共 結 来 縁 ~ あるヴァイオリン&ヴィオラ講師の戯言 ~

山川異域、風月同天、寄諸仏子、共結来縁…山川の域異れど、風月は同天にあり、諸仏の縁に寄りたる者、来たれる縁を共に結ばむ

明日の準備

2014年07月12日 21時12分18秒 | 日記
神楽殿の焼失に伴って、何とも淋しい例大祭を迎えた厚木神社ですが、それでも祭自体は粛々と進められています。明日日曜日には御神輿渡御があるのですが、拝殿横に引き出された御神輿の周りでは、渡御に際しての氏子さん達による最終チェックが行われていました。

脚立を立てた上では鳳凰飾りや飾り房のついた締め紐の最終調整、担ぎ棒のところでは組上げ具合や手先の金具のネジの緩みのチェックと、ケガや事故のないよう最終調整に余念がありません。大祭の御神楽がなくなってしまった以上、メインイベントは明日の御神輿渡御になりますから、いつもよりも念入りにチェックしている様子でした。

それにしても、こういう祭りの準備をしている時の男衆というのは、年齢に関係なく皆完全に『男子』の目をしています。特に手前の担ぎ棒のチェックをしているタンクトップのお兄さんの左肩には大きな神輿ダコが出来ていましたが、よく見ると他のオジサマ達の肩の上にも勲章のような立派な神輿タコが輝いていました。やはり祭という晴れ舞台にかける男子達の意気込みには、並々ならぬものを感じずにはいられません。こういう『一つのことに目を輝かせている時の男子』というものは、普段の三割増くらいにはカッコよく見えるものですね?!

残念ながら私は明日は伺えないのですが、盛会を御祈念申し上げたいと思います。
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何だか寂しい…

2014年07月12日 20時43分38秒 | 日記
今朝は久しぶりに、あの緊急地震速報の金属音で朝の4時過ぎに目が覚めました。いつ聞いてもあの不快な音は心臓に針を刺されるようで、生きた心地がしません。

もっとも、そういう緊迫感を与えるような音でなければ速報としての意味がないのですから、聞いた人間がそういう感覚に陥ることも仕方ないことなのだろう…とは思います。それでも、あの音が存在するということは当然それをを作曲した人もいるわけですから、どういった心境であの音を生み出されたのか、怖いもの知りたさで一度作曲者に伺ってみたい気もします…。

そんなことで目覚めた日でしたが、今日も午前中からグングンと気温が上昇していきました。こういう時には他人様の電力を使って涼むに限る!ということで、買い物を兼ねて本厚木の駅前に出ました。そこで、ふと今日が厚木神社の例大祭だったことを思い出し、久々に参詣することにしました。

境内には屋台が建ち並び、それなりにお祭りの雰囲気は醸し出されていました。しかし、以前当ブログにもショッキングな写真を載せました通り、過日こちらの神社の神楽殿が付け火の被害に遭ったために、今日は午前中に拝殿で神職による大祭が執り行われた以外には、特に何も無いようでした。そう言われてみれば、屋台の数も例年の半分以下しか出ていません。例年だと夕方から神楽殿で相模里神楽の上演があったりして大いに賑わいを見せるのですが、肝心のイベントステージが焼失してしまったのですから、それも仕方のないことなのでしょう。

氏子さんに伺ったところ再建に向けての士気は高まっているようですから、また嘗ての賑わいを取り戻すべく、一日も早い神楽殿の再興を願うばかりです。
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