おおぎやなぎさんがまたまた新刊をだされました。
東北を舞台にした作品が多いおおぎやなぎさん。今回は、秋田が舞台です。
かまくらをつくるところとか、やはり、北国ならではの視点がいきていますね。かまくら、全員が中にはいらず、外でひとり待っているんですね。
なんか、読んでいて、かまくらに入ってみたくなりました。はいったことないなー。
でも、寒いのはにがてなわたしでも、雪景色を見にいきたいと思うような、そんなすてきな物語でした。
あこがれる気持ちって、いいですよね。
ラストへの展開はけっして甘くないのですが、どこかあたたかい気持ちになる作品です。
余韻を残すおおぎやなぎさんの文章にも注目です。
さて、おおぎやなぎさんは、4月からの第51回児童文学学校で講師もお願いしています。
おおぎやなぎさんは、6月の講師。講義のタイトルは『地方と東京 両方で書いてきて思うこと・伝えたいこと』です。
おおぎやなぎさんは、現在は日野に住んでいらっしゃいますが、出身は東北。
地方を書く作品が注目されている今、地方を書く秘訣を聞ける貴重な機会です。注目です。
児童文学学校は、オンラインで一回だけ参加のビジターも受け付けています。
以前、受けたことあるよってかたも、もう一度、受けるのも大歓迎です。詳しいことは、日本児童文学者協会まで。よろしく