前日は健康スパでの仮眠状態だったので6月20日は移動距離は少なくして此の日の宿泊予定地の層雲峡に向かった。層雲峡の近くには黒岳ロープウェイが有り此れを利用すれば一気に1300mHの世界に苦労する事無く行く事が出来る。此の場所は2011年に菊田さんの案内で訪れたが残念ながら山頂駅に着いたら視界が20m位しか無く、黒岳五合目からの周囲の景色は全く見られずに残念な結果に終わった。
今回は其の時のリベンジに向かう事にして旅行行程に組み込んでいた。前回は何も見られずに乗車料金を無駄にしたので今回は少し賢くなって乗車券売り場の近くに有る山頂駅付近の天候状態の案内板で天候状況を確認し状況が悪ければ中止する気持で臨んだが幸いな事に此の日の山頂駅付近は気温16℃で視界はGoodと表示されて居たので7年振りにゴンドラに乗ったが此処でも中国人の団体とバッティングし可也込み合ったゴンドラ内はマナーを心得ない中国人の大きな話し声で「此処は中国か?」状態と成っていた。
最初の写真はゴンドラ内部から層雲峡方面を撮った物、層雲峡景観の見所の岩肌も周囲の木々の成長で緑に覆われ昔の写真と比較すると変化し昔のイメージとは随分違って其の景観の良さを無くしつつ有る。3枚目は1300mHの山頂駅付、前回は此の距離で山頂駅すら見えない濃霧の世界であった。
山頂駅(五合目)から7合目までの登山道を登り始めると直ぐに雪渓に遭遇し此処から1500mHまでは冬と春が同居して居る感じで結構寒かったが思わぬリス君の出現で心が和む、相手は可也動きが早いのでカメラの連写機能を利用し何とか画面内に収める事が出来た。
7合目(1500mH)の天候状況を表示して居る場所で此処から上に上る人は登山名簿に記入が必要で此処から上は殆ど雪渓が有り俄仕立てのハイキング登山者には一寸無理と成る。最後の写真はロープウェイの山頂駅展望台からの黒岳山頂付近を狙ったが最期まで頂上は姿を現す事は無かった。