読売新聞 2015年07月30日
来春開業する北海道新幹線の利用客を胆振・日高地方に呼び込もうと、室蘭港(室蘭市)と森港(森町)を結ぶ「噴火湾航路」を往復する遊覧船の試験運航が29日、行われた。
官民で組織する「北海道新幹線×日胆地域戦略会議」(会長・岩倉博文苫小牧市長)が、来月5日に実施するモニターツアーを前に、航路の安全性を確めるために実施。関係者約25人を乗せ、室蘭市のKKエルムの遊覧船「ベルーガ」が室蘭港を出港し、約1時間半かけて45キロ先の森港に入った。森港の沖合約5キロの海上では、周辺にある定置網を避ける航路を全地球測位システム(GPS)に登録し、当日に備えた。
日胆地域には、温泉やアイヌ文化などの観光資源はあるが、新幹線の札幌延伸ルートから外れている。同会議は「噴火湾ルートは陸路より移動時間が短い上に、ルートそのものに観光資源化の可能性がある」と期待している。
http://www.yomiuri.co.jp/hokkaido/news/20150729-OYTNT50448.html
来春開業する北海道新幹線の利用客を胆振・日高地方に呼び込もうと、室蘭港(室蘭市)と森港(森町)を結ぶ「噴火湾航路」を往復する遊覧船の試験運航が29日、行われた。
官民で組織する「北海道新幹線×日胆地域戦略会議」(会長・岩倉博文苫小牧市長)が、来月5日に実施するモニターツアーを前に、航路の安全性を確めるために実施。関係者約25人を乗せ、室蘭市のKKエルムの遊覧船「ベルーガ」が室蘭港を出港し、約1時間半かけて45キロ先の森港に入った。森港の沖合約5キロの海上では、周辺にある定置網を避ける航路を全地球測位システム(GPS)に登録し、当日に備えた。
日胆地域には、温泉やアイヌ文化などの観光資源はあるが、新幹線の札幌延伸ルートから外れている。同会議は「噴火湾ルートは陸路より移動時間が短い上に、ルートそのものに観光資源化の可能性がある」と期待している。
http://www.yomiuri.co.jp/hokkaido/news/20150729-OYTNT50448.html