赤羽じゅんこの三日坊主日記

絵本と童話の本棚
日々のあれこれと、読んだ本のことなど書いていきます。

書評『気がつけば動物学者三代』

2018-08-20 08:41:00 | その他
今朝は涼しくて目がさめました。今年の夏、極端です。

昨日、日曜日、産経新聞に書評が載りました。よかったら、見てください。
今回はノンフィクション。とてもおもしろく読みましたし、たくさんの子どもたちにすすめたくなりました。


書評はこちら
https://www.sankei.com/life/news/180819/lif1808190019-n1.html

今泉忠明さんは、あの大ベストセラー『ざんねんないきもの事典』の監修者。この本、ものすごく子どもたちに人気ですよね。
似たものがたくさん出ていますが、さきがけのこの本、タイトルがよかったですよね。表紙も!!!

ビブリオバトルにいっても、『ざんねんないきもの事典』をたくさんあげる子がいました。
物語り押しのわたしは、事典が人気だというのは少しざんねん。←だじゃれのつもり。

でも、時代にぴったりあったのでしょうね。今や、本屋、どこにでも置いてあります。

紹介したノンフィクションから感じた今泉忠明さんは、とてもまじめな方で、本当に好きなことを迷いなく続けるすがたがすがすがしく、魅力的でした。だから、事典だけでなく『気がつけば動物学者三代』のほうも、手にとってください。

とぼけた感じの語り口も、いいなっと思いました。というのも、感動を煽ったり、興味をひくためにじらしたり、という手法がテレビとか本とかメディアの中でおおすぎます。素朴に、ありのままの自分を、トツトツとかいていく姿勢がとてもステキです。

週末、おまつりに行きました。立川市でおこなわれている羽衣ねぶた祭り。






外国人も多い、かなりの人出。けど、道幅がせますぎて、人があふれてしまっていました。
これは小さめのねぶた。これを見たせいで、ほんもの、青森のねぶたをみたくなりました!

秋の新作・ゲラがきました。

2018-08-15 09:37:08 | その他
文溪堂さんで、秋の新作の準備をしています。
『落語ねこ』 絵の大島妙子さんががんばってすてきな絵がきました。よかった!! うれしい。

とくに気に入ったところをちょっとだけ。



ここはイメージは三鷹になる跨線橋。太宰治も愛した場所です。

大島さんの絵、描いてほしいところを120%でかいてくれていて、ホント、感動です。

今はゲラのチェック中。がんばってます。

歌丸師匠が亡くなってしまって、落語界はちょっとブームがかげりぎみですが、きっとまた盛り上がるでしょう(*^_^*)


今日はあずさにのって、諏訪の花火を見に来ます。


小旅行

2018-08-14 07:06:04 | その他
先週末、一泊の小旅行に能登に行ってきました。
海の見えるきれいな景色を堪能してきました。

これは、白米千枚田です。小泉純一郎親子も田んぼをもっているそうです。

 
車窓からの海の風景


旅先でよった古いろうそく屋。(七尾)

また、今回、観光列車というのに乗りました。花嫁のれん号です。
これがとても派手できらびやか!

  

車内もとても豪華。金箔がほどこされたしきいで個室にくぎられています。ただ、知らない人といっしょの個室になると、ちょっと気まずい。

そして、なによりも、揺れます。レールが悪いのか、電車のせいかわかりませんが、ホント、よく揺れる電車でした。

行き帰りの北陸新幹線は、まったく揺れません。すごく乗り心地がよかったです。

と、とにかく、のんびりしてきました。海の幸も、最高でした。おみやげもたんまり買っちゃって。

そして、旅のおともにもっていった漫画『ちはやふる』も、おもしろかった。

今回、な、なんと、新とまつげくんの対決です。迫力満点!
ただ、かるたの場面だけをかくと退屈になるのでしょう。いろんな人間模様をいい分量まぜてきて、勝負のひりひりする迫力をだしています。漫画じゃなきゃ、できない世界だな。まつげくん、がんばれ!!! 手に汗をにぎるようにして、読みました!



ビブリオバトルの投票が始まっています!

2018-08-09 07:42:13 | その他
台風、たいしてことなくて、よかった。

ビブリオバトル普及員会の方は、ほんと、活発に活動されています。
今、Bibliobattle of the Year 2018の投票を受け付けているそうなのですが、
それにあわせて、ミニムービーを作成したそうです。
よかったらぜひご覧ください。

Bibliobattle of the Year 2018 Movie

SNSでのシェアなどで、さらにBibliobattle of the Yearを盛り上げてほしいということ!

「大賞」を決める投票も、あわせてどうぞ。
まだの方は、ぜひ清き一票をお願いいたします! こちらから


これにあわせたわけではありませんが、『なみきビブリオバトル・ストーリー 本と4人の深呼吸』
重版になるそうです。四刷り! 


うわっ(*^_^*)



七夕祭り

2018-08-06 09:03:18 | その他
バドミントン、日本選手、大活躍おめでとう。うれしいーー!
バドミントンの作品をかくので、取材したときも、層の厚さをいわれてました。
バドミントンは、きゃしゃな日本選手に向いているスポーツのようです。この調子でがんばれ!

さて、暑い暑い中、阿佐ヶ谷の七夕まつりに行きました。








中央線沿線だと有名で、人も多かったです。

ただ、七夕祭りの本場で仙台でしょう。いつか仙台の七夕も見てみたいです。
そんなことを思っていたら、おもしろい本と出会いました。



仙台市在住の佐々木ひとみさんが書かれました。仙台の地名がそのままでてきます。
武将隊が、甲冑を着て、仙台をアピールしているそうなのですが、その武将隊も伊達武将隊といって、実際にあるそうで、わたしも物語りを読みながら、ネットでそっちの記事も読みました。こうやって、実際の土地が部隊になっていて、そことリンクして広がるご当地小説が盛り上がっています。

それと地方の力。この小説でも、震災のあとの復興にかける思いなどがテーマになっています。地元民ならではの言葉もたくさん。
これから、地方の力は、ますますでてくる気がしています。
こういういい作品を読むと、「さて、わたしは何を書くか」という問いをつきつけられたような気になります。

さて、わたしは、産経新聞への書評をなんとかました。今回は、子どもも読めるノンフィクション。
掲載は、8月19日(日)の予定です。