西沢さんが、新しい詩集をだされました。春のひざしにぴったりの美しい装丁です。
西沢杏子さん、今回は思春期をテーマにされたとか。
うーん。大胆! でも、すてきですよね。
「初恋の隠れ場所」とか、「ファースト キス」 とか、思春期をおもわせるのもいくつか。
けど、西沢さんの詩集を読んできたわたしからしてみれば、どの詩にもいつもの西沢さんらしいセンスがひかっています。
「ことにする」とか、「どんがらがっちゃ!」とか、西沢さんならではかな。
わたしがとくに好きなのは、「さくら貝」「出来事の花」最後の「海鳥」。
「海鳥」は、東日本大震災のときに書かれた詩だそうです。あのとき、この詩がうかんでくるって、やっぱり西沢さんは根っからの詩人なんでしょう。
とにかく気持ちのいい高原で春風にふかれながら深呼吸をした気分になれる詩集です。
ぜひ、読んでください。
同じ国分寺市にいながら、西沢さんともコロナになってから、お会いできずにいます。
ワクチンがいきわたったら、会えるかな。
最後にうちのバラ、咲きました。
プランターもにぎやかです。
一年中、5月の気候ならいいのに。