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今日は四大節の一つである紀元節で祝日です。それなのに、すっかり普通に教室に行く準備をして出掛けかかった私…(ーー;)。すんでのところで踏み留まってフル装備を解除し、気を取り直して出掛けることにしました。
紀元節とは日本の初代天皇である神武天皇が即位したとされる日を祝うものとして明治5年に制定された祝日で、そこから数えた日本独特の紀元である『皇紀』に照らすと、今年は皇紀2676年になります。神武天皇に関してはかなり神話的要素が大きいものの、それでも世界広しと言われても、王朝転覆も革命も勃発せずにこんなに長く一つの国であり続けた国は日本だけですから、素晴らしいことではありませんか。
ということで、そんな目出度い日である今日、相模國一之宮・寒川神社に参詣しました。ちょうど紀元祭の真っ最中でしたので、新嘗祭の時と同じくお賽銭箱の外側から拝見しておりました。
正装した宮司の祝詞や響き渡る大太鼓の音色が、ピンと張りつめた神事独特の緊張感を醸し出します。時折吹く風の中に、柱や陛に使われた檜の材の爽やかな香りが漂います。何とも清々しい光景です。
ところで寒川神社は、方位除けの御神徳篤い神様としても知られています。それで、二黒土星の私は今年八方塞がりの年に当たるため、折角の機会に八方除の御守を頂いてきました。これで方災を取り除き、大難を小難に、小難を無難に過ごすことができればいいな…と思っております。