「ニューヨーク、同時多発テロが切り裂いた男と女。コインの裏表に託した二人の運命は・・・。」
「あとがきより
作家になるずっと前、人生の一時期を、私は国際金融市場の現場で過ごした。・・・あの世界貿易センタービルは、そんな私の過去の象徴でもあった。・・・くずれていくビルの姿を見つめながら、私は呆然としていた。・・・その夜から筆はまったく進まなくなった。自分の不甲斐なさに、つくづく嫌気がさし、乗り越えるしかないと思ったとき、目を逸らさずにあの事件と正面から向き合えという声を聞いた気がした。九・一一の事件を背景に、物語を書いてみよう。それは、私にとってまさに、答えを天に託して、コインを投げる行為に等しかった。」
利用している図書館では、毎年、蔵書整理で不要になった図書を並べ、希望者に持ち帰ってもらっています。(蔵書バーコードシールに「リサイクル本」のスタンプを押して。)
本書は、廃棄間近の中から2冊の本を選んだうちの1冊です。
ニューヨーク同時多発テロは、約20年前の2001年9月11日、本書第1章の初出が2001年11月、その後約2年半あまり後、発行に至ったようです。
同時多発テロ事件の15年ほど前ニューヨークに行った事があって・・、トランプタワー(1983年オープン)、世界貿易センタービル(1973年オープン)の写真は・・、捨ててしまったのだろう・・。
ワイドショー(ひるおび)を見ていたら・・、バイデン、トランプの大統領選の混乱に関連して、「9.11」はブッシュ、ゴアの大統領選(2000年)の混乱で新政権の体制が整わなかった所を外敵に狙われたとのことだったが・・、今回の米国の混乱が、世界的大混乱に繋がらなければよいが・・。
(20/11/10撮影)