黄昏叔父さんの独り言

 アマチュア無線と何でも有りのブログ

 パソコンの電源ボックスの点検

2017年02月15日 | その他

       

    


 此の前にブログに書いた(1月18日)NECのパソコンでメーカーのロゴ・マークやバイオス画面も出て来ない故障はビデオカードの不良で一応解決したが?此のブログのコメントで「電源ボックスが悪いのでは」と教えて下さる方が居て一度は電源ボックス(回路を)チェックしなければと思って居たが分解が面倒なので延び延びに成って居た。


 今日は昼から時間が有ったので漸く重い腰を上げてパソコンの電源ボックスを分解する事にした電子回路の修理は専門職だがパソコンの電源回路を分解するのは久し振りで一寸緊張する。まず電源ボックスを取出す為にはHDDやDVDドライブや其れ等の取付け台を外さねば成らず一寸勝手が違って少し手間取った。マザーボード以外は全て取外した所で漸く電源ボックスが取出せてカバーを外してプリント基板を取出して其の裏側が見える様にした。パソコンは起動時だけはファンの回転が最強に成るが其の後は問題なく動作して居るのでインバ-ター電源の動作素子(TR、IC関係)の不良は考え難く原因が有るとすればコンデンサー関係かプリント・パターン部の半田付け部分のピンホール位しか考えられず 先ず最初にコンデンサー関係の膨らみや液漏れ(パンク)状態を徹底的に調べたが全て問題は無かった。次にプリント基板の熱膨張に寄って発生する自動半田付けのピンホールを調べてみた。通常のコンデンサーや抵抗は内部温度上昇に寄るプリント基板の熱膨張に対しては部品足も細いので追従して吸収出来るが足の太いインバータートランスや出力用のTR等は確りとケースや放熱版に確り取付けられて居る上に足が太くて確りしている為に繰り返されるプリント基板の熱膨張の変化に追従出来ずに其の足の周囲の部分の半田付けが丸く切れて接触不良に成る可能性が高い。この症状は現役時代にテレビの出力回路やエアコンの室外機のインバーター回路では常に悩まされたので承知ずみ、其処でプリント基板内の部品足の太い部分の半田付けを手半田で全て遣り直して組上げて点検は終了した。

 
 最初の電源投入は一寸緊張したがパソコンは問題なくスタートしてOSも無事立ち上がり一安心、スタート時の最初の30秒間位はファンの回転音は上がるが其の後は殆ど回転音が解らない程度に静かに成る。電源ボックスも不良の様には思え無いが?一応自分成りに確り点検をしておけば「此れで良し!」安心する事にした。

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