《昭和初期、女中奉公にでた少女タキは赤い屋根のモダンな家と若く美しい奥様を心から慕う。だが平穏な日々にやがて密かに“恋愛事件”の気配が漂いだす一方、戦争の影もまた刻々と迫りきて―。晩年のタキが記憶を綴ったノートが意外な形で現代へと継がれてゆく最終章が深い余韻を残す傑作。》
この作家、もう一冊と思って借りました。
太平洋戦争前の時代の「家政婦は見た」(殆ど見ていませんが・・)的な話が続いて、それはそれで時代的背景が興味深かったけど・・、最終章のイタクラ・ショージの話になって、別の物語が加わって・・、消化不良の部分はあるけれど、面白く読みました。
もう一冊借りるかも・・。
(画像借りました。)