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屏東県、バス路線網構築に意欲 新ターミナル着工/台湾

2019-05-11 | 先住民族関連
中央フォーカス台湾5/10(金) 14:45配信
(屏東 10日 中央社)南部・屏東県の內埔郷で7日、県北部の交通拠点となる「水門バスターミナル」の着工式が行われた。これまで統合されていなかった県内のバス路線を整備することで各町村の交通利便性向上を見込む。将来的には台湾高速鉄道(高鉄、新幹線)左営駅(高雄市)に直結するバス路線も発着する予定。2020年6月の供用開始を目指す。
潘孟安県長によると、同県は水門のほか、北部の屏東市や漁港がある西部の東港鎮、中部の潮州鎮、枋寮郷、観光地として名高い最南端の恒春鎮の計6カ所にバスターミナルを建設してネットワークを構築するプロジェクトを2014年から推進していた。このうち屏東市は昨年末に供用開始されており、潮州鎮は近日中に落成する見通し。
交通の要所に設けられる水門バスターミナルには、台湾原住民(先住民)が多く住む三地門や霧台、瑪家、泰武(いずれも郷)などに通じる玄関口としての役割が期待されている。潘県長は、「地元の人々に良好なサービスを提供するだけでなく、地方経済や観光振興にもつなげていきたい」と意欲を示した。
(郭シセン/編集:塚越西穂)
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190510-00000004-ftaiwan-cn

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【写真特集】人類と自然の衝突が生む「空虚」

2019-05-11 | 先住民族関連
ニューズウイーク5/10(金) 17:40配信
バスターミナルとゾウ。今回のプロジェクトが行われたのはケニアの先住民族マサイが住む地域
<アフリカで住む地を奪われているのは野生動物だけではない。そこに移り住む人々も、元の生活と生活の糧にしてきた豊かな自然を奪われている>
無秩序な開発と急激な人口増加により、人間の居住地が野生動物の楽園を侵食し続けている。写真家ニック・ブラントが写真集『ディス・エンプティ・ワールド』で訴えるのは、そうした途上国での悲劇的な実状だ。
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写っているのはゾウなどの野生動物と人間、そして人工的な建造物が同居する奇妙な光景だが、これらは現実ではない。動物と人間それぞれを同じ場所で撮影し、合成したものだ。
ブラントのチームはまず最低限の撮影セットを組み、動物が通るのを何週間も待つ。撮影に成功したら、次はカメラを固定したままでバス停や工場、工事現場といった大掛かりなセットを用意し、エキストラとなる人々を配置して再び撮影する。
この2つを合わせた作品は、確かに架空の光景だが、既に世界で起きていること、そしてこの地で間もなく起きる現実を象徴的に表している。
もう1つ、ブラントは住む地を奪われる動物だけでなく、ここに移り住まざるを得ない周辺地域の人々も同じく被害者だと訴える。彼らもまた元の生活と、生活の糧にしてきた豊かな自然という「資源」を奪われているのだ。写真には写らない、開発業者や政治家など目先の利益を優先する人間によって。
Photographs from “This Empty World“ by Nick Brandt, published by Thames & Hudson
撮影:ニック・ブラント
ロンドン生まれ。美術大学で映画と絵画を学び、2001年から東アフリカで野生動物をテーマに作品を制作。10年にビッグ・ライフ基金を設立し、約300人のレンジャーによって密猟を監視するなど動物保護活動を展開している。本作は最新写真集『ディス・エンプティ・ワールド』(英テムズ&ハドソン社)からの抜粋
<本誌2019年02月26日号掲載>
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190510-00010005-newsweek-int

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ぱしふぃっくびいなす、浦河に初寄港 「食や景色、最高」 歓迎イベント、町民も見学会

2019-05-11 | アイヌ民族関連
北海道新聞 05/11 05:00
 【浦河】日本クルーズ客船(大阪)の大型客船「ぱしふぃっくびいなす」(2万6594トン)が10日、浦河港に初寄港した。約360人の乗客は観光地を巡るバスツアーを楽しんだほか、町民向けの船内見学会も開かれ、14年ぶりとなる大型客船の来訪に港は活気に包まれた。
 全長183メートルのぱしふぃっくびいなすは午前8時に入港。浦河では2005年の「飛鳥」以来のクルーズ船を一目見ようと、港には多くの見物客が訪れた。
 着岸後、船内では歓迎セレモニーが開かれ、池田拓町長が「浦河、日高は全国的に知られていない魅力が多い。ぜひ堪能してほしい」とあいさつした。
 下船した乗客は、町内の日本中央競馬会(JRA)日高育成牧場やえりも町の襟裳岬などを巡るバスツアーに参加。兵庫県尼崎市の野口美知子さん(70)は「広々とした牧場が印象的で、子馬がとってもかわいかった」と笑顔を見せた。
 岸壁では旬の春ウニとアスパラガス各200食が無料で振る舞われたほか、ポニーとのふれ合いやアイヌ民族伝統衣装の試着、地元産イチゴの販売なども人気を集めた。滋賀県東近江市の小椋祥行(よしゆき)さん(76)は「浦河という地名は知らなかったけど、食べ物も景色も最高」と声を弾ませた。
 船内見学会には抽選で選ばれた町民80人が参加。ダンスホールやジャグジープールなど“洋上のホテル”と称される豪華な設備に感嘆の声を上げた。町内の主婦東川結子さん(37)は長女の百結(もゆ)ちゃん(4)と参加し、「いつかこれに乗って旅行してみたくなった」と話していた。
 船は日本一周のクルーズ中で午後3時、次の目的地の山形県酒田港へ向け出港した。(中橋邦仁)
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/303927

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来春開業の新ホテル概要発表 客室20テーマは「共生」-白老駅北観光商業ゾーン

2019-05-11 | アイヌ民族関連
苫小牧民報 2019/5/10配信
 白老町がJR白老駅北側に整備する観光商業ゾーンでホテル建設を計画している不動産投資会社パーフェクトパートナー(札幌)は9日、施設概要を発表した。「共生」をテーマにしたホテルに20室を備え、地元食材活用のアイヌ伝統料理などを提供するレストランなども設ける。同町ポロト湖畔の民族共生象徴空間(ウポポイ)開業に合わせ、2020年4月のオープンを目指す。
 町は、白老駅や象徴空間付近の鉄北1・5ヘクタールに整備する観光商業ゾーンに民間活力を導入。民間利用の3区画(0・5ヘクタール)を用意し、公募型プロポーザル方式で事業提案を受け付けた。1区画(0・18ヘクタール)にパーフェクトパートナーがホテル建設を提案し、7日に町と事業協定を締結した。
 同社によると、ホテルは木造2階建てで、延べ床面積は約1000平方メートル。客室数は20室(ツイン)で、スイートルームを含めて4タイプを備える。宿泊料金は1泊1万~1万5000円程度で、客室のタイプなどで異なる。施設内にアイヌ伝統料理をメインに提供するレストラン、アイヌ工芸品を展示販売する「アイヌアートミュージアム」を設ける。10月までに着工し、早ければ来年2~3月に完成させる。総事業費は約2億5000万円。
 9日、町役場で同社の末岡由紀社長や、事業協力者のフェニックス事業再生パートナーズ(白老)の広地紀彰社長らがホテル概要を説明。末岡社長は「アイヌ民族の歴史や文化、食事、体験などのメニューを用意し、楽しめるホテルを目指したい」と話した。
 同社は、レストランを運営する事業者と、アイヌアート作品も募集している。問い合わせはパーフェクトパートナー 電話011(218)3666。
https://www.tomamin.co.jp/news/main/16251/

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【書評】人類を魅惑する鳥:デズモンド・モリス著『フクロウ その歴史・文化・生態』

2019-05-11 | アイヌ民族関連
ニッポンコム 2019.05.10 泉 宣道 【Profile】

フクロウは人類といわば“共生”してきた。古来、神鳥として崇められ、英知の象徴ともいわれる。半面、夜行性の猛禽には暗いイメージも付きまとう。本書は時空を超えて人類を魅了してきた謎めいた鳥をまさに鳥瞰している。
戦争と人類への怒りが執筆の動機
著者は世界的ベストセラー『裸のサル』(The Naked Ape, 1967)などで知られる英国の著名な動物行動学者。今年91歳になった。少年のころ、フクロウとの衝撃的な出合いがあったことを本書の序文で告白している。
第二次世界大戦さなかの1942年のある夏の日、イングランド南西部のウィルトシャー州の寄宿学校に通っていた著者は、野原に横たわる血まみれのフクロウを見つける。瀕死の状態で、獣医に連れて行っても助かる見込みはない。
「このフクロウに怪我を負わせた人類に対して煮えくり返るほどの怒りを覚えていた。(中略)その日、ヨーロッパの至るところで負傷することになる無数の人々を象徴しているように思えた。あの時、どれほど人類を憎く思ったことか。容易な方法に逃げるわけにはいかないと思った」
見て見ぬ振りをするのは簡単だが、臨終のフクロウを見つめながら悩んだ末、大きな石を探してきて、息の根を止めたという。「苦しみを終わらせてやることはできたが、気分は最悪だった」と述懐する。
「この本を書こうと思ったのは、あの時の傷ついたフクロウに対する償いの気持ちによるところが大きいように思う。フクロウが生物学的にどれほど魅力的な存在であるか、フクロウが象徴してきたものやフクロウにまつわる神話がどれほど多様で豊かであるかといったことを紹介し、フクロウのために何かをすることで罪滅ぼしをしたいと思ったのだ」
「人間の顔をした鳥」は矛盾した存在
「フクロウのために最善を尽くす」との覚悟で執筆した原著『Owl』は2009 年にロンドンで出版された。本書は10章で構成され、生物学的な解説だけでなく、フクロウに関する古今東西の歴史や文化、蘊蓄(うんちく)が網羅されている力作だ。カラー・モノクロ図版が多く、ページをめくるだけでもフクロウの魅力に触れられる。
フクロウは化石の研究から、少なくとも6千年前に一つの種として存在していた。「鳥類の中で最も古い種の一つであり、その間に十分な年月をかけて、夜行性の肉食鳥として極めて特殊な変化を遂げた生態にさらに磨きをかけてきた」
平らな顔に大きな両眼を前に向けた丸い頭部は人間の顔を連想させる。そこから耳のように突き出た二つの羽角があるミミズクもフクロウの仲間だ。
本書によると、「古くには、フクロウのことを人間の顔をした鳥と呼んでいた時代もある」。だから思慮深い鳥と思われがちだが、最近の研究では「実際はカラスやオウムほど賢くない」。それほど知的ではないことがわかっている。
地球上にフクロウが何種いるかは専門家の間でも意見が分かれる。著者は純粋な種として198種を列挙する。本書巻末の付録として、世界各地に分布する198種の和名、学名、生息地域が10ページにわたり一覧表になっている。
フクロウは極地の不毛地帯を除けば、小さな島も含めて世界中にいる。だからこそ古代から人間との関係が深く、伝説、民話、文学、芸術、絵画、紋章やバッジ、看板、寓意画などのエンブレムの対象にもなったのだろう。
夜空を羽音もなく飛翔するため、一般人が野生のフクロウを目にすることは滅多にない。こうした神秘性からか、著者は「フクロウとは矛盾した存在である。最も知られている鳥であると同時に、最も知られていない鳥でもある」と定義する。
英知と邪悪、イメージは変遷の歴史
東京・永田町の首相官邸。レンガ造りの旧官邸の屋上にある国旗掲揚台には4羽のミミズクの石像があり、東西南北を見渡している。
首相官邸ホームページには「ミミズクはローマ神話に登場する知恵と武勇の女神、ミネルバの使いで、知恵の象徴として官邸の役割を表しているともいわれています。また夜行性なので不寝番として総理を守っているという説などもあります」と書かれている。
西洋では古来、森の賢者と呼ばれるミミズクを含め、フクロウは「英知」や「知恵」の象徴とされてきた。一方で、日が暮れてから活動するため夜盗のような「邪悪」な性質を備えているのではないかとの見方も少なくない。
著者は「人類とフクロウの関係を遡って検証してみると、フクロウは実際に、しばしば知恵と邪悪の象徴とされてきたことがわかる」と分析。そのうえで「数千年もの間、この象徴的な二つの属性は互いに優勢を保ったり劣勢になったりを繰り返してきた。すでに十分に誤解されているフクロウに関して、これもやはり矛盾した特徴である」と時代や地域によってイメージが変遷してきたことを指摘する。
本書では、中国の事例が紹介されている。殷王朝(紀元前1500-紀元前1045年頃)の時代、「尊」と呼ばれるフクロウを模った精巧なブロンズ製の酒器が盛んに作られた。著者は「これらの製造に使われたブロンズの重量を考えると、明らかに裕福な社会だった」などと記述、当時はフクロウが好まれていたと推定する。
ところが、古代の封建王朝時代から1千年ほど経った道教の時代になると、「フクロウは怪鳥で、雛は母鳥の目をくり抜いて食べてしまうと信じられていた」。フクロウは暴力的で恐ろしい存在へと様変わりしたのだ。
日本の先住民族、アイヌの人々はシマフクロウを神(カムイ)としている。しかし、著者は「アイヌの人々はフクロウのすべての種を守り神にしているわけではない。紛れもなく邪悪な存在だとされているフクロウもある」。フクロウは種によっては神の鳥であり、不吉な鳥でもある。 
「猫頭鷹」は文学者や芸術家を魅了
フクロウは中国語では「猫頭鷹」と表記する。確かに、フクロウと猫の顔はよく似ている。ともに夜行性で肉食である。
本書では、19世紀の英国の詩人・画家、エドワード・リアの代表作「フクロウと仔猫」が紹介されている。フクロウと仔猫が小舟に乗って航海、結婚して、月明かりの中、最後にダンスを踊るというナンセンスな詩だ。リア自身が描いた挿絵もよく知られている。
著者は「リアの書いたフクロウはフィクションに出てくるフクロウの中では最も有名なものの一つになった」と評価する。
「二十一世紀の文学において、物語の展開上、重要な役割を担うものとしてフクロウを取り上げた唯一の作家はJ・K・ローリングだ」。1997年から2007年に刊行され、大ヒットとなった彼女の作品『ハリー・ポッター』シリーズで、メッセンジャー役として数種類のフクロウが登場したことは記憶に新しい。
フクロウをモチーフとした絵画は枚挙にいとまがない。著者は偉大な画家としてヒエロニムス・ボス、アルブレヒト・デューラー、ミケランジェロ、フランシスコ・デ・ゴヤ、パブロ・ピカソらを挙げ、彼らの作品も紹介している。
ピカソは「一連のフクロウの絵やデッサンを残していて、陶磁器の制作においても壺や瓶の題材としてフクロウを頻繁に取り上げている」。しかも「家でペットとしてコキンメフクロウを飼っていたこともある」と、フクロウの魅力に取りつかれた芸術家の姿を事細かに描写している。
著者自身もフクロウをめぐる森羅万象を集大成した本書の執筆を通じて、その魔力に改めて開眼したのではないか。
フクロウ[新装版] その歴史・文化・生態
デズモンド・モリス(著)
伊達 淳(訳)
発行:白水社
四六版 230ページ
発行日:2019年3月10日
ISBN: 9784560096925
https://www.nippon.com/ja/japan-topics/bg900044/

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「ゴールデンカムイ」DVD同梱3弾。親分を銀河万丈、姫を田中秀幸

2019-05-11 | アイヌ民族関連
おたスケ2019.05.10

9月19日に発売される「ゴールデンカムイ」コミックス アニメDVD同梱版 第三弾「モンスター」のキャストが発表された。親分こと若山輝一郎役を銀河万丈さん、姫こと仲沢達弥役を田中秀幸さんが演じる。
完全予約限定生産で7月16日で予約が締め切られる。
■TVアニメ「ゴールデンカムイ」とは
原作は野田サトル先生の同名コミック。監督は難波日登志さん、助監督は川越崇弘さん、シリーズ構成は高木登さん、キャラクターデザインは大貫健さん、アニメーション制作をジェノスタジオが担当する。
明治時代後期。「不死身の杉元」の異名を持つ日露戦争の英雄・杉元佐一は、ある目的のために大金を手に入れるべく北海道にいた。そこにアイヌから奪われた莫大な埋蔵金という、一攫千金のチャンスが舞い込む。埋蔵金は網走監獄に収監中の男によって隠匿され、24人の脱獄囚の身体に刻まれた刺青がその在り処を示す手がかりだという。そんな折、ヒグマの襲撃を受けた杉元を、ひとりのアイヌの少女が救う。名をアシ(リ)パというその少女は、埋蔵金を奪った男に父親を殺されていた。さらに杉元の動きに呼応するように、かねてより埋蔵金を狙って暗躍していた北の最強部隊・第七師団や刺青を背負う脱獄囚たちの動きも顕在化。果たして、雄大な北の大地を舞台に巻き起こった一攫千金サバイバルの行方は……!?
杉元佐一役を小林親弘さん、アシ(リ)パ役を白石晴香さん、白石由竹役をを伊藤健太郎さん、鶴見中尉役を大塚芳忠さん、尾形百之助役を津田健次郎さん、谷垣源次郎役を細谷佳正さん、土方歳三役を中田譲治さん、牛山辰馬役を乃村健次さん、永倉新八役を菅生隆之さん、二階堂浩平/洋平役を杉田智和さん、二瓶鉄造役を大塚明夫さん、辺見和雄役を関俊彦さんが演じる。
(C)野田サトル/集英社・ゴールデンカムイ製作委員会
http://www.ota-suke.jp/news/242975

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