赤羽じゅんこの三日坊主日記

絵本と童話の本棚
日々のあれこれと、読んだ本のことなど書いていきます。

新刊『おはようの声』おおぎやなぎちか

2023-03-06 10:21:57 | その他

おおぎやなぎさんがまたまた新刊をだされました。

東北を舞台にした作品が多いおおぎやなぎさん。今回は、秋田が舞台です。

かまくらをつくるところとか、やはり、北国ならではの視点がいきていますね。かまくら、全員が中にはいらず、外でひとり待っているんですね。

なんか、読んでいて、かまくらに入ってみたくなりました。はいったことないなー。

でも、寒いのはにがてなわたしでも、雪景色を見にいきたいと思うような、そんなすてきな物語でした。

あこがれる気持ちって、いいですよね。

ラストへの展開はけっして甘くないのですが、どこかあたたかい気持ちになる作品です。

余韻を残すおおぎやなぎさんの文章にも注目です。

 

さて、おおぎやなぎさんは、4月からの第51回児童文学学校で講師もお願いしています。

おおぎやなぎさんは、6月の講師。講義のタイトルは『地方と東京  両方で書いてきて思うこと・伝えたいこと』です。

おおぎやなぎさんは、現在は日野に住んでいらっしゃいますが、出身は東北。

地方を書く作品が注目されている今、地方を書く秘訣を聞ける貴重な機会です。注目です。

児童文学学校は、オンラインで一回だけ参加のビジターも受け付けています。

以前、受けたことあるよってかたも、もう一度、受けるのも大歓迎です。詳しいことは、日本児童文学者協会まで。よろしく