共 結 来 縁 ~ あるヴァイオリン&ヴィオラ講師の戯言 ~

山川異域、風月同天、寄諸仏子、共結来縁…山川の域異れど、風月は同天にあり、諸仏の縁に寄りたる者、来たれる縁を共に結ばむ

色っぽくないねぇ

2014年07月27日 21時15分22秒 | 日記
ここ最近、あちこちでお祭りが催されています。昨日は近所の鎮守様でしたが、今日は海老名のお祭りで夜には花火大会もあるようで、小田急線の中にもこういったカップルが多く見受けられました。

ところで、こういう時によく浴衣姿のお嬢さん達を見かけます。うら若き乙女が色とりどりの浴衣に身を包んで、ちょいと髪を上げて歩く姿なんざぁ、普段の二割増しくらいには女っぷりが上がって見えるってぇモンです(オマエはどこの出身なんだ…?)。

ただ、いつも見ていて思うのですが、どうも最近の女子は浴衣を着る時に『襟を抜く』という技を知らずに着ているのではないかと思うのです。つまり、本来ならちょっとうなじが見えるくらいに襟と首の間に空間をもたせて着るものなのですが、実際にはどの女子を見ても、襟を首筋にピッタリくっつけて着てしまっているのです。

首筋に襟を着けるのは男の着方ですから、それと同じ着付け方を女子がしてしまっては色気も素っ気もありません。なので、襟をピッチリと立てて、ビーチサンダルに毛が生えたような突っかけを履いた女子が、裾の乱れも気に留めずに大股でズッタズッタ歩いていたり、写真のように人目も憚らず足をバタつかせて自ら裾を乱しまくっていたりする姿を見ると、何とも残念な気分にさせられるものです。

どうせ着るなら本格的に着付けを習え!…とは言いませんが、折角の日本の民族伝統衣装なのですから、それなりには着こなしてもらいたい…と思う今日この頃なのでした。
コメント
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