苫小牧民報 2019/5/28配信
ポロト湖を背にウポポイの概要説明を受けるG20政府関係者
10月に後志管内倶知安町で開催される20カ国・地域(G20)観光担当相会合に向けて来道したフランス、欧州連合(EU)、ドイツの政府関係者が25日、白老町ポロト湖畔の民族共生空間(ウポポイ)建設現場を視察し、アイヌ民族や文化に関心を寄せた。
建設現場に訪れたのは、24日に倶知安町で開かれたG20観光担当相会合の実務者会議に出席した各国政府関係者のうちの3人。北海道の観光事情を知るため、洞爺湖や登別温泉の地獄谷を訪ねた後、白老に足を運んだ。
3人は文化庁の内田祐一調査官からウポポイの概要説明を受け、国立アイヌ民族博物館など各施設の建設工事の様子を視察。来年4月オープンに向けて着々と進む状況を眺める3人に対し、内田調査官は「ここはアイヌ文化復興のナショナルセンターになる。海外から一人でも多くのお客さまに来ていただき、アイヌ民族について理解を深めてほしい」と述べ、協力を呼び掛けた。
引き続き、公益財団法人アイ文化財団・民族共生象徴空間運営本部の村木美幸本部長代理からアイヌ文化に関する説明を聞き、「この町にアイヌ民族は何人いるのか」「アイヌ語教育はどうしているのか」などと熱心に質問を繰り返していた。
https://www.tomamin.co.jp/news/area2/16375/
ポロト湖を背にウポポイの概要説明を受けるG20政府関係者
10月に後志管内倶知安町で開催される20カ国・地域(G20)観光担当相会合に向けて来道したフランス、欧州連合(EU)、ドイツの政府関係者が25日、白老町ポロト湖畔の民族共生空間(ウポポイ)建設現場を視察し、アイヌ民族や文化に関心を寄せた。
建設現場に訪れたのは、24日に倶知安町で開かれたG20観光担当相会合の実務者会議に出席した各国政府関係者のうちの3人。北海道の観光事情を知るため、洞爺湖や登別温泉の地獄谷を訪ねた後、白老に足を運んだ。
3人は文化庁の内田祐一調査官からウポポイの概要説明を受け、国立アイヌ民族博物館など各施設の建設工事の様子を視察。来年4月オープンに向けて着々と進む状況を眺める3人に対し、内田調査官は「ここはアイヌ文化復興のナショナルセンターになる。海外から一人でも多くのお客さまに来ていただき、アイヌ民族について理解を深めてほしい」と述べ、協力を呼び掛けた。
引き続き、公益財団法人アイ文化財団・民族共生象徴空間運営本部の村木美幸本部長代理からアイヌ文化に関する説明を聞き、「この町にアイヌ民族は何人いるのか」「アイヌ語教育はどうしているのか」などと熱心に質問を繰り返していた。
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