テレビの外部スピーカーのリード線がアンテナ代わに！

 

　昨日の夜２２時頃に３．５ＭＨｚ帯を聞いて居たら此の周波数帯には珍しい混信があり何事か？と調べたら『全市　全郡コンテスト』が開かれて居た。

 

　若い頃は時々参加した事もあったが此処暫くは殆ど興味が無かったので無縁の国内コンテストだったが、日付が変わる時間帯前に何時も通り１０ＭＨｚ帯をワッチしたがＤＸ局の信号が全く聞えず私としては一寸不完全燃焼気味、其処で急に気が変って３．５ＭＨｚ帯で此のコンテストで遊んでみる事にした。

 

　２～３局とＱＳＯが終った処で家内が『テレビの音に断続的なブツブツ音がするけど無線関係が原因かな？』と言って来た。確かにＣＷを運用中であったので無線が影響して居る事は明らか、然し今まで其の様なトラブルは一度も無かったので如何してか？と不思議に思ったが先日に家内の要望であったテレビの音声を良い音で聴ける様にステレオ・アンプを通してテレビ本体のスピーカーで無く外部スピーカーを鳴らす様にし、其のスピーカー線は各３ｍくらいの線を引き回して居るので、ひょっとすると此のリード線に無線電波が乗って居るのでは？と思い当たった。

 

 

　そして無線卓には偶々、先日５０ＭＨｚ帯のアンテナに使用して居た同軸を交換した時に古い同軸に１０個ほど取り付けていたパッチン・コア（８Ｄ２Ｖ用）が転がって居たので『此れで果たして妨害が止まるかなぁ～？』と思いながらパッチン・コアを開けて左右のスピーカーリード線を２ターンほどコアに巻き付け固定して家内に確認して貰いながら此方でＣＷモードで運用したら家内が『ブツブツ音は完全に出なくなった。』と返事・・・・・如何やらスピーカーのリード線がアンテナとして働いて居た様で今回は簡単な対応でトラブルが解消して良かった。

 

　其の後、テストを兼ねて久し振りに此のコンテストに参加して運用３０局ほどと深夜に交信した。