(12/02/20撮影)
司馬遼太郎によると「鎌倉幕府の成立は土地革命」とのこと。
律令による土地公有が公家の荘園により骨抜きされ、その恩恵に与ることの出来なかった新興階級武士(開墾農場主)が私有を求めて革命を起こした。
そして、北条泰時による「御成敗式目」は、
武家社会の「憲法」というより土地争いや相続の問題を解決しようとする「土地法、相続法、訴訟法」であった。
そして尚、律令制度と幕府政治の並立が明治まで続いたのは、
その仕組みが、日本人にとって・・、納得、道理、自然であった・・。
そうかも知れない。