは単に「共産党はパヨク」と唾棄するのみで、こちらにはてんで塩対応である。
 蔡英文とその支持者は、日本からの訪問者たちが、「中国憎し」の一点において自らに共感し、その実、毒々しい復古主義的で、封建的で、場合によっては差別的世界観を内包している「日本右翼」であると知っているのだろうか?
写真/時事通信社
―[連載「ニュースディープスロート」<文/古谷経衡>]―
【古谷経衡】
ふるや・つねひら。’82年、北海道生まれ。若者論、社会、政治、サブカルチャーなど幅広いテーマで執筆活動を行う一方、テレビ、ラジオでコメンテーターも担当。『愛国商売』(小学館)が発売中
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200127-01639667-sspa-soci

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競走馬の成長をリアルに描いた作品は? つのだじろうの「俺の太陽」と「あかね雲のうた」

2020-01-28 | アイヌ民族関連
夕刊フジ 1/27(月) 16:56配信
 【マンガ探偵局がゆく】
 金曜の「夕刊フジ」と言えば競馬欄だ。今回は競馬ファンからの依頼を取り上げる。
 「毎週金曜日の『夕刊フジ』は週末のレース情報や予想コラムを読むために欠かさず買っていますが、このコーナーを知ったのはつい最近。新参者ですが、わたしが競馬に目覚めるきっかけになったマンガの調査をお願いします。小学校の友達に借りた少年週刊誌に競走馬の成長をとてもリアルに描いたマンガが連載されていて、そこで競走馬の魅力を知ったのです。タイトルも正確な連載時期も忘れましたが、マンガをまねて午年の年賀状を書いたことだけは覚えています」(GI太郎・64歳)
 午年の年賀状に模写したのであれば、巳年に掲載されていないとおかしい。そこで、巳年にあたる1965年発売の少年週刊誌を調べたところ、「週刊少年サンデー」で65年から66年にかけて連載された、つのだじろうの「俺の太陽」が見つかった。
 牧場で暮らす少年と愛馬の成長物語だ。難産のすえ生まれ、少年から「太陽」と名付けられた子馬は、ケガなどの試練をひとつひとつ克服しながら競走馬に成長する。太陽をはげますのが少年の吹くへたくそな口笛。少年と別れ競走馬として引き取られた太陽が、迎えたGIレースで少年の口笛に反応し、ライバル馬たちを抜き去るシーンは圧巻だ。
 作者が緻密な取材をしたことが伝わる内容で、このマンガで、サラブレッドという言葉をはじめて知ったという子供も多く、依頼人のように競馬に興味を持つきっかけになったと振り返る人もたくさんいるという。NETテレビ(現・テレビ朝日)系で放送された実写版ドラマもヒットした。
 実は、この作品は作者・つのだによるセルフ・リメイクなのだ。
 オリジナルは、64年に月刊少女雑誌「りぼん」に別冊付録として2度に分けて発表された「あかね雲のうた」。北海道を舞台に、アイヌの少女・マチと、彼女が育てる「日高」という競走馬の友情が描かれている。日高が、マチの誕生日に難産のすえ生まれたという設定や、マチのへたくそな口笛が日高をはげまし、GI馬になる、という展開はほぼ同じ。
 発表当時のつのだじろうは、少年誌ではギャグマンガを中心に描いており、シリアスな本格ストーリーマンガの連載が決まった時に、思い入れのある「あかね雲のうた」を少年向きに描き改めることを決めたのではないか。
 残念ながら2作とも単行本は絶版。ただし、「あかね雲のうた」はキンドルの電子版で読むことができる。
 ■中野晴行(なかの・はるゆき) 1954年生まれ。フリーライター。京都精華大学マンガ学部客員教授。和歌山大卒業後、銀行勤務を経て編集プロダクションを設立。1993年に『手塚治虫と路地裏のマンガたち』(筑摩書房)で単行本デビュー。『謎のマンガ家・酒井七馬伝』(同)で日本漫画家協会特別賞を受賞。著書多数。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200127-00000015-ykf-ent

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京橋の国立映画アーカイブで日本のドキュメンタリー映画特集 66作品上映

2020-01-28 | アイヌ民族関連
みんなの経済新聞ネットワーク1/27(月) 10:12配信
 特集上映「戦後日本ドキュメンタリー映画再考」が現在、国立映画アーカイブ(中央区京橋3)で開催されている。(銀座経済新聞)
「御母衣ロックフィルダム第1部」
 1950年代から2000年前後までに製作されたドキュメンタリー映画66作品(42プログラム)の上映を通じて、「主題的に、あるいは手法的に」特色のあった映画作家たちの足跡を追う。上映作品の大半は現在、見ることが難しい作品で、完成当時から映画館での公開を前提としていないものも多い。
 国立映画アーカイブ主任研究員の岡田秀則さんは「ドキュメンタリー映画は『報道』とは異なり、私たちの生きている世界を媒介とした、作り手たちの表現。作家たちが社会をどのように切り取り、どんな文体や視線で対象に迫ったかを見る時、その多様性には驚くべきものがある」と話す。
 今回は1950年代からの高度経済成長期に企業や官公庁によって多く作られたPR映画を象徴する存在として、戦後の電力需要の急増などに対応するために全国で建設されたダムの建設記録映画に着目。「黒部川第4発電所建設記録 黒部峡谷 第2部 地底の凱歌」「御母衣(みぼろ)ロックフィルダム(第1部・第2部)」「豪雪に築く 奥只見ダム建設の記録」などの「ダム映画」を多く集める。
 また、1960~70年代に高度成長の中で伝統的な習俗や文化が失われていくことに抗して北海道のアイヌ民族や沖縄の伝統儀礼などの撮影に取り組み、ドキュメンタリーの一つの潮流を形成した姫田忠義さん、北村皆雄さん、岡田一男さんらにもスポットを当て、「イヨマンテ 熊おくり」「海南小記序説 アカマタの歌 -西表島・古見-」「沖縄 久高島のイザイホー」などを上映する。
 ほかに暴走族の世界を捉えた「ゴッド・スピード・ユー BLACK EMPEROR」、東京・山谷を舞台とする「山谷(やま) やられたらやりかえせ」、落ち葉や枯木にいる粘菌のリズミカルな動きを捕捉した「真正粘菌の生活史 -進化の謎・変形体を探る-」なども上映する。
 「当時の劇映画ではまれだった女性監督たちの活躍も含め、キャメラを通したダイナミックな戦後史を発見していただければ」と岡田さん。
 料金は一般520円ほか。月曜休館。3月8日まで。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200127-00000011-minkei-l13

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