今日は彼岸の中日

　　


　今日は「彼岸の中日」朝起きたら家内が「今日の御墓参りは何時頃に行く？今から行かないなら散歩に出掛けるけど」と聞いて来た。「行くのなら駐車場が混み合わない内に行っとこう」と直ぐに支度を始めて０６時頃に我家を出発した。堤防に出て真西に向かって進んで居るのにやけに眩しいな！と思ったら両サイド・ミラーからの太陽の反射光が目に飛び込んで居た。台風に寄る風と大雨で大気中の汚れが全て流し落とされたり吹き飛ばされたりしたのだろうか？兎に角、早朝の景色の透明感は何時もとは全然違って居た。前の川の対岸に行く為に大橋を渡ると今度は真東に走行すると今度は太陽からの直射日光が目に入りサンバイザーを下げないと眩しくて運転が出来ない状態であった。


　御墓の駐車所に入ったら先着の車は無く如何やら私達は今日の一番乗りの様で、気分が良い。何時もの急な坂道を１５０ｍ程登ると途中で息切れがして如何しても途中で一息入れなければお墓の在る場所にまで進む事は出来ない。此処は以前に私の実家の墓があったが現在は駐車場の直ぐ横の平地にお墓を移したので親爺に許可を貰って居て将来に私が入るお墓として清掃したり管理をして居るのだが今回は台風の接近で事前の御墓掃除は出来て居なかったので状況確認の為に立ち寄った。雑草は思った程は伸びておらず安心したが近日中に出掛けて草刈をせねばと思った。


　山を下って御先祖さんと両親と兄が眠る御墓参りをしたが駐車場から平地を３０歩で御墓参りが出来る便利さは素晴らしい。私の母親が亡くなった時に父親は家から自転車で通っても片道は１０分は掛かろうか？其の後に８０歳前の父親が急勾配の山道を毎日昇り降りするのは大変だろうと私の兄が現在の場所に大金を使ってお墓を移した。其の便利さも在って親爺の墓参りは３年間休む事無く続き、其の意味で兄は長男として両親に最高の親孝行をしたが其の兄も亡くなって間も無く満５年を迎えようとして居る。母親は不慮の事故で７６歳で天国に召されたが今生きていれば満１００歳を迎える年と成る。父親は９１歳の天寿を全うしたが兄は７４歳で天国へと旅立った。私も此の夏で満７１歳に成ったが此処数年、お墓参りの時に毎回思うのだが何時、何が在ってもおかしくない年齢を迎えた事、幸いな事に二人の子供も其々に結婚して自活し心配事も今は無いので一応、親としての最低限の務めを果たし、漸く落ち着いた家内との余生の日々を送って居るが此れとて何時かは限りが在るもの、日々、一日を大事に生きねば！と此の様な機会に思いながらも結局「何処其処からの電波が聞えたとか！何処其処まで自局の電波が届いたとか！」の煩悩のおも向く侭の情けない日々を送って居る。困った黄昏爺さんである。

今回の台風も何とか無事に遣り過ごしました。

　今回の１７号台風の進路は阿南市にとっては一寸嫌なコースで九州の西側の海上を陸地に上陸する事無く進んだ後に日本海に出て北東に進んだので強風警戒域に長く留まったのですが不幸中の幸いで大きな風はありませんでしたが夕方以降は全ての窓は雨戸にして万全の対応としました。夜に入ってからは台風時独特のゴォ～という風切り音がして居ました。私が思って居た程の強風ではありませんでしたが徳島県の南部に「竜巻注意報」や我家の前を流れる那賀川の上流域の那賀町では可也の大雨が降った様で「大雨警報」も出てテレビ画面には信号音と同時に忙しく警報のテロップが出て流れて居ました。


　台風が通過した朝は一番最初に外に出て無線のアンテナ関係をチェックしたら一応、まともな恰好を維持して居ましたが両タワーのアンテナのフロント方向はコントローラーの指示とは可也ズレて居ました。此れはローテーターの本体部分を強風から守る為にマスト・ポールと回転部のマスト・クランプの結合部の締め込み力をローテーターが壊れる前に必ずマスト・ポールがずれる様に設定して居る為に致し方ありません。


　今回のコントローラーの針の位置指示と実際のアンテナの指示方向はコントローラーの後面のＶＲの可変範囲でカバーする事は出来ずに此れを修正するにはタワーに上がらねば成らないのですが、台風シーズンは未だ１０月の終りまで続くので今後も西日本に襲来する台風の可能性も十分に在り、其の度事の修正作業は面倒くさいので此の侭に放置して台風の襲来の心配が無く成った処で修正する予定、現在のハイバンドのＤＸコンディション状態では問題は無いだろう。


　　　　


　何時も同じ様な我家前の那賀川の増水状態、此の前の台風時には相手岸の河川敷が完全に浸かって見えない状態であったので今回は前回程の増水は無かった様です。