役

今日は、役（ヤク）でした。

と言っても分からない方も多いかと思います。
検索すると、Wikiで・・「役（エキ）　公用のために課せられる労働、訓練。兵役など。」が出てきました。
これが近いと思います。

平成の大合併で郡が市になりましたが、その下の町、は従前のままです。
そのの総代の号令で、ガワと呼ばれるコミュニティ毎に担当地区の整備をします。
午前中は山道を歩いて道そばに進出して来たタケノコを切り飛ばして行きます。
午後は、田んぼへの水路に溜まった土砂を取り除きます。

５月の祭り前には、もう一度草刈の役があります。


には部落費を納めます。
役に出ると、その労働分、減額されます。
が、お金よりも、地域共同体意識での参加です。
その他に、神社費、檀家費を合わせると、現住所に於ける町内会費の５倍程度になります。

数年前、当内にゴミ焼却場の立地案が浮上した時は、内の議論が沸き・・、市側の拙速な手続き違反も明らかになり、市側が計画を断念しました。

ふと、地方自治の原点がここに有ると思いました。
率直な議論と、共同体意識と、費用や労務の提出と、それを取りまとめ運営する役員と・・。
国政の議論を聞いていると・・、時に、遊離していると感じます。
もう少し地方分権側に軸足を移し、地方側も、権限と同時に責任を強く意識する運営をしなければ・・。


実際は、そんなに簡単な問題ではないと思います。
企業と、その経済活動と、それに関わる多くの国民と・・。
地域活動と企業活動の折り合いが・・。

牡丹

ボタンが咲いていました。

（12/04/25撮影）
蕾に気付いてから・・、アッと言う間に咲いた感じです。

覗き込むと・・、花粉まみれの虫が・・。


少し移動してもらいましたが・・、やっぱり、誰だか分かりませんでした。