《神山藩で代々筆頭家老の黛家。三男の新三郎は、兄たちとは付かず離れず、道場仲間の圭蔵と穏やかな青春の日々を過ごしている。しかし人生の転機を迎え、大目付を務める黒沢家に婿入りし、政務を学び始めていた。そんな中、黛家の未来を揺るがす大事件が起こる。その理不尽な顛末に、三兄弟は翻弄されていく。》
面白く読ませて頂きました。
ベースは勧善懲悪の時代劇を見るような感覚でしたが・・、「少年」と「十三年後」の時間を経て、善か悪か言い切れない藩政の中にいながら、兄弟が力を合わせて目的を果たし・・、次のステージに進もうとする・・。
(画像借りました。)