非ユークリッド幾何学

「大科学実験」は当たり外れが大きい番組だと思いますが、今日は面白く見ました。
水中での音速が空中の約５倍で有ることを実測するものでした。

この番組を見ながらイメージ出来ることの重要性を感じました。

最近読んだ読物の中で、非ユークリッド幾何学がどうしても理解できません。
「あたえられた点を通ってあたえられた直線に平行な直線が少なくとも二本引ける」のロバチェフスキー、ボヤイ。
「あたえられた点を通ってあたえられた直線に平行な直線を引くことができない」のリーマン。
前者はトランペットの広いほうの口を合わせた曲面上、後者は球面上の幾何学として、雰囲気程度は分かった気になります。

アインシュタインの一般相対性理論では宇宙の構造が非ユークリッド幾何学的である事が証明されているそうです。
「この世で最も不思議なのは、この世界が人間の理解可能なようにできていることだ」アインシュタイン
この場合の人間は、極一部の・・だなぁ。

シュールストレミング

「地球ドラマチック」を観る事が多くなっています。
今日は各国の魚食文化が紹介されていました。

自分的には塩味系で食べることしか無い魚も、世界各国では保存食主眼で発酵させることがママあるようです。
日本でも「くさや」とか「鮒鮓」の臭い発酵食品がありますが・・、どうも魚の発酵食品は、かなり臭うようです。

最近時々耳にする、最も臭い食べ物と言われるスウェーデンの「シュールストレミング」はニシンを塩漬けにして缶の中で発酵させた物だそうです。
カンボジアにおいても「ブラホック」と言う魚の発酵食品があるそうです。

生きる事は「食べる事」だと常々思うようになっていますが、発酵は、寒い地域においても、暑い地域においても、かなり役立つメカニズムのようです。

北山杉

数年前から伐りたかった杉を伐り始めました。

そもそもの始まりは、ミカン畑の防風林として植えたのだと思います。
それが上にドンドン伸びるので定期的に手入れをしないと、日当たりを悪くしてしまいます。

植えた本人は、もうこの畑まで散歩に来る事も出来なくなって何年も経ちました。
引き継いだ人は気にはなっていましたが、やっと勤めを完全引退して伐採に手をつける事が出来るようになったようです。

伐り始めてみると株は結構太く、かつて伐採した株回りから北山杉風の台杉仕立状態になっていました。
足場が悪く一人作業なので、事故に注意しながら手鋸で伐ります。
伐りやすい杉とは言え、腕が疲れてきたので無理をせず止めました。

日当たりが良くなった伊予柑の樹を見ると、笑みが出ます。

（13/02/14撮影）

今の時期、少し風が吹くと、この杉の枝先から煙のように花粉が飛んでいきます。
花粉症とは無縁の田舎育ちで良かった・・。

今日も続きの伐採をしたけど・・、この畑の柑橘類の剪定が終わるまでには、この杉も伐ってしまおう。