北海道新聞 05/30 05:00
鈴木直道知事は29日、6月1日に就任する3副知事の担当分野を決めた。焦点のJR北海道の路線見直し問題は、総務省から出向中で総務部長から昇格する中野祐介氏が受け持つ。JRへの財政支援などで国との交渉役になり、中央省庁との人脈を生かせると判断した。カジノを中心とする統合型リゾート施設(IR)の道内誘致は、元農政部長の土屋俊亮氏が対応する。
筆頭副知事は公営企業管理者からの起用になる技術系出身の浦本元人氏で、土木整備や、原発を含む危機対策、空港民営化、人事を担う。
中野氏は空港関連以外の交通や財政、人口減少対策、保健福祉、北方領土問題を受け持つ。再就職先の北海道銀行で農業の海外戦略に携わった土屋氏は、1次産業やIRなどの観光に加え、道産食品輸出など経済全般を担当する。
会計管理者兼出納局長から公営企業管理者に就く小玉俊宏氏は、中野氏と共に文化・スポーツとアイヌ政策を分担する。環境生活部長を経験し、文化政策などに精通していることから、本来の所管以外を担当する異例の対応になった。
2016年度に復活した14総合振興局・振興局の分担も継続する。内訳は、浦本氏が石狩、後志、胆振、宗谷、オホーツク。土屋氏が空知、渡島、檜山、十勝。中野氏が日高、上川、留萌、釧路、根室。(佐藤陽介、竹中達哉)
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/310084
鈴木直道知事は29日、6月1日に就任する3副知事の担当分野を決めた。焦点のJR北海道の路線見直し問題は、総務省から出向中で総務部長から昇格する中野祐介氏が受け持つ。JRへの財政支援などで国との交渉役になり、中央省庁との人脈を生かせると判断した。カジノを中心とする統合型リゾート施設(IR)の道内誘致は、元農政部長の土屋俊亮氏が対応する。
筆頭副知事は公営企業管理者からの起用になる技術系出身の浦本元人氏で、土木整備や、原発を含む危機対策、空港民営化、人事を担う。
中野氏は空港関連以外の交通や財政、人口減少対策、保健福祉、北方領土問題を受け持つ。再就職先の北海道銀行で農業の海外戦略に携わった土屋氏は、1次産業やIRなどの観光に加え、道産食品輸出など経済全般を担当する。
会計管理者兼出納局長から公営企業管理者に就く小玉俊宏氏は、中野氏と共に文化・スポーツとアイヌ政策を分担する。環境生活部長を経験し、文化政策などに精通していることから、本来の所管以外を担当する異例の対応になった。
2016年度に復活した14総合振興局・振興局の分担も継続する。内訳は、浦本氏が石狩、後志、胆振、宗谷、オホーツク。土屋氏が空知、渡島、檜山、十勝。中野氏が日高、上川、留萌、釧路、根室。(佐藤陽介、竹中達哉)
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