不適切な表現に該当する恐れがある内容を一部非表示にしています

先住民族関連ニュース

先住民族関連のニュース

交流センターで学習 北方領土青少年視察団 観光船にも乗船

2015-07-30 | アイヌ民族関連
福島民報- 2015/07/27 09:45
 北方領土返還要求運動県民会議青少年視察団は26日、北海道根室市の北方四島交流センター「ニ・ホ・ロ」を訪れた。
 同館は、北方領土問題を広く伝えるとともに、ビザなし交流で来日したロシア人との交流の場となっている。参加児童らは山や川、滝など北方四島の大自然を紹介する映像を見た。北方の島々にはかつてアイヌ民族が暮らし、水産資源に恵まれた周辺環境を学んだ。
 ロシアの文化、風俗、歴史を紹介するコーナーを児童は興味深そうに見入っていた。国後島に近い別海町では、観光船から北方領土との距離を感じた。標津町の標津サーモン科学館も訪れた。
 会津若松市の河東学園小6年の穴沢友将君(12)は「北方領土の雄大な自然に感動した。いつか間近で見てみたい」と話し、同じく行仁小6年の林洋美さん(12)は「日本とロシアの首脳が話し合って、問題を解決してほしい」と要望した。

北方四島交流センター「ニ・ホ・ロ」で北方領土の歴史に理解を深める児童ら
https://www.minpo.jp/news/detail/2015072724324

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

先住民の居住地にマレーシア政府が巨大ダム建設の計画

2015-07-27 | 先住民族関連
グローバル・ボイス日本語 (ブログ)- 2015/07/25 23:31 GMT
マレーシアのサラワク州では建設予定地に暮らしている先住民の強い反対運動にもかかわらず地方政府が巨大ダムを建設している。ボルネオ半島に位置するサラワク州は天然資源が豊富である。
サラワク州北部に位置するバラムで建設計画中のダムは1200メガワットの電力を生み出すと推定されるが、それに伴い412平方キロメートルもの熱帯雨林が水没し失われることが危惧されている。加えて先住のカヤン族、クニャー族、ペナン族からなる27の村のおよそ2万人がダムの建設に当たり立ち退きを余儀なくされる。バラムダムは地方政府が建設予定している12の巨大なダムのうちの1つである。
地元のリーダーで、ダム建設に反対する活動家のピーター・N. J. カラングはダムの建設がバラムの先住民の核となる人口の減少につながると警告している。
ダム建設はバラムに住む人や将来の発展よりも、その他の地域の利益を目的として建設される。
影響を受ける一人として、この理不尽で不当で侮辱的な開発には賛同できない。
これはモラルに欠けた強欲な考えから生まれた非常識な開発と思われる。
直接的に不利益を被る我々にとって、ダム建設が意図的に我々の民族を排除するために計画されたという考えを持つのは当然のことで、誰も私たちを非難することはできない。
昨年より地元住民は道路を封鎖しダム建設を妨害している。また、マレーシアの他のコミュニティをはじめ、インターネットを通じて世界中の環境ネットワークにダム建設反対運動の支援を訴えている。

バラムダム建設計画への反対運動。写真はセイブリバースのフェイスブックより抜粋
先週、コミュニティ主導のバラムダム建設反対運動の555日の節目の日にボルネオプロジェクトによりドキュメンタリー映画が上映され、サラワクでのダムが不要ということと先住民が被る不利益の説明がなされた。
この映画では賄賂がダム建設計画推進の主要因であったかも調べている。
数日前に政府がバラムダム建設を要請したことにより、先住民の反発は更に激化すると予想される。
校正:Jiro Tominaga
原文https://globalvoicesonline.org/author/mong/
http://jp.globalvoicesonline.org/2015/07/25/37128/

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

千原せいじアフリカの旅が約1年ぶりに復活、先住民族とダンスバトルも

2015-07-26 | 先住民族関連
お笑いナタリー2015年7月24日 15:30
来週7月31日(金)放送の「世界の村で発見!こんなところに日本人」(ABC・テレビ朝日系)にて、千原せいじのシリーズ企画「せいじがアフリカ54カ国に住む日本人全員に会いに行きます!」が復活する。

南アフリカ最大の先住民族“ズールー族”の村を訪れた千原せいじ(左)。(c)ABC
これまでアフリカ18カ国を旅してきた千原せいじ。昨年、千原兄弟揃ってモロッコ王国を訪れて以来、約1年ぶりにアフリカ大陸へと向かう。犯罪多発都市と呼ばれるヨハネスブルグを出発したせいじは、タクシーの運転手から「観光客は危ないから車から降りないほうがいい」と注意されるなど、緊張感あるスタートを切る。そんな中、乗り合いバスで知り合った乗客に宿泊ホテルを手配してもらったり、南アフリカ最大の先住民族“ズールー族”の村へ招待してもらったりと、現地の人々に自然と溶け込む場面も。またズールー族の村では思いがけず、せいじと部族のお母さんとのダンスバトルも展開される。
今回南アフリカを訪問したせいじは「忘れていることもたくさんあったわ。やっぱりアフリカは気を引き締めて旅しないと、というのを思い出したね」とロケを振り返った。久々のアフリカに気合が入ったせいじの旅をお楽しみに。
千原せいじ コメント
実は久々のアフリカの旅で、めちゃくちゃテンション高かったんです。でも、いきなりテンション高く入ったら今後の旅に響くといけないのでね。あえて気持ちを抑えぎみに旅をしてきました。ここ1年ほどは、ヨーロッパの国々へ日本人を探しに行っていたんですが、ヨーロッパもすごいけどアフリカのすごさはまったく違うものやと改めて実感しました。例えば「今日は通学路でゾウがケンカしているから学校が休みなんだ」って、子供たちの普通の会話なんです。そういうありのままの、当たり前の自然のすごさを魅せつけられる場所がアフリカ。実際に行ってみると、人として人らしく居れる場所なんだと、改めて感じました。
渡航ビザの状況もあるのでなかなか行きたい国へ行くのが難しいんですが、今後行ってみたいのはモーリシャス共和国。行った人の話を聞いたら、みんな素晴らしいと言うので一度は行ってみたいですね。
http://natalie.mu/owarai/news/154912

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アイヌ文化理解深めて 伝承者5人 白老で来月講座

2015-07-26 | アイヌ民族関連
北海道新聞 07/25 16:00
公開講座への来場を呼びかける5人。前列左から新谷さん、中井さん。後列左から山本さん、山丸さん、木幡さん
 【白老】アイヌ文化振興・研究推進機構(札幌)の伝承者育成事業の3期受講生5人が、これまで1年4カ月の研修の成果を、アイヌ民族博物館の公開講座として8月8日から披露する。アイヌ文化を来館者にどれだけ伝えることができるか試し、肌で感じとる。
 同事業は08年に始まったアイヌ民族の伝統的生活空間「イオル」再生事業の一環。アイヌ民族の子弟が対象で、同博物館を拠点に1期3年のプログラムで学んでいる。これまでに13人が巣立ち、同博物館の職員や学芸員になったり、地元に戻って文化発信活動などに携わったりしている。
 昨年4月から学び始めた3期生は中井貴規(たかのり)さん(38)、木幡(きばた)弘文さん(28)、山本りえさん(27)、新谷(しんたに)裕也さん(24)、山丸賢雄(けんゆう)さん(21)の5人。古来伝わるゲームや身近なアイヌ語紹介など、それぞれ講座のテーマを決めた。
 山本さんは、阿寒に伝わる棒を使った体力比べの踊り『ロホンナロホン』(棒遊びの踊り)を披露する。中井さんは「食品や特急列車にも使われているアイヌ語から始めたい」、木幡さんは「伝統の陣取りゲームで遊びます」、新谷さんは「森の中を歩きたい」、山丸さんは「アイヌ語の名詞と動詞を使って文章を作ります」と、それぞれ張り切っている。
 公開講座への参加は一部を除き無料だが、入館料が必要。問い合わせは同博物館学芸課(電)0144・82・4199へ。(土屋航)
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/area/doo/1-0160797.html

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

再生数1200万突破のクマに襲われたディカプリオが裏切者を葬る復讐劇を描く

2015-07-25 | 先住民族関連
緊張感ありすぎ映画「The Revenant」予告編
GIGAZINE-2015年07月24日 20時00分00秒

第87回アカデミー賞で作品賞や監督賞を含む4部門を制覇した映画「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」のアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督が、レオナルド・ディカプリオとトム・ハーディというアメリカとイギリスを代表する俳優を迎えた映画が「The Revenant」です。The Revenantは、毛皮会社に雇われた1人の男性が狩りの最中にグリズリーに襲われ致命的なダメージを負うものの、狩りに同行していた人たちに助けられることなく見捨てられてしまい、自分を裏切った人に復讐するという実話に基づいた映画です。実話を元にしたストーリーや、「インセプション」以来の共演となるレオナルド・ディカプリオとトム・ハーディの対決に期待がかかるThe Revenantの予告編が公開されています。
エンターテインメント関連のニュースメディアGRANTLANDはレオナルド・ディカプリオとイニャリトゥ監督にインタビューを実施。レオナルド・ディカプリオはインタビューで「今までの映画に登場したことのないようなアメリカ人を演じたかったんです。僕の役柄はおしゃべりなキャラクターが多かったから、僕にとってヒュー・グラスを演じることはチャレンジでした。観客を表情や動きだけでほとんどしゃべらないキャラクターにどうやって感情移入させるのか、というところです」と今作における演技の難しさを明かしています
また、「主人公のヒュー・グラスは、クマに襲われ仲間に裏切られ、復讐を果たすために約500kmもの道のりを旅することになります。主人公に訪れた無慈悲で過酷な運命は、種とか身体の問題など現代人にも起こることがあります。目の前に立ちふさがる大きな壁に立ち向かう精神について考えながら、僕自身のヒュー・グラスを作り出して演技に臨みました」と演技で意識していたことを赤裸々に語りました。
イニャリトゥ監督によると、CGを使った撮影はリアリティが欠けるとして極寒の地で撮影を敢行したとのことで、出演者は演技ではなく本当に寒がっているそうです。イニャリトゥ監督は撮影について「現代人は冒険することがなくなってしまいました。『インドに行ってきました。すごい冒険だった』と語る人がいますが、GPSや携帯電話がある旅は冒険ではありません。The Revenantの元になったのは、知らない土地で精神的にも肉体的にも大きな冒険をしていた人たちの話。観客は映画を見た後に本当の冒険がなんなのか理解するでしょう」と話しました。
インタビューの最後でレオナルド・ディカプリオは「観客は映画を見ている間ヒュー・グラスが経験していることを疑似体験しているような感覚に陥ると思います。The Revenantは今までの映画とは全く違って本当に独特で、誰も見たことがない作品と言えるほどの完成度です。見たことを絶対に忘れないくらい記憶に残る映画になると確信しています」と本作の魅力について熱弁しています。
おおまかなストーリーが明らかにされているだけで多くの謎に包まれた映画「The Revenant」は、2015年12月25日からアメリカの一部地域のみで、2016年1月からアメリカ全土やヨーロッパで公開予定です。
http://gigazine.net/news/20150724-the-revenant-trailer/


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

釧路ボランティアの会創立20年 国際交流、もてなしさらに

2015-07-25 | アイヌ民族関連
北海道新聞 07/24 16:00

交流サロンで、外国人観光客に着物の着付けを手伝う会員(野勢英樹撮影)
 【釧路】釧路を訪れた外国人をもてなし、交流の場を提供してきた「釧路国際交流ボランティアの会」(横山博子会長)が創立20年目を迎えた。近年は会員数も増え、市民への活動周知にも力を入れている。
 10日に同会が釧路フィッシャーマンズワーフMOO隣のEGGで開いた交流サロン。この日、釧路に寄港したクルーズ客船「ダイヤモンド・プリンセス」の外国人乗客は、着物の着付けや茶道の体験、柔道の実演を見て「日本のことを良く感じられる」「とてもすてき」と感嘆の声を上げた。クルーズ客船寄港のたびに開いているサロンは、好評を博している。
 前身は、1993年のラムサール条約第5回締約国会議(釧路会議)の運営を支えた市民ボランティア。会議の経験を観光客や留学生の接遇に役立てようと、95年12月に会を結成した。
 当初193人いた会員は一時期60人ほどに減ったが近年、クルーズ客船の寄港が増え「釧路で国際交流ができる」と評判になり増加に転じた。現在は128人で活動。横山会長(65)は「20年はあっという間。最近は若い人が参加してくれる」と節目を喜ぶ。
 外国人が気軽に集える茶話会を毎月開いているほか、病院や道案内などの生活情報ガイドを7カ国語で制作している。
 今年からは年会費を2倍の2千円に増やし、「語学研修」「文化交流」「多文化共生」の3部会を設置。市民向けのロシア語、中国語講座の開講やアイヌ文化の発信、外国人からの生活、通訳相談の受け入れ態勢を強化するなど、活動の幅を広げている。
 「釧路ブランドを世界中に広めたい。来た方の記憶に、もっととどまるもてなしを」と今後の目標を語る横山会長。12月には20周年記念行事として、釧路の国際化について考える討論会を開く予定だ。(安房翼)
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/area/doto/1-0160320.html

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アボリジニの聖地ウルル=カタ・ジュタ国立公園 「地球のヘソ」の異名を持つエアーズ・ロック

2015-07-24 | 先住民族関連
ZAKZAK-2015.07.24
 日本標準時の基準となっている東経135度と北緯35度の経緯線が交差する地点は、「日本の中心地点(へそ)」として兵庫県西脇市が観光の目玉にしています。
 私は今回、その「日本へそ公園」を訪ね、「日本のへそ」がここだとして、「世界のへそ」はどこかと思いをはせ、片山恭一氏の「世界の中心で、愛をさけぶ」というベストセラー小説を思い出しました。
 “アキ”なる登場人物がオーストラリアの原住民アボリジニの世界観にひかれ、彼らの神聖なる場所「ウルル(地球のヘソ)」に憧れていたという設定でした。そこで今回は「日本のヘソ」に対して「地球のヘソ」と呼ばれるウルル(エアーズ・ロック)で有名なオーストラリアのウルル=カタ・ジュタ国立公園を紹介します。
 先住民族アボリジニの聖地でもあるウルルは西オーストラリア州にあるマウント・オーガスタに次いで世界で2番目に大きな単一の岩で、「世界の中心」という意味から「地球のヘソ」と呼ばれています。
 形成する砂岩は鉄分を多く含んでおり、外観は赤色を呈しています。日の出から日没までの太陽の当たり方でその色が変化する様は、まるで生き物をみているようです。私は宮崎駿監督の映画「風の谷のナウシカ」に登場した「王蟲(おうむ)」を思い出します。
 一方のカタ・ジュタは「多くの頭」という意味があり、オルガズ(The Olgas)と呼ばれる36の巨石群(礫岩)からなります。こちらは一枚岩のウルルと異なり、重なり合う岩のコントラストが美しく、空気が乾燥しているだけに朝焼けや夕焼けは見事です。
 “アキ”が関心を抱いたアボリジニの世界観は、このような乾燥した砂漠地帯で生き抜くために生まれた彼らの知恵ではないでしょうか。すなわち、食べ物を取り尽くさない、限りある食料を分けて助け合う集団規範などは、この厳しい環境で生きる上で必要な社会システムだと思います。
 「人が土地を所有するのではなく、土地に人が属している。したがって地上に生きる生命は全て一体のものであり、大自然や土地、動物などあらゆるものに精神が宿る」というアボリジニの世界観は、古代日本の森羅万象に神の発現を認める考えに似ているように感じます。
 ■黒田尚嗣(くろだ・なおつぐ) 慶應義塾大学経済学部卒。現在、クラブツーリズム(株)テーマ旅行部顧問として旅の文化カレッジ「世界遺産講座」を担当し、旅について熱く語る。
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20150724/dms1507240830003-n1.htm

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

沖縄・翁長知事、国連演説へ調整 普天間移設反対訴え

2015-07-24 | ウチナー・沖縄
朝日新聞 2015年7月24日09時01分 泗水康信
 スイス・ジュネーブで9~10月に予定されている国連人権理事会で、沖縄県の翁長雄志知事が米軍普天間飛行場(同県宜野湾市)の県内移設を人権問題として取り上げ、国際社会に移設反対を訴える演説を行う調整が進んでいることがわかった。国連と協議資格を持つNGOが発言時間を翁長氏に提供することを決めており、今後、具体的な日程調整に入る。
 普天間飛行場の同県名護市辺野古への移設に反対する「島ぐるみ会議」(事務局・那覇市)によると、複数の国連NGOに翁長氏の演説について打診し、先住民族の人権問題などに取り組んできた「市民外交センター」(事務局・東京都)から、発言時間提供の確約を得た。
 国連人権理事会は47の理事国で構成され、1年に3回以上、会合が開かれている。次回は9月14日~10月2日で、島ぐるみ会議は9月下旬の演説を想定している。発言時間は3~5分ほどという。
(続きあり)
http://www.asahi.com/articles/ASH7R6424H7RTPOB003.html
 島ぐるみ会議の事務局長、玉城義和県議は「米軍基地があることによる住民生活の侵害、制約を広く訴えてほしい」。市民外交センター代表の上村英明・恵泉女学園大学教授は「沖縄の基地問題には構造的な差別が横たわる。日本の国内問題にとどまらないということを効果的に訴えることができれば、国際社会のとらえ方が変わる」と語る。
 翁長氏は現在シンガポールを訪問中で、帰国後に具体的な調整に入る。県幹部は「知事は(前知事の)埋め立て承認についての判断が控えている。それを踏まえ、国連での演説についても検討することになる」としている。(泗水康信)

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

<社説>知事国連演説へ 政府の非道、世界に訴えよ

2015-07-24 | ウチナー・沖縄
琉球新報 2015年7月24日 6:02
 県民の人権を踏みにじる日本政府の非道を世界に訴える機会である。新基地建設の阻止に向け、国際世論を喚起することになろう。
 スイスのジュネーブで9月に開かれる国連人権理事会で、翁長雄志知事が新基地建設問題で演説する見通しとなった。国連NGOの協力で発言時間を確保する。
 翁長知事の国連演説は「沖縄建白書を実現し未来を拓(ひら)く島ぐるみ会議」が準備を進めてきた。国際社会から日米両政府に圧力をかけることで基地政策の変更を促すためだ。
 辺野古沖での過剰警備に象徴される政府の人権侵害に終止符を打つには、国際世論の力を得なければならない状況にある。
 安倍政権は新基地建設を拒否する民意をくみ取ることなく、力で踏みにじろうとしている。沖縄の人権を顧みない安倍政権の差別的な態度を私たちは厳しく直視しなければならない。
 歴代知事が沖縄の基地問題を打開するために米国に直接訴えてきたのも、日本政府が県民の訴えに耳を貸そうとしないからであった。地方自治と自己決定権の理念を踏まえた活動だったといえよう。
 沖縄の基地問題や人権問題の前進を図るために国連に訴える手法は、県内のNGO「琉球弧の先住民族会」が1999年から取り組みを始め、広がりを見せている。
 この過程で国連自由権規約委員会は2008年、「琉球・沖縄人を先住民族として明確に認め、彼らの土地の権利を認めるべきだ」と日本政府に勧告している。
 10年には国連人種差別撤廃委員会が「米軍基地の集中が住民の経済的、社会的、文化的権利の享受を妨げている」として、日本政府は適切な措置を取るよう勧告した。
 ことし5月に国連人権理事会が採択した普遍的定期審査の報告書も、米軍基地の存在が沖縄の人権を侵害しているとして、米国に改善を勧告している。
 日米両政府は、これらの勧告を無視し続ける不誠実を改めるべきだ。新基地建設を直ちに断念し、米軍基地による人権侵害を解消することが国連の意思なのである。
 沖縄の立法院は、国連の植民地独立付与宣言を引用した1962年の「2・1決議」で米国の植民地支配を批判し、沖縄の主権回復を国際社会に訴えた。翁長知事はその経緯を踏まえ、国連の場で沖縄の民意を示してほしい。
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-246200-storytopic-11.html

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

千原せいじ アフリカ旅1年ぶりに復活

2015-07-24 | 先住民族関連
デイリースポーツ-2015年7月24日

 南アフリカ最大の先住民族ズールー族の村を訪ねた千原せいじ(中央)
拡大写真はこちら
 タレントの千原せいじ(45)が、31日放送のテレビ朝日系「世界の村で発見!こんなところに日本人」(金曜、後9・00)で1年ぶりにアフリカ旅を復活させた。
 昨年夏に千原兄弟でモロッコ王国に足を運んで以来の旅は南アフリカに決定。世界有数の犯罪都市と呼ばれるヨハネスブルクからピーターマリッツバーグを目指した。南アフリカ最大の先住民族ズールー族の村ではダンスバトルも繰り広げた。
 アフリカ18カ国を巡ったせいじは「忘れていることもたくさんあったわ。アフリカは気を引き締めて旅しないと、というのを思い出したね」と感想を口にした。
 今後は月1ペースで旅すると気合のせいじは「モーリシャス共和国に行ってみたい」と願望を語っていた。
http://www.daily.co.jp/gossip/2015/07/24/0008237872.shtml

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

台湾・台中産のモモ、先住民風デザインのパッケージで知名度向上ねらう

2015-07-24 | 先住民族関連
中央フォーカス台湾 2015/07/23 15:05【社会】

台中市政府提供
(台中 23日 中央社)台中市政府農業局は23日からの2日間、出荷の最盛期を迎えている同市梨山産モモの販売イベントを新北市内で行う。台湾原住民(先住民)タイヤル族の衣装に身を包む白いハトをデザインした新パッケージにより、ブランド化と知名度向上を図りたいと同局は意気込んでいる。
梨山のある和平区では以前から、「平和」(中国語では和平)の象徴とされる白いハトを同区産農産物のブランドイメージとしてきた。新パッケージに描かれているつがいのハトはオスが「和和」、メスは「平平」と命名されている。
同局は、梨山は自然が豊かで気候条件も良く、モモ栽培に最適の地だと話す。同地で採れる最高級のモモはふっくらとした赤みがかった外観と口に入れるとすぐに溶けてしまうほどジューシーで甘みの強い果肉が特徴。同地の栽培面積は400ヘクタールで、生産量は台湾全体の約半分を占める。 (廖王楷/編集:名切千絵)
http://japan.cna.com.tw/news/asoc/201507230007.aspx

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「4月以降は不法占拠」大阪市、リバティおおさかの市所有地明け渡し求め提訴 大阪地裁

2015-07-24 | アイヌ民族関連
産経ニュース 2015.7.23 20:05更新
 人権問題に関する史料を展示・所蔵する大阪市浪速区の大阪人権博物館(通称リバティおおさか)が、市有地からの立ち退きを求められている問題で、市は23日、同館を運営する公益財団法人に土地の明け渡しと、ことし4月から退去まで1カ月あたり約250万円の賃料相当損害金を求め大阪地裁に提訴した。
 同博物館は、被差別や在日韓国・朝鮮人、アイヌ民族などの人権問題を扱う。市によると、昭和60年の開館以来、市有地(約7千平方メートル)を無償貸与してきた。
 市は昨年11月、特定の団体への支援を基本的に打ち切るという橋下徹市長の意向で、10年間の事業用定期借地契約を年間賃料2700万円で結ぶことや固定資産税などの支払いを求めたが、博物館側は契約を拒み3月で無償貸与期間は終了。市人権企画課は「4月以降は不法占拠だ」と指摘している。
http://www.sankei.com/west/news/150723/wst1507230083-n1.html

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

白老・アイヌ伝統の酒を商品化「甘酸っぱい味」

2015-07-24 | アイヌ民族関連
室蘭民報 【2015年7月23日(木)朝刊】
 田中酒造(小樽、田中一良社長)は白老・アイヌ民族博物館(野本正博館長)の監修の下、アイヌ民族の儀式に欠かせないお酒を商品化した。製品名は「カムイトノト」。8月8、9の両日、同博物館で開催の「ポロトコタンの夜」で限定販売し、同10日以降、同社本店などで扱う。田中社長は「北海道の酒屋として存在意義をかけた仕事という意識があり、熱が入りました。原材料の良さを生かして健康にも配慮しました」と話している。
 「カムイ」はアイヌ語で神、「トノト」はお酒を意味している。原料はヒエと米こうじ。300ミリリットル、1080円(税込み)。アルコール度数は10%。ラベルのデザインはアイヌ民族が酒造りをする際に着用している着物の紋様をイメージしている。
 同社は同博物館の「アイヌ文化再現マニュアル」を基に、アイヌの儀式で使う「トノト」の再現を目標とし、試作を繰り返した。酒造りの職人「杜氏」で同社製造部長の高野篤生さんは「文献の通りに造りました。発酵、醸成して甘口に仕上げています。少し酸味があり、甘酸っぱいお酒です」と話した。「ヒエを使ったお酒を造ったことがないので原料処理には苦労した。発酵を少し抑えて甘口にする工夫をして飲みやすくしました」とも。完成までおよそ2カ月を要した。
 野本館長は「(田中酒造との)プロジェクトはルイカ(アイヌ語で橋の意味)を意識した。われわれはアイヌ文化の共同利用を求めていました。当博物館だけでは伝わらないところを商品化して社会に伝えるにはどうしたらいいかを考えました。アイヌ文化のノウハウを持っているわれわれと酒造メーカーとのコラボレーションによってトノトが造られました」と話した。
 田中社長は「北海道の酒屋から独自性を出すいい契機になりました。そのチャンスを与えてくれたアイヌ民族博物館に感謝したい」と語っている。
(富士雄志)
http://www.muromin.mnw.jp/murominn-web/back/2015/07/23/20150723m_08.html


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

コンサート:台湾先住民族の歌声、横浜などで 26日からアイヌなどと共演 /神奈川

2015-07-23 | アイヌ民族関連
毎日新聞 2015年07月22日 地方版
 台湾の先住民族の歌い手が、アイヌや沖縄の伝統音楽と共演するコンサート「原初の唱和」が26〜29日、横浜市や東京都内で開かれる。
 台湾には全人口の約2%にあたる50万人あまりの先住民族が暮らし、独自の文化を守り続けている。コンサートの出演者は、台湾のタロコ族の現代芸術家、東冬(トントン)・侯温(ホウウェン)さん。日本でのコンサートは今年1月に続き2回目となる。
 東冬さんは台湾の大学で先住民の伝統文化を教えており、今回の公演では、教え子である先住民族出身の若者たちと約10人の歌舞グループを結成し、タロコ族の集落で受け継がれた歌や踊りを披露する。日本からはアイヌや沖縄などの音楽グループが参加。実行委員会のメンバーは「豊かな倍音が特徴の東冬さんの歌声を、多くの人に聞いてほしい」と話していた。
 料金は前売り2500円(小中生1500円)。当日はいずれも400円増し。
 26日午後6時、横浜市港北区新横浜2のスペース・オルタ▽27日午後7時、荒川区荒川7、ムーブ町屋▽29日午後7時、大田区池上2、池上実相寺。問い合わせは実行委(090・8087・7843)。「原初の唱和」の公式フェイスブックでも公演情報を紹介している。【河津啓介】
http://mainichi.jp/feature/news/20150722ddlk14040230000c.html

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

白老・元陣屋資料館で高橋房次氏の功績振り返る

2015-07-23 | アイヌ民族関連
室蘭民報 【2015年7月22日(水)朝刊】
 白老で37年間医療活動に従事、「コタンのシュバイツアー」として慕われた高橋房次氏(1882~1960年)の功績を振り返る展示会(白老町教育委員会主催)が、仙台藩白老元陣屋資料館で開かれている。アイヌ民族への献身的な医療に取り組んだ高橋氏の遺品など約140点が並ぶ。8月16日まで開催。
 アイヌ民族の人口変動について分析を試みた自著「北海道アイヌと其人口に関して」、千島に渡った際の調査報告書「千島アイヌ論」、「北海道小学新聞」に寄稿した「アイヌ物語 ふんべ山」など。週刊朝日(1960年7月刊行)は「コタンの父逝く すべてを捨てた奉仕の生涯」、週刊サンケイ(1959年12月刊行)は「アイヌの誇る日本一の医師 北海道のシュバイツアー、高橋さん」の見出しをつけて紹介している。
 このほか冬の往診時に愛用したタヌキの襟巻き、足袋、紋付きの羽織、名誉町民の章記とメダル、町葬参列者への礼状、父親に宛てた書簡、家族に送った年賀状、墨で書かれた俳句など。写真は診療活動の様子や雪の中をつえをついて往診に向かう姿、診療の合間にお酒を傾ける様子、町葬などを収めている。
 高橋氏は1922年(大正11年)、40歳のとき道庁立白老病院の初代院長に赴任、「新白老町史」は「赴任後直ちにアイヌの人々の診療に必要な基礎的調査を進めるため、各家庭を訪問し、健康状態を調べた」と伝えている。また「地域医療ことにアイヌの人々のため献身した」とも記している。37年(昭和12年)同病院を引き継ぎ、高橋医院として開院、55年白老町名誉町民。60年78歳で死去、町葬には千人余が参列した。亡くなる前年まで医療活動に従事したと伝えられている。2009年(平成21年)高砂町の病院跡地にアイヌ記念公園が整備され、胸像が移設された。
(富士雄志)
http://www.muromin.mnw.jp/murominn-web/back/2015/07/22/20150722m_08.html

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする