☆ 母の退院
昨年の11月末、就寝中のベッドから転落して骨折し入院していた母(91歳)がこの4月5日(土)に退院する。約4ヶ月に亘る闘病生活だったが、これで自分も毎日の病院通いからやっと解放される。
それにしても、よくぞ快復できたもの。病院の作業療法士さんが言うには「90歳近くのご婦人で骨折して入院した場合、寝たきりかクルマ椅子になるのが100%なのにこうして杖を突きながらでも歩けるようになった事例は自分の経験でも初めてです、よほど骨が丈夫だったのでしょう。」
もちろん、本人の丈夫さもあったのだろうがこのリハビリ専門病院の適切な治療も大いに効果があったと思っている。患者と家族を結ぶコンタクトが実にしっかりしていて、入念なリハビリ計画をはじめ、医師を交えた途中経過、退院後のケアの説明など凄く充実していた。ほんとうにありがたい。
それに、母によると入院中、毎日午前・、午後の各一回「お水を飲みましたか」と必ずお触れが回るそうで「お年寄りと水」は切っても切れない関係にあるようで、これから自宅でも常に水を身の回りに置いておくことにした。
皆さんのうち、高齢者を抱えている方は、まず口癖のように「お水を飲んだ?」と尋ねるのを習慣にするとよいと思う。
これからは年齢が年齢だけに万全の注意が必要で、病院と違って家での生活はいたるところに段差があって転ぶ可能性があるので転倒防止が大きな課題である。
☆ 腰痛
この2年間、毎日午後になると日課のようにスポーツ・ジムに通いエアロ・バイクを40分、ストレッチを20分、筋トレを20分やってきたので体力には自信があったのだが、先日ストレッチのときに、ついやりすぎて腰を痛めてしまい、始めのうちは大したことがなかったが時間が経つにつれて痛みが増すばかりで、とうとう日常の動作も不自由になるほどに。
昔の古傷が再発したようで、あれほど毎日鍛えてきたのにと自分自身ガッカリしてしまったが、やはり年齢も年齢だけに過信は禁物とつくづく骨身にこたえた。幸い家人が50肩を患ったときに見事に直してくれたY市の「療術院」に半信半疑で初めて通ったところ見事な治療で今は無痛状態に。
医師による治療を全面的に否定するわけではないが筋肉関係の症状については、いまだに「レントゲン→骨折なし→注射、投薬」に限界があるように思う。
術歴25年以上のその療術院の主が言うには、「レントゲン技師から看護師まで病院関係者がゾクゾクと治療に来ますよ」とのことだった。今のところ週一回のペースだがそのうち月一回のペースぐらいに落としてでも定期的にずっと通おうと考えている。長年の酷使で身体に歪がたまるのは当たり前なので、腕のいい整体師をキープしておくのも大切なことだと思う。
それにしても、今回の件で自分の身体のモロサが如実に分かったのでこれまでのトレーニングを見直すことにした。とはいっても、これまでのメニューに加えて、ジム近くの公園でのウォーキングを40分間加えることにしただけだが、1週間ほど続けた結果以前と比べて身体にキレがでてきたようだ。
☆ ヘッドフォンの活躍
前述したように毎日運動ジムで大切な有酸素運動の一環としてエアロ・バイクをやっているが40分間、ただ漕ぐだけでは退屈なのでヘッドフォンで音楽を聴きながらやっている。
最近クーベリック指揮のマーラー全集を購入したので1番から順に聴こうと持ち込んだが何だか聴くのが苦痛になってきたので最近は自ずと気軽なポピュラー音楽に重心が移っている。やはりヘッドフォンではマーラーの大編成の音楽は無理。
現在はボーカル(歌唱)のCDが実に気持ちがよく、ヘッドフォンのクリアーな再生音の世界にピッタリと合っている。クロスオーバー部分の濁りがなく直接音だけのヘッドフォンの音は恐るべし!現在の好みは、サラ・ブライトマン、ドミンゴ(テノール)などだが毎日ジムに行くのが楽しみになっている。
※角川書店の「本の旅人」4月号で推理作家「貴志祐介」さんが好きなシンガーとしてサラ・ブライトマンを挙げていた。「あの美しさ、あの声は誰も真似できない」に同感。
ヘッドフォン サラ(エデン) サラ(タイム・・) ドミンゴ
☆ 2008MLB
レッドソックスとアスレティックスとの日本開幕戦を除いて4月1日からいっせいにMLBが開幕した。嬉しい悲鳴だがこれからテレビ観戦に忙しくなる。
さて、今年も日本人選手がゾクゾクと入団したが、どのくらい活躍してくれるだろうか。
ご存知だと思うが、新人選手は次のとおり。
福留孝介(外野手:カブス)、福森和男(投手:レンジャース)、薮田安彦(投手:ロイヤルズ)、小林雅英(投手:インディアンス)、黒田博樹(投手:ドジャース)以上5名
こうしてみると、5人中4人が投手でメジャー・リーグの投手不足を反映しているが、もちろん、斉藤(ドジャース)、松阪、岡島(レッドソックス)たちの活躍の実績が後押ししているのは間違いない。
福留はホームランはあまり期待できずアベレ-ジ・ヒッターだと思うが契約金に見合って、打率3割はキープして欲しい。(第一戦はホームランを含む3安打と上々の滑り出し)。黒田も先発として契約金相応に昨年の松阪並に最低15勝は確保したいところ。
問題は、MLBの経験を積んだ古参選手達。
まず、ヤンキースの松井。昨年は膝の故障で大切な後半戦に十分な活躍ができなかった。
そもそもスポーツ選手の膝の故障の原因は何だろうか。もちろん医学には素人の自分だが、「膝の故障=体重による過重な負担⇔肥り過ぎ」。肥り過ぎの原因は食べ過ぎ、トレーニング不足しかないわけで、膝の故障なんて野球選手にとって言い訳の出来ない故障ではなかろうか。
素質がある選手なのに、イチローと違って自分に厳しく出来ない選手のようでイチロー並かもしくはそれ以上の年俸をもらいながら情けない話。いまや活躍度の面でイチローの後塵を拝するばかりだが、ツイ最近嫁さんをもらったことだし、何とか今年は活躍して欲しい。
結局、今年も自分は松井の成績を一番気に懸けるんだろうな~、つまりファンなのである。とにかく今年は正念場で、期待通りの活躍が出来ないとトレードは必至の状勢。
投手の松阪は昨年15勝12敗防御率4.40と物足りない成績で終わった。本人は「勝ち星は同じでいいが、負け数を三つ四つ減らしたい」と言い、ツーシームの習得など新たな対策を講じているが、もともと実力のある選手なので今年はかなり期待できるのではと思う。
今年のイチローは記録づくめの年になる。あと130安打で通産3000本の大台に乗る。そこから86本の上積みで張本勲が持つ3085本の日本プロ野球記録を抜く。
例年通りならば、9月半ばには通産安打で頂点を極め、近代野球では前人未到の8年連続200本安打を果たすことになる。
メジャーリーグでの野球殿堂入りは確実な選手で、これからは過去の成績にプラスするだけなので今年あたりからはプレーを「修→蔵→息→遊」の段階の最高レベル「遊の境地」で出来るのではなかろうか。
あとの選手では、城島(捕手:マリナーズ)、岩村(二塁手:デビルレイズ改めレイズ)、それに斉藤(救援:ドジャース)からも相変わらず目が離せない。
最後に、今年のワールド・シリーズの覇者だが、昨年の開幕前のブログによる自分の予想はレッドソックスだったが見事に的中させたので少々鼻が高い。
そこで、今年の予想だがズバリ、ニューヨーク・メッツ。図抜けた球威の持ち主ヨハン・サンタナ(左腕)の獲得は大きい。ただし、ペドロ・マルチネス(右腕)の復活が条件だが。