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<台湾の総統選>投票終わる 一部投票所では有権者による違反も

2016-01-17 | 先住民族関連
中央フォーカス台湾  2016/01/16 16:41

警察提供
(台北 16日 中央社)総統選挙と立法委員(国会議員)選挙は16日午後4時、投票受付が終了した。開票作業は午後10時までには完了する見通し。多くの投票所では順調に投票が行われたものの、一部では有権者が投票用紙を破るなどし、警察に連行される騒ぎもあった。
台北市士林区の投票所では午前11時前、50代の女性が総統・副総統を選ぶ投票用紙に誤って印鑑を押し、新しいものに交換してもらおうと用紙を破損。台東県達仁郷の投票所でも午前9時ごろ、男性が比例代表用の投票用紙を破る違反があった。過去最長の73センチにもおよぶ投票用紙を前に、精神が不安定になったためだとみられている。投票用紙を故意に破損させた場合は公職人員選挙罷免法により5000台湾元(約1万7460万円)以上5万元(約17万4600円)以下の罰金が科される。
一方、台東県の投票所には、台湾原住民(先住民)アミ族の頭目(集落の代表)らが伝統衣装姿で投票に訪れた。頭目によると、選挙は重大イベントであるため、伝統衣装を着たという。
総統選には中国大陸からも関心が寄せられている。短文投稿サイト「ウェイボー」(微博)の検索ワードランキングでは「台湾大選」(台湾の総統選)が政治ジャンルの1位に浮上。同日午前の検索回数は19万回に上った。
選挙の結果は今晩にも明らかになるが、精神科医によると選挙後にはうつを訴える患者が増えるという。三軍総医院精神科学部の葉啓斌主任は、選挙に多大な関心を寄せていた場合は、期待が外れた際に不眠や孤独感の増大、涙もろくなるなどの症状が出やすくなると話す。患者数は通常より1割程度増加するとみられている。
(黄麗芸、載雅真、盧太城、龍珮寧/編集:名切千絵)
http://japan.cna.com.tw/news/apol/201601160001.aspx
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