先住民族関連ニュース

先住民族関連のニュース

<卓上四季>「狼」の罪と問い

2024-08-29 | アイヌ民族関連

会員限定記事

北海道新聞2024年8月29日 4:00

東京・丸の内は日本の代表的な企業が集まるオフィス街だ。1974年8月30日の昼すぎ。爆発音が突然とどろき、烈風が走った。ビルの窓々からガラス片が降り注ぎ、流血した人々が倒れる。阿鼻叫喚(あびきょうかん)の惨状が広がった▼死者8人、負傷者が数百人に上った三菱重工ビル爆破事件だ。旧財閥系企業などを狙った一連の爆弾テロで最大の被害を生む。東アジア反日武装戦線「狼」が犯行声明を出した。大学紛争や過激派事件が収束し、平穏になった社会を震撼(しんかん)させた▼捜査は難航したが、翌年5月に主要メンバーが一斉逮捕された。釧路や小樽、室蘭と道内出身者が含まれる。普通の社会人や学生を装って爆弾を作り、3グループに分かれて犯行を重ねた。一般市民を巻き込む許し難い凶悪犯罪だった▼狙いは何だったのか。松下竜一さんの綿密な取材による労作「狼煙(のろし)を見よ」にくわしい。日本の過去の植民地主義、海外進出企業の経済侵略、アイヌ民族らに対する抑圧を問う―。告発の柱であった・・・・・・・

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/1055959/


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<ウポポイ オルシペ>96 特別展「驚異と怪異」 想像界の生きもの紹介

2024-08-29 | アイヌ民族関連

有料記事

北海道新聞2024年8月28日 9:27

「ビビちゃん」を大きく写した特別展「驚異と怪異」のポスター

 人は自分の知識や体験から逸脱した「異」なるものを、どのように想像してきたのでしょうか。

 国立アイヌ民族博物館では第9回特別展示「驚異と怪異―想像界の生き物たち」を9月14日から開催します。人魚、龍、カッパなど世界各地の霊獣・幻獣・怪獣について、祭具、衣装、絵画、彫刻、書籍などの展示品を通し紹介します。

 2019年秋に大阪府の国立民族学博物館で開かれた特別展の巡回展となります。大阪で好評を博した同展は、20年に兵庫県立歴史博物館、22年に高知県立歴史民俗資料館、23年に福岡市博物館を巡り、それぞれの地域独特の「驚異」と「怪異」も合わせて紹介されてきました。

 今回の北海道会場では、アイヌの世界観の一端を担う想像界の生きものも展示します。

 本展覧会のみどころのひとつに、千歳市美々4遺跡で出土した縄文文化の動物形土製品、通称「ビビちゃん」(国指定重要文化財)を紹介します。

・・・・・

<文・鈴木建治=国立アイヌ民族博物館展示企画室室長補佐>

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/1055523/


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国立アイヌ民族博物館に世界の霊獣・幻獣・怪獣が大集合!特別展「驚異と怪異―想像界の生きものたち」が9月14日より開催

2024-08-29 | アイヌ民族関連

ウォーカープラス 8/28(水) 18:30

アヌココㇿ アイヌ イコロマケンル 国立アイヌ民族博物館(館長:佐々木史郎、所在地:北海道白老町)では、2024年9月14日(土)~2024年11月17日(日)まで、第9回特別展示「驚異と怪異―想像界の生きものたち」を開催。

【写真】左から、ヴェヒガンテ衣装(プエルトリコ)/国立民族学博物館蔵、トビウオ漁用  釣具(ソロモン諸島)/国立民族学博物館蔵、動物形土製品[国指定重要文化財]/千歳市教育委員会蔵、舞踏劇ワヤン・オランの衣装《ジャタユ》(インドネシア)/国立民族学博物館蔵、張子人形《ショロショロ狐》(鳥取県)/国立民族学博物館蔵

人類は常識や慣習から逸脱した「異」なるものをどのように認識し、説明し、描いてきたのだろうか。本展は、人魚や龍、河童など、想像界の生きものの多様性について絵画や書籍、祭具などを通して紹介し、人間の想像と創造の力の源泉を探る。奇妙で怪しい、不気味だけどかわいい、世界の霊獣・幻獣・怪獣が大集合!博物館の担当者に、今回の特別展示について聞いてみた。

ーー今回の特別展の開催にあたり、狙いを教えてください。

今回の特別展示は、2019年秋に大阪府・吹田市の国立民族学博物館で開催され、高知、福岡でも巡回した特別展が、北海道会場のオリジナル・コンテンツとともに北海道で開催されます。「あり得ない」現象が表現された、さまざまな「想像界の生きものたち」を通じて、世界各地の人々のさまざまな考え方やものごとの見方に触れていただくことができる展示です。

ーー特別展の目玉やイチオシのイベント・展示について教えてください。

目玉は「変幻自在の怪獣、通称『ビビちゃん』(動物形土製品※縄文時代晩期、日本[国指定重要文化財])」です。

イチオシのイベントは、展示企画者の山中由里子さん(国立民族学博物館 教授)による9月14日(土)のギャラリートーク(※要事前申込み)と、9月15日(日)の講演会です。

ーー今回の特別展開催にあたり、苦労した点があれば、それをどうクリアしたかもあわせて教えてください。

展示室の中に「聞く」という音体験の部屋があるのですが、そちらで体験できる音声の収録に苦労しました。アイヌ文化の資料「耳長お化け《キサㇻリ》」を使うときの音声(子どもをおどろかすために発せられていたという音声)を今回初めて収録することができたので、展示室で体験いただけます。

ーー読者へのメッセージをお願いします。

北海道会場のオリジナル・コンテンツを多数用意しておりますので、これまで巡回展をご覧になった方も、初めての方もぜひご覧ください。

■会場

国立アイヌ民族博物館 2階 特別展示室

■会期

2024年9月14日(土)~2024年11月17日(日)

・9月14日(土)~16日(祝)、9月21日(土)~23日(振休)は夜間営業日9時~20時

・9月17日(火)~20日(金)、9月25日(水)~10月31日(木)は9時~18時

・11月1日(金)~17日(日)は9時~17時

ウポポイ(民族共生象徴空間)への入園は閉園1時間前まで。博物館入館は閉館30分前まで。

■休館日

月曜日(祝日または休日の場合は翌日以降の平日)

※9月16日(祝)・9月17日(火)・9月23日(振休)、10月14日(祝)、11月4日(振休)は開館

■主催・後援・協力

主催:国立アイヌ民族博物館、国立民族学博物館、公益財団法人千里文化財団

後援:公益社団法人北海道アイヌ協会

協力:市立函館博物館、千歳市教育委員会、東北大学附属図書館、徳島県立鳥居龍蔵記念博物館、

八戸市博物館、北海道大学植物園・博物館、湯本豪一記念日本妖怪博物館(三次もののけミュージアム) (五十音順)

■観覧料

・大人(一般) 1200円+特別展示観覧料 300円(240円)

・高校生 600円+特別展示観覧料 200円(160円)

・中学生以下 無料

※国立アイヌ民族博物館の入館料は、民族共生象徴空間(愛称「ウポポイ」)の入場料金に含まれます。

※()は20名以上の団体料金。

※障害者とその介護者各1名は無料です。入園の際に証明書等をご提示ください。

■イベント情報

【関連する研究者による講演会・シンポジウム・ギャラリートーク等】

開会記念ギャラリートーク

(講師:山中由里子さん・国立民族学博物館 教授)

9月14日(土)14時~15時※要事前申込み

開会記念講演会「人はなぜモンスターを想像するのか?」

(講師:山中由里子さん・国立民族学博物館 教授)

9月15日(日)14時~15時

民博×アイヌ博クロストーク

10月14日(祝)14時~15時

【そのほか(研究員、学芸員によるギャラリートーク)】

ギャラリートーク 第1回

9月21日(土)14時~14時30分

ギャラリートーク 第2回

11月3日(祝)11時~11時30分

ギャラリートーク 第3回

11月3日(祝)14時~14時30分

ギャラリートーク 第4回

11月17日(日)14時~14時30分

※記事内の価格は特に記載がない場合は税込み表示です。商品・サービスによって軽減税率の対象となり、表示価格と異なる場合があります。

世界の霊獣・幻獣・怪獣が大集合する今回の特別展。北海道会場のオリジナルコンテンツが豊富で、初めてご覧になる方も、以前巡回展をご覧になった方も楽しめること間違いなしだ。ぜひ足を運んでみてほしい。

文=久米碧

https://news.yahoo.co.jp/articles/b5f2d55c7a739230be5f8ac82af6cb69584ad2cf


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アイヌを題材にした映画「シサム」 主演の寛一郎さんらが北海道知事を表敬訪問

2024-08-29 | アイヌ民族関連

HTB 2024年 8月28日 11:14 

北海道を舞台にアイヌを題材にした映画「シサム」の主演俳優らが、9月の公開を前に鈴木直道北海道知事を表敬訪問しました。
北海道庁を訪れたのは、映画の主演を務めた俳優の寛一郎さんと、プロデューサーの嘉山健一さんです。
映画「シサム」は江戸時代前期の北海道を舞台にアイヌと和人の歴史を描いた人間ドラマで、多くの場面が道東の白糠町で撮影されました。2人は撮影時の裏話や作品を作ったきっかけなどについて話しました。
映画「シサム」エグゼクティブプロデューサー嘉山健一さん
「白糠町にはじめてお邪魔して、アイヌの方にこういう歴史があるというお話しをお聞きして、聞く話聞く話新鮮で」
「みんなに知らせたい、知ってもらいたいというのでこの企画を立ち上げた」
映画「シサム」は9月13日から全国で公開されます。
※シサムの「ム」は小さい文字です

https://www.htb.co.jp/news/archives_27778.html


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ウポポイで映画「シサム」公開記念展 主演俳優 寛一郎さん来訪 衣装や台本など展示 白老

2024-08-29 | アイヌ民族関連

苫小牧民報2024/8/28配信

 アイヌ民族と和人の歴史を描いた映画「シサム」の9月13日の全国公開にちなみ、白老町若草町の民族共生象徴空間(ウポポイ)がエントランス棟で開いている公開記念展に27日、俳優三國連太郎の孫で主演俳優の寛一郎(かんいちろう)さん(28)が訪れた…

この続き:508文字

https://www.tomamin.co.jp/article/news/area2/147748/


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中川政七商店がアイヌ工芸作家と初協業し、インテリアコレクション16種を9月4日発売 アイヌ刺繍を現代の暮らしのインテリアに

2024-08-29 | アイヌ民族関連

株式会社中川政七商店 2024年8月28日 12時30分

1716 年創業の奈良の老舗、株式会社中川政七商店(所在地:奈良県奈良市 代表取締役社長 十四代 千石 あや)は、「くらしの工藝布」シリーズの新作として、アイヌ刺繍を取り入れたタペストリーや飾り布などのインテリアコレクション16種を、2024年9月4日(水)より中川政七商店 渋谷店、奈良本店、オンラインショップにて発売いたします。

家にアートを飾るように、くらしの景色をつくるインテリア布が誕生しました。中川政七商店が2023 年11月に立ち上げた「くらしの工藝布」は、古くからある工芸の技に向き合い、今のくらしに再解釈するインテリアコレクションです。第1弾の「刺し子・裂き織」に続く新シリーズ「アイヌ刺繍」では、北海道釧路市阿寒町に暮らすアイヌ工芸作家8 名とともに、くらしの景色をつくる布を製作いたしました。

日本の北方地域の先住民族・アイヌ民族は、自然と共生する暮らしの中で独自の工芸文化を育み、その技術は現在も刺繍や木彫など、多くの工芸品に受け継がれています。アイヌ民族に伝わる工芸を現代のくらしに溶け込むインテリアとして表現したのが、「くらしの工藝布 アイヌ刺繡」シリーズです。

デザイン

伝統的な文様「アイウㇱ」に加え、アイヌ工芸作家によって9種の文様を新たに描き起こしました。それぞれの文様には、作家の個性や願いが込められています。白生地に白い糸を重ねた刺繍はアイヌ工芸品として珍しいデザインで、雪、空、木々など阿寒湖の豊かな自然を表現しています。

ものづくり

刺繍の製法には、アイヌ民族の伝統技法である手刺繍の「イカラリ」や「オホカㇻ」を取り入れ、また手作業では難しい2メートルに及ぶ大判サイズは機械刺繍で表現。繊細な手刺繍の美しさと、インテリアに存在感を与える大判の機械刺繡、それぞれの違いもお楽しみください。

  • 空間の主役になる「タペストリー」「飾り布」

作家それぞれの個性が際立つ布は、空間の主役となるタペストリーや飾り布に最適。阿寒湖の凛とした空気感や雪景色をイメージした布が、いつもの部屋に新たな景色をもたらします。

作家名:平久美子、鰹屋エリカ、河田泰子、渡辺かよ、山本栄子、床みどり、下倉絵美

サイズ:最小50×70cm~最大63×94cm

  • 棚上にアクセントを加える「飾り敷布」

棚上にさりげないアクセントを加える飾り敷布は、小物やインテリアを一層引き立てます。置く向きを変えることで、文様の表情が異なって見える点も大きな魅力です。

作家名:下倉絵美

サイズ:最小20×28cm~最大28×40cm

  • 食卓やベッドサイドを彩る「多様布」「掛け布」

テーブルクロスや間仕切り、ベッドカバーなど、多用途に使用できる一枚。手で描いた文様の細部も丁寧に拾いながら、柔らかな線と立体感のある刺繍で、自然のゆらぎを表現しています。刺繍は国内刺繍工場で施し、大判サイズの布全体に文様を美しく配しました。

作家名:下倉絵美

サイズ:最小105×105cm~最大130×200cm

  • 2021年より始動したアイヌ工芸作家との協業

アイヌ工芸作家 下倉絵美氏 コメント

「今回、機械刺繍も取り入れ、手刺繡だけでは表現できない大きな布にも初めて挑戦しました。アイヌ文様に触れてもらう入口が、ちょっとだけ広がるのかなって。そこから、手仕事の刺繍も機械刺繍と一緒に中川政七商店さんに伝えてもらえると、より深く知っていただけるきっかけになるんじゃないかと思います。」

中川政七商店 くらしの工藝布 デザイナー 河田めぐみ コメント

「アイヌ刺繍をテーマに開発するにあたって、遥か古から現在に至るまで歴史を遡り、さまざまなことを学びました。初めて阿寒に訪れた3年前から今までの間、長い歴史の旅をしてきたような気持ちです。飾り、眺め、その世界観を想像し、心が動くような瞬間があったら嬉しいです。」

  • くらしの工藝布 アイヌ刺繍 販売情報

販売開始:2024年9月4日(水)

取扱店舗:中川政七商店 オンラインショップ、中川政七商店 渋谷店、中川政七商店 奈良本店

特集サイト:https://nakagawa-masashichi.jp/kogeifu

  • 全ラインアップ

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000056.000016802.html


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想像と創造の源泉探る アイヌ民族博物館、14日から特別展

2024-08-29 | アイヌ民族関連

室蘭民報 2024/08/28 20:00

 白老町の民族共生象徴空間・ウポポイの中核施設、国立アイ...

ここから先の閲覧は有料です。

https://www.muromin.jp/news.php?id=112900


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【News】第39回カダヤワン祭り、安全確保のために2万人の警備員を導入する予定

2024-08-29 | 先住民族関連

ダバウォッチ 2024年8月28日

ダバオ市公衆安全・セキュリティ指令センター(PSSCC)は、2024年8月8日から18日まで開催される第39回カダヤワン祭りで「無事故」を目指し、約20,000人の人員を配置することを予定している。

月間にわたるこの祝祭に関与する機関には、Central 911、市災害リスク軽減管理局(以下CDRRMO)、市保健局(以下CHO)、市経済企業(以下CEE)、フィリピン国家警察-ダバオ海上駅、国家捜査局-ダバオ地方(以下NBI-11)、ダバオ任務部隊、および市社会福祉開発局(以下CSWDO)などが含まれる。 7月30日(火)にダバオ市警察庁(以下DCPO)グラウンドで行われた派遣式では、新しく任命されたDCPO局長ハンセル・マランタン警察長官が、イベントの平和と安全の重要性を強調し、これがすべてのダバオ市民にとって重要であると述べた。

「市内のさまざまな機関からのPSSCを迎え、カダヤワン祭りをすべての人々にとって安全で楽しいものにするために私たちが果たす重要な役割を認識しましょう」と述べたマランタン氏は、7月10日に20代目の局長に就任したばかりである。 また、マラカニアン宮殿は、カダヤワン祭りと先住民族の日を記念して、8月16日を特別非労働休日と宣言した。多くの人々が一つの場所に集まる期間は普段と比較して犯罪が起こりやすい。市には厳重な警備体制が求められるだろう。

【特集】2024年ダバオの一大イベント8月の「カダヤワン祭り」スケジュール詳細

https://davawatch.com/articles/2024/08/28/83794.html


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川上ミネ 春日大社奉納ピアノリサイタル 2024年10月26日開催

2024-08-29 | 先住民族関連

川上ミネ音楽事務所株式会社 2024年8月28日 13時00分

今年も川上ミネが奈良の春日大社で奉納リサイタルを行ないます。2024年、北欧フィンランドや南米コロンビアで、大自然の静寂に感性を研ぎ澄まし、更なる深化を遂げた川上ミネの音楽世界を是非ご一緒に。

来る10月26日土曜日18時より、奈良は春日大社の林檎の庭にて今年も「川上ミネ 春日大社奉納ピアノリサイタル」を開催いたします。悠久の歴史を湛える境内と春日の原生林の森閑とした空間そのものと一体となり響き合う演奏をお楽しみください。

この一年、川上ミネは、ふるさとである愛知県長久手の風景を描き出し、現在居住するサンティアゴ・デ・コンポステーラでは、オリジナル曲「アヴェ・マリス・ステラ」などがミサ曲としてキリスト教三大聖地のひとつであるサンティアゴ大聖堂で奏でられるようになりました。レコーディングの活動としては、サンティアゴ大聖堂でパイプオルガンと、アンデス山脈の大自然の中では先住民の一千年前のオカリナと共演。楽曲取材では、北欧フィンランドの北極圏や南米コロンビアの先住民族との交流など、精力的にその音楽に磨きをかけて参りました。

地球から頂く素晴らしい恵みをひとつひとつの音に込めて皆様にお届けいたします。

【川上ミネより】

おかげさまで、春日大社で演奏を奉納するのも今年で6度目となりました。

日本と世界の情勢が根底から大きく変化していく中、数百年変わらないピアノという楽器と向き合い曲を作っていくとき、時勢にとらわれない揺るがぬ音に耳を研ぎ澄ませて行きたいと思う自分がいます。その音は、風や水、木々のざわめき、虫や動物の鳴き声だと感じます。

普段クラシック音楽は「ラ」の音を軸に調律をしますが、私にとって調律軸は大自然の響き中にあるような気がしてなりません。その全ての音が1250年余り変わらぬまま存在する場所、それが春日大社の林檎の庭です。

一年に一度、この場所に世界最高峰のピアノ(SHIGERU KAWAI SK-EX)を運び入れ、春日大社と原生林の中で響き合うことが、私にとっての原点、音楽の故郷に還るような特別な演奏会です。

選曲は、一千年以上伐採が禁じられてきた春日山原生林の大自然と調和する曲を、今まで作曲した300以上の曲から厳選しました。皆様と共に春日大社の大自然と一体となって、楽しんでいただけるようなプログラムです。虫の羽音や草花のさざめきの小さな音までお楽しみいただけるよう、限られたお席数しか用意できませんが、秋の夜の特別な時間を過ごしに春日大社へお越しいただけたら心から幸いに思います。

【プログラム】

春日大社2024(初演)、道(NHK「猫のしっぽカエルの手」、Ave Maris Stella, Santiago de Compostela(サンチャゴ大聖堂公式ミサ曲),お父さんへ,やまとの季節(NHK「やまとの季節」) 他

【川上ミネ春日大社奉納ピアノリサイタル】

2024年10月26日(土)

 16:30~受付(感謝共生の館) 

 18:00~開演(林檎の庭)

【拝観席】春日大社 本社 幣殿/直会殿 ※全席指定

【主催】川上ミネ音楽事務所

【協力】春日大社 https://www.kasugataisha.or.jp/

【入場料】15,000円

【チケット販売】チケットぴあ

  Pコード:269931

https://t.pia.jp/pia/ticketInformation.do?eventCd=2415916&rlsCd=001&lotRlsCd=

【プロフィール】

川上ミネ(ピアニスト・作曲家)

愛知県長久手市出身。ドイツ・ミュンヘン国立音楽大学ピアノ科、スペイン・マドリッド王立音楽大学院卒業。在学中にキューバ人ラテンジャズピアニスト、チューチョ・バルデスの演奏に衝撃を受け、キューバへ移住。音楽学校で教鞭をとりながらクラシックを超えた自由な音楽スタイルを身につける。

その後、中南米やアジア各地で演奏活動を行ない2000年に帰国。

現在は、サンティアゴ・デ・コンポステーラ(スペイン)と京都に拠点を置き、演奏、作曲、音楽制作の活動をしている。

2004年・2018年/キューバ国ハバナ市国立劇場及びマドリッド王立劇場にてチューチョ・バルデス氏とのピアノ共演。

2005年/愛知万博(愛・地球博)公式ピアニスト・作曲家として、マスコットキャラクター「モリゾーとキッコロ」の音楽を制作。

2013年~2014年/スペイン・マドリッド王立劇場で開催された「日本・スペイン交流400年開幕記念音楽会・閉幕記念演奏会」の音楽監督及びソリストを務め、皇太子徳仁殿下(当時)、スペイン国王フェリペ6世殿下(当時アストゥリアス皇太子)、レティシア王妃(当時皇太子妃)がご臨席。スペインの世界遺産「サンティアゴ・デ・コンポステーラ大聖堂」でのピアノリサイタルを開催(皇太子徳仁親王殿下(当時)がご臨席)。現在、拠点の一つとしているスペインの上記サンティアゴ大聖堂では、川上ミネ作曲「アヴェ・マリス・ステラ」がミサ曲として常時パイプオルガンによって演奏されている。

2005年以降「清水寺(京都)」2015年以降「春日大社(奈良)」と、日本の世界遺産でも毎年ピアノリサイタルを開催。NHKの番組では「猫のしっぽ、カエルの手」「やまと尼寺精進日記」「やまとの季節二十四節気」を始め、アイヌの人々の食生活を紹介する「カムイの森にごはん降る降る」、全国各地のおむすびを紹介する「おむすびニッポン」で楽曲を提供。

2020年9月、NHKにて春日大社での奉納演奏を含む「音楽家 川上ミネ」を描いたドキュメンタリー番組「音のかたち 奈良 季節を描くピアノ」がOAされる。

2023年10月からは、NHK「しあわせ気分のスペイン語」に楽曲を提供し、出演もしている。

2024年4月から北海道釧路市阿寒町にある阿寒アイヌシアターイコロにて常時上演されている新演目「満月のリムセ」の音楽制作を手掛けている。

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000008.000097190.html


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わなにかかったクマの救助支援 先住民13人に感謝状/台湾

2024-08-29 | 先住民族関連

中央社フォーカス台湾 2024/08/28 18:05

わににかかったタイワンツキノワグマの救助を支援し、感謝状を受け取った台湾原住民ら=林業・自然保護署台東分署提供

農業部(農業省)林業・自然保育署台東分署は28日、わなにかかったタイワンツキノワグマ1匹の救助を支援したとして、東部・台東県卑南郷に住む台湾原住民(先住民)の洪田福さんら13人に感謝状や報奨金を手渡した。

同分署によると、わなにかかったクマは20日、生態環境の調査や保全に携わる洪さんらに発見された。洪さんらは分署や卑南郷公所(役場)が設立した通報プラットフォームに支援を要請した他、体重約80キロあるクマの搬出に協力したという。

救出されたクマはその後死んだが、同分署は熱心に救助や搬出に協力してくれたとして原住民13人に感謝を表明。同分署の呉昌祐署長は、今回の救助は通報プラットフォームの重要性と意義を際立たせたと語った。

(魯太城/編集:齊藤啓介)

https://japan.focustaiwan.tw/photos/202408285001


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見慣れた暮らしの中の文化 平取町 文化的景観20周年記念パネル展【平取】

2024-08-29 | アイヌ民族関連

2024.08.28日高報知新聞

文化的景観について詳しく説明したパネル展

【平取】町内二風谷の沙流川歴史館で「文化的景観20周年記念」パネル展が行われている。

 文化的景観は、地域の暮らしや生業、文化的な関連の中で形成されてきた景観を指し、2004年(平成16年)の文化財保護法の改正により文化財として位置づけられ、24年(令和6年)に20年を迎えた。近年の開発によって地域らしい個性が失われていく中、特有の生活や風土を守りながら伝えて行く取り組みとして、平成17年度に日本の文化財保護の一領域に文化的景観が加えられた。

 重要文化的景観に選定されているのは全国で72件。このうち道内では唯一、平取町の「アイヌの伝統と近代開拓による沙流川流域の文化的景観」が07年(平成19年)7月26日に選定されている。

 平取町はアイヌの伝統が色濃く残る地域として国内外に広く知られ、その一方沙流川流域では、造林や牧畜、などさまざまな食糧生産を経て、現在の林業やトマト・和牛・軽種馬生産などの発展へとつながってきた。また多様な文化継承や生業、日々の暮らしの積み重ねによって、今日においても地域らしさを反映した文化的景観が形成され続けている。

 同歴史館の西希学芸員は「10月24・25日に文化的景観全国大会が平取町で開かれる。全国にはたくさん文化的景観があるが道内では平取町のみ。西日本に集中しており、今大会で交流することによりいろいろな意見を聞くことができる。20周年を迎え文化的景観に興味を持ってもらえる企画となっているので、多くの人に感心を持ってもらいたい」と来館を呼びかけている。パネル展は9月1日まで。午前9時~午後4時30分。入場無料。

 問い合わせは、同歴史館(☎01457・2・4085)へ。

https://hokkaido-nl.jp/article/35176


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国内最大級のフランス料理イベント「ダイナースクラブ フランス レストランウィーク2024」開催!パリ社交界デビューから20年フランスとゆかりのある、森 泉がイベントアンバサダーとして発表会に登場!

2024-08-29 | アイヌ民族関連

グループ・アラン・デュカス株式会社 2024/8/27 18:56

「“ママ森”の食事の教えを実践しています」と森英恵とのエピソードも!全国から選出されたフォーカスシェフ、7名が登壇!スペシャリテもお披露目!

誰でも気軽にフレンチを楽しめる、国内最大級のフランス料理イベント「ダイナースクラブ フランス レストランウィーク2024」が、9月20日(金)から10月14日(月・祝)まで25日間、開催されます。そして、本日より「ダイナースクラブ フランス レストランウィーク2024」公式サイトにて、一般向けオンライン予約スタートいたしました。

14年目となる今年は、北海道から沖縄まで全国約500店以上のフレンチレストランが参加予定。有名レストランガイドの星獲得店やメディアで人気のシェフたちによるフレンチを、どなたでも特別価格(2,500円~)で気軽に楽しむことができる、食欲の秋に見逃せない絶好のグルメイベントです。

ダイナースクラブ フランス レストランウィークでは、今年も『地元の生産農家さんを応援したい』というシェフの声をもとに「日本の食文化を応援!トレ・ボン日本のテロワール」をイベントのキーワードに掲げ、和食材を取り入れたフレンチの特別コースを各地のレストランで楽しめます。そして、今年の参加レストランが提供するお料理のテーマは、シェフが得意とする一皿「スペシャリテ」。発表会では、全国の参加レストランより【北海道】【青森】【東京】【福井】【兵庫】【沖縄】のエリアから選ばれた、今年注目の“フォーカスシェフ”7名をご紹介し、シェフの「スペシャリテ」もお披露目いたしました。

この度、 「ダイナースクラブ フランス レストランウィーク2024」の開催と一般予約開始にあわせて、メディアの皆様に向けて発表会を実施いたしました。

発表会では、特別協賛である ダイナースクラブカード発行会社 三井住友トラストクラブ株式会社 代表取締役社長 五十嵐 幸司氏、ダイナースクラブ フランス レストランウィーク 事務局長ジャン フィリップ・ザーム氏がご挨拶。そして「ロワゾー・ドゥ・フランス」エグゼクティブシェフのブランシュ・ロワゾー氏も登壇し、「今回のイベントを通し、フランス料理の豊かさを皆さまと共有し、日本の食文化に深く触れたい」とコメントいたしました。続いて、2024年注目のフォーカスシェフ7名が紹介され、イベントへの意気込みと、シェフの得意料理「スペシャリテ」に込めた思いをアピールしました!

ダイナースクラブ フランス レストランウィーク2024 開催概要

■開催期間 2024年9月20日(金)~10月14日(月・祝)25日間

■主催 ダイナースクラブ フランス レストランウィーク事務局

■特別協賛 在日フランス大使館

■特別協賛 ダイナースクラブ(発行会社:三井住友トラストクラブ株式会社)

■開催場所 全国の参加フレンチレストラン500店以上、各店舗で特別コースを提供

■予約 2024年8月27日(火)午前10時~ 

ダイナースクラブ フランス レストランウィーク2024公式サイトにて、一般向けオンライン予約スタート

※レストランへ直接電話予約も可能  ※ダイナースクラブ会員先行予約あり

予約は公式サイトよりスタート!:https://francerestaurantweek.com/

■パートナー企業

・エールフランス航空 ・メゾン マム(ペルノ・リカール・ジャパン株式会社) ・DS AUTOMOBILES ・サンペレグリノ・アクアパンナ ・七賢(山梨銘醸株式会社) ・ペリエ ジュエ(ペルノ・リカール・ジャパン株式会社) ・マルホン胡麻油 ・ネスプレッソ / NESPRESSO ・hide k 1896 ・シャトー・サン・マルゲリート(ペルノ・リカール・ジャパン株式会社) ・レ ヴェルジェ ボワロン(日仏商事株式会社) ・ドゥマール(日仏商事株式会社) ・ラ ローズ ノワール(日仏商事株式会社) ・貝印 ・アラン・ミリア(株式会社アルカン) ・ルージエ ・住商モンブラン株式会社 ・ メゾン・ジネステ社 ・antenna* ・My Little Box ・ニッポンフードシフト ・食品ロス削減国民運動 ・株式会社TableCheck

全国から選りすぐりのフォーカスシェフ紹介

ダイナースクラブ フランス レストランウィーク2024が注目する旬なシェフたち!

【北海道】【青森】【東京】【福井】【兵庫】【沖縄】エリアから選抜された次世代を担うシェフたちが、イベントを盛り上げます!

【北海道】Table de reveur (ターブル ド レヴール) 伊藤 有輝 氏

<スペシャリテ>道南 昆布締めユクのロティ グランヴヌールソース※ユクとはアイヌ語でシカを意味する

【コメント】私の料理スタイルは、北海道道南の新鮮な食材を使用し、伝統的なフランス料理の技法と地元の食文化を融合させることを心掛けています。これをカジュアルなフランス料理に昇華し提供しています。今年注目の食材は、道南南茅部の真昆布と函館のブランド鹿『函鹿』です。また、北海道の先住民族であるアイヌ民族が食していたシケレペという木の実と和食の調理技術である昆布締めを参考に鹿肉を調理し、道南でしか味わえない一皿を提供いたします。和の要素を取り入れた私らしいコース料理と、北海道の新たな魅力をお伝えできればと思います。

【青森県】レストラン カシー 草野 晋輔 氏

<スペシャリテ>塩谷魚店の鮮魚を使用した「レストランカシ―の“ブイヤベース”」、藤崎町産のりんごを使用した「温かい“りんごのタルト・フィーヌ“」、 はやし農園産のカシスを使用した「カシスバター」

【コメント】私たちのレストランが位置する青森県は、多くの素晴らしい食材に恵まれています。例えば、市内の塩谷魚店さんから仕入れる新鮮な魚は、いつも楽しみにしている食材であり、私たちの料理には欠かせません。また、はやし農園さんのカシスは農薬を使わず、熟した実だけを手で収穫しており、そのカシスジュースの美味しさには感動しました。他にも、青森のリンゴなどの果物や地元産の野菜は、どれもが私たちの料理を作る喜びを一層深めてくれます。フランス レストランウィークを通じて、私たちのレストランでの食事の楽しさや、地域の食材に対する関心が高まることを願っています。

【東京都】naturam(ナチュラム) 杉浦 和哉 氏

<スペシャリテ>万吉どん玉葱のムースと白烏賊、マッシュルーム

【コメント】当レストランでは、日本の四季をテーマに、様々な食材の生産者や器の作り手の方々の思いを大切にしながら、その素材の持つ美味しさを一皿に表現することを心がけています。私たちは、日々のサステナブルな取り組みとして、食材の端材を有効活用し、より多くの野菜を取り入れたメニュー構成に努めています。私が特に注目し、尊敬している生産者は、福島県郡山の鈴木農場の4代目、鈴木智哉さんです。鈴木さんは300品種の野菜を育て、郡山ブランド野菜の普及に大きく貢献されています。先代の思いを大切にしつつも、独自の視点と世界観、そして熱い情熱を持って、野菜の美味しさを広める取り組みをされています。このイベントを通じて、生産者の方々の思いをお客様にしっかりとお伝えできることを願っています。

【東京都】Maison Marunouchi(メゾン マルノウチ) ラウル・ サヴィ 氏

<スペシャリテ>鹿のパテアンクルート ブーダンノワール フォアグラ マスタードマヨネーズ

【コメント】私の料理スタイルは、肉や魚を余すところなく活用し、野菜も根から新芽の先まで使うことを大切にしています。注目している生産者は、北海道の馬木葉(まきば)の松野穣さんです。松野さんは、猟歴25年、鹿肉の販売歴20年の経験を持ち、日々、いかにして美味しい鹿肉を提供できるかを探求し続けています。私が提供するスペシャリテは、鹿肉です。ヨーロッパでは通常、鹿肉は冬の食材とされていますが、日本では一年を通して手に入るため、今まで試したことのない組み合わせに挑戦できることが魅力です。特に、春や秋の食材と鹿肉を組み合わせた料理は、日本ならではの希少な楽しみだと考えています。

【福井県】LULL(ラル) 高橋 勇斗 氏

<スペシャリテ>福井甘海老と鴨のタルタル

【コメント】私の料理のスタイルは「サーフ&ターフ」をテーマにしております。海の恵みと大地の恵みを一皿で表現することを心がけております。今年の注目生産者として、福井県大野市の安川ファームの安川さんをご紹介いたします。安川さんが育てる荒島ポークは、その身はもちろんのこと、脂身まで甘みがあり、どなたにもご満足いただける豚肉です。今回、私がご提供するスペシャリテは「カモと甘エビのタルタル」でございます。こちらには甘酒とバジルの香りを加え、深い味わいに仕上げております。フランス レストランウィークを通じて、福井県の素晴らしい食材を県外の方はもちろん、県内の皆様にも再発見していただければと願っております。

【兵庫県】神戸北野テラス 山口 優貴 氏

<スペシャリテ>カニサラダ

【コメント】私の料理のスタイルは、日本の旬の食材を使用し、フランス料理の技術で表現することです。料理に対するこだわりは、お客様一人ひとりに感動を提供することです。それに向かって自分の技術や経験を最大限に活かしていきます。今年注目の生産者は、明石のつる一、鶴谷真宜さんです。彼の魅力は、何と言っても最高の魚を仕入れてくださるところです。明石を代表する鯛やタコはもちろん、鶴谷さんが扱うどんな魚も最高の状態にしてくれます。ダイナースクラブ フランス レストランウィークを通じて、食べる楽しさを感じていただけると同時に、レストランで素敵な時間をお過ごしいただきたいと思っております。

【沖縄県】MOSS OKINAWA 中村 寿之 氏

<スペシャリテ>Bouillon de legume 薬膳×琉球

【コメント】私たちは琉球食材とフランス料理を融合させた「和琉ようさい」というテーマを掲げ、日々お客様に新しい食の体験を提供しています。今年の注目食材は宮古島の素潜り漁師、高田さんの鮮魚です。ストレスを与えずにキルショットで捕獲された鮮魚は新鮮で美味しく、高田さんとの取引を通じて命のバトンタッチができていることにとても感謝しています。ハイサイ!

イベントアンバサダーとして、パリ社交界デビューから20年を迎え、

フランスともゆかりのある、森 泉さんが登場!

娘を持つ母として食事で気を付けていること、祖母 英恵さんからの教えも明かしてくれました!

19歳でモデルデビュー後、数々の雑誌やパリコレにも出演し、モデルとしてのキャリアを重ねながら、タレントとしても活躍。祖母は世界的ファッションデザイナーの森 英恵であることでも知られ、私生活では動物好きの一面をもつほか、一児の母として暮らしの様子をSNSでも日々発信している森 泉。今年は、2004年の23歳の時にパリ社交界デビューして、20年を迎える。この度、フランスともゆかりが深いことから本イベントのアンバサダー就任が決定し、発表会のトークセッションに駆けつけた。会場後方から颯爽と登場した森は、華やかなワンピース姿で変わらぬスタイルを披露し、会場を華やかに彩った。

イベント冒頭では、「とても楽しいイベントのアンバサダーという大事な役目。自分自身も楽しみながら、魅力を皆さまに伝えたいです!」と森らしく明るく、アンバサダーとしての意気込みを語った。普段から、フランス料理には親しみがあるという森。どのようなシチュエーションで誰とフレンチを楽しむことが多いのかを聞かれると「子供のころから、“ママ森”(祖母:森英恵)や家族みんなで外食に行くときはフランス料理が多かったですね。小さい時から大人と同じものを食べるという教えもありました。本当はハンバーグとか食べたいなと思ったこともあるのですが(笑)でも、今となってはフランス料理には楽しい思い出がたくさんあります」と幼少期を振り返り、「ママ森は、お洋服からネイルの色、食べるものまで本当に細かく見てくれていました」という森 英恵との貴重なエピソードを明かした。

全国500店舗以上のレストランが参加し、国内最大級のフランス料理イベントで今年14年目の開催となる「ダイナースクラブ フランス レストランウィーク2024」では、毎年異なる料理テーマが設定されるが、今年のテーマは、シェフが最も得意とする一皿、いわばお店の顔ともいえる「スペシャリテ」!そして、全国から注目のシェフとして選出された7名のフォーカスシェフたちの「スペシャリテ」が発表会でお披露目になったことに触れ「本当に華やかで、色も素敵でしたし、素材も色々なものが使われていて、意外な組み合わせも含め、良い刺激を受けました」と話し、「全部美味しかったが、特にカニのサラダは、食べていくうちにいろんな素材が出てきて、食感の変化も相まって食べていて楽しくなりました」と絶賛した。

レストランでの食事の楽しみ方やテーブルマナーについて学ぶ、お子様の初めてのレストラン体験を応援する食育イベントなどにも力を入れている本グルメイベント。森自身も娘をもつ母として、食事にはかなり気を遣っているといい「食育はとても難しいですが、“ママ森”の教えを実践しています。家で食べるときは、いい素材を、その味を活かしたシンプルな味付けで食べるようにしています。外で食べるときは、美味しいフレンチを食べるという、“メリハリ”を意識しています」と語り、「レストランにもたくさん連れていき、色々なものを味わってもらっている」と、そのこだわりを語り、祖母である森英恵からの教えが、娘へ育児にも活かされていると話した。

そして、本イベントオリジナルコックコートが森にも贈呈され、にっこり。

最後に、「ダイナースクラブ フランス レストランウィーク2024」への参加を考えているお客様に向けて「食欲の秋ですので、同じお店ばかりに行くのもいいですが、この機会に色々な新しいお店に行ってみて、いろいろな刺激をもらいに行くのはいかがでしょうか」とメッセージを送りイベントを締めくくった。

「ダイナースクラブ フランス レストランウィーク2024」は、9月20日(金)から10月14日(月・祝)まで25日間開催、本日より公式サイトにて、一般向けオンライン予約スタート!どなたでも特別価格で気軽に楽しむことができる、食欲の秋に見逃せない絶好のグルメイベントをお楽しみください!

https://www.sankei.com/pressrelease/prtimes/3RHPPH4MT5KUJGXIEC7N52CAUI/


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「心筋梗塞」が少ない「日本人」、じつは「2つの食材」を食べていたからだった…!

2024-08-29 | 先住民族関連

現代ビジネス 8/28(水) 7:00

日本人には、日本人のための病気予防法がある! 同じ人間でも外見や言語が違うように、人種によって「体質」も異なります。そして、体質が違えば、病気のなりやすさや発症のしかたも変わることがわかってきています。欧米人と同じ健康法を取り入れても意味がなく、むしろ逆効果ということさえあるのです。見落とされがちだった「体の人種差」の視点から、日本人が病気にならないための方法を徹底解説!

【写真】じつはいま「日本人」のあいだで発生率が急上昇している「がんの種類」

*本記事は『欧米人とはこんなに違った 日本人の「体質」 科学的事実が教える正しいがん・生活習慣病予防』(講談社ブルーバックス)を抜粋・再編集したものです。

日本人の血管を守る魚と大豆の力

写真:現代ビジネス

日本人が動脈硬化を起こしにくい原因の一つと考えられてきたのが、善玉HDLが多いことです。日本人と米国白人の血中脂質の濃度を比較した2008年の論文によると、悪玉LDLと中性脂肪の数値はほとんど同じでしたが、米国白人の善玉HDL値は日本人より10%低くなっていました。

善玉HDLは、あまったコレステロールだけでなく、酸化LDLも引き抜いて肝臓に運んでくれます。この他に、悪玉LDLを酸化されにくくする作用や、血管の内側の細胞を守る作用も報告されており、日本でも海外でも、心筋梗塞に関しては、悪玉LDLが多いことより善玉HDLが少ないことのほうが問題と考えられています。

日本でも食の欧米化が進んでいることから、これからは日本人も善玉HDLが減って動脈硬化になり、心臓病が増えるのではないかと予想する専門家もいました。ところがです。最近になって驚くようなことがわかりました。厚生労働省の「国民健康・栄養調査」によると、食の欧米化にもかかわらず、日本人のHDLは減っていないのです。

図5-5は、日本人のHDLの数値を男女別にグラフにしたものです。男女ともに数値はほぼ一定で、ほとんど変わっていないことがわかります。日本人のHDLが高い理由を解明して動脈硬化の予防に応用できれば、世界の人にとって大きな恩恵になるかもしれません。

そして日本人の動脈硬化が進みにくい原因とされるものが、もう一つあります。魚です。

先に書いたように、悪玉LDLバスには、コレステロールの他に脂肪酸がお客さんとして乗っています。脂肪酸はどんな脂質にも入っている成分で、大きく不飽和脂肪酸と飽和脂肪酸に分けられます。そして、この脂肪酸の種類によって悪玉LDLバス全体の酸化されやすさが決まるのです。

図5-6の左のバスを見てください。悪玉LDLバスに乗っている脂肪酸は、通常はリノール酸やアラキドン酸に代表される不飽和脂肪酸です。不飽和脂肪酸はとても酸化されやすく、不飽和脂肪酸が酸化されると、悪玉LDLバス全体が酸化されて酸化LDLになり、動脈硬化を起こすと考えられています。

ところが日本人の悪玉LDLバスには、同じ不飽和脂肪酸でも、動脈硬化をむしろ防ぐEPA(エイコサペンタエン酸)、DHA(ドコサヘキサエン酸)が多く乗っていることが明らかになりました。EPAが注目されるきっかけになったのは、1970年代にグリーンランドでおこなわれた調査です。アザラシや魚を多く食べるグリーンランドの先住民には心臓病が少なく、その後の研究で、同じ傾向が日本人にも認められたのです。

EPAもDHAも不飽和脂肪酸なので、酸化はします。ところが、EPAとDHAは水中では酸化されにくく、それどころか他の脂肪酸の酸化を防いでくれることがわかりました。この仕組みはまだ完全には明らかになっていませんが、体内は水で満ちていますから、EPAとDHAの強みが最大限に生かされます。

EPAとDHAは、魚、とくにアジ、イワシ、サンマ、サバなどの背中の青い魚に豊富に含まれています。このうちEPAは中性脂肪の合成をおさえ、その分解を促すことで体内の中性脂肪を減らします。また、冠動脈がふさがる原因になる血の固まりをできにくくする働きもあります。DHAは中性脂肪だけでなく悪玉LDLも減らします。でも善玉HDLは減らしません。中性脂肪は悪玉LDLを小粒にして酸化されやすくしているので、こうして中性脂肪が減れば、動脈硬化が起きにくくなるわけです。

日本人は伝統的に魚を多く食べてきたので、悪玉LDLバスのお客さんがリノール酸とアラキドン酸からEPAとDHAに変わり、動脈硬化を防いでくれていると考えられます。日本人4万人を対象にしたコホート研究では、EPAとDHAの摂取量が最も多いグループは、最も少ないグループとくらべて、心筋梗塞に代表される心臓病の発症率が40%も低くなっていました。

日本人は世界でも魚をよく食べ、心臓病の発症率が低い民族ですが、そんな日本人でも、魚の摂取量を増やせば心臓病の危険がさらに小さくなるということです。EPAとDHAの効果は欧米人でも確かめられており、現在、欧米を含む世界数十ヵ国で、魚に含まれる不飽和脂肪酸を濃縮した脂質異常症治療薬が使われています。

厚生労働省は、EPAとDHAが動脈硬化を防ぐだけでなく、糖尿病、乳がん、大腸がん、肝臓がん、認知症の一部、視力が低下する黄斑変性症などの発症率を下げる可能性があるとして、EPAとDHAを合わせて1日1g摂取するようすすめています。

日本人1人あたりの魚介類の消費量は今も世界トップクラスで、2006年と2007年の調査によると、EPAとDHAを米国白人の4倍摂取しています。しかし、食生活の変化から魚の摂取量は減少を続け、またEPAとDHAが多いサバ、アジの代わりに、サケ、マグロなど、EPAとDHAが比較的少ない魚が好まれるようになったことで、EPAの1日摂取量は1975年をピークとしてじりじり下がっています。魚を食べて動脈硬化を防ごうと思うなら、これではだめです。

といっても深刻に考える必要はありません。サプリメントを飲まなくても、背中の青い魚なら1日50g食べれば十分です。握りずしのネタが平均13gなので、サンマのにぎりなら4貫。焼きサバ1切れ、サンマ塩焼きはどちらも120gですから、1回食べればゆうに2日分あって、おつりがきます。EPAとDHAは魚の皮や血合いにも豊富なので、塩焼きや煮つけはきれいに食べてください。こうやって日常生活で魚から摂取する分には、どれだけ取ってもかまいません。

そしてもう一つが、これまた和食の主役である大豆です。日本人の大豆摂取量は他の国よりはるかに多いものの、その日本人のなかでも摂取量が多いグループは、大豆をあまり食べないグループとくらべて脳梗塞の発症率が約3分の2に、心筋梗塞の発症率が約半分になることが、日本人を対象にした大規模調査から明らかになりました。残念ながら、この効果が認められたのは女性だけで、男性には効果がありませんでした。これは、大豆に含まれるイソフラボンが、女性ホルモンであるエストロゲンに似た働きをするからだと考えられています。

図5-7は1日あたりのイソフラボンの摂取量と、心筋梗塞による死亡率の国際比較です。これは1983年から20年近くかけて実施された調査で、尿に排泄されたイソフラボンの量から摂取量を推定しています。すると、イソフラボンを多く摂取している地域ほど、心筋梗塞による死亡率が低い傾向が見られました。

イソフラボンの作用は本物の女性ホルモンとくらべて非常に弱く、あまり長続きしないので、大豆製品は毎日取るようおすすめします。こう聞くと、サプリメントを利用したくなるかもしれませんが、サプリメントでまったく同じ効果が得られるかは結論が出ていません。

大豆にはイソフラボン以外にも、さまざまな有効成分が入っており、一緒に摂取することで作用が強まる可能性があります。たとえば大豆に含まれるレシチンには水にも脂肪にも結びつく性質があり、肝臓にたまった余分な脂肪の排出を促します。また、サポニンという成分には悪玉LDLの酸化をさまたげる作用があります。ビタミンや食物繊維も豊富ですから、やはり大豆または大豆製品として丸ごと摂取すべきでしょう。

さらに連載記事<「胃がん」や「大腸がん」を追い抜き、いま「日本人」のあいだで発生率が急上昇している「がんの種類」>では、日本人とがんの関係について、詳しく解説しています。

奥田 昌子(医学博士)

https://news.yahoo.co.jp/articles/a6fab0cb093163541d6d0a27985893a9cb0556ed


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環太平洋の諸民族のルーツは...「実は台湾」 マダガスカルからニュージーランドまで、対中国の心強い味方に?

2024-08-29 | 先住民族関連

ニューズウィーク 8/27(火) 18:00

太平洋に広がる「オーストロネシア語族」の祖先は皆、台湾原住民族であるという説が、近年ますます有力になっている

「太平洋オーストロネシア合同収穫フェスティバル」の準備をする台湾原住民族の人々 REUTERS

西はマダガスカル島、東はイースター島、南はニュージーランドまで広大な範囲に及ぶ太平洋の「オーストロネシア語族」。

実は彼らの祖先は皆、台湾原住民族(先住民)に行き着くとの研究が、最近ますます有力になっている。約5000年前から黒潮に乗って、台湾を起点として各地に広がっていったというのだ。

それに合わせ、台湾原住民族を祖系とするニュージーランドのマオリと台湾・台東のアミ族の交流や、台東長濱で古代カヌーによる航海術を復活させようと発足した「長濱船団」とハワイの伝統航海カヌー・ホクレアとの文化交流も始まっている。

さらに、今年6月にハワイで開催された太平洋諸島の先住民文化を祝う世界最大級のイベント「フェスティバル・パシフィック・アート&カルチャー」の台湾館では、オーストロネシア語族の「家」というテーマで展示が行われた。

漢民族より前から台湾に暮らしてきた先住民の文化的独自性は、中国との差別化を図る意味でも注目される。しかも、その仲間が各地に存在するとなればなお心強い。

外交関係のある国がどんどん減っている台湾だけに、環太平洋全体に広がる「一族」の関係強化は重要戦略だ。

栖来ひかり(在台湾文筆家)

https://news.yahoo.co.jp/articles/0c85e8e1fa7d26e2596ae44c9ef742f2cc730684


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