先日、高校受験前日にインフルエンザに罹った生徒ですが、今日無事合格したという知らせがありました。どうなることかと案じていましたが、とりあえず安堵しました(;゜∀゜)=3。
聞いたところによると保健室受験だったそうなのですが、その子以外にも結構な人数がインフルエンザで隔離試験を余儀なくされていたらしく、改めてその猛威を実感したそうです。
ところで、今日たまたま街で久しぶりに行き会った知り合いとお茶を一緒にしながら、件の生徒の事も含めて積もる話をしたのですが、その時に
「ところでさぁ、ちょっと聞きたいことがあるんだけど、いい?」
と言うので何かと思ったら、
「ざる蕎麦食べる時に、どうやって食べる?」
と真顔で聞いてきたのです。
「どうって…まぁ通常だと蕎麦とつゆと小口の葱と山葵が一緒になってるから、私は先ず何も溶かずにつゆだけで食べて、途中で葱を足して食べて、更に山葵を足して…って、三段階で味を変えながら食べてるけど?」
と答えました。そうしたら知り合いは
「そうかぁ…やっぱり七味で食べる食べ方は知らないんだ。」
と言うので、ちょっと面食らったのです。
「へ?ざる蕎麦に七味って、どういうこと?」
と聞くと、何でも信州は善光寺近くの一部の地域では、ざる蕎麦に七味唐辛子をかけて食すのだと言うのです。温かい蕎麦に七味を振ることはありますが、さすがにざる蕎麦に七味は何かの間違いでは?と聞いてみたら、彼や御家族はずっとざる蕎麦に七味をかけて食べてきたのだそうです。
最初は冗談かと思ったのですが、他ならぬ蕎麦処信州出身の人が言うのだから…ということで、ここはひとつ試してみることにしたのです。
駅にある箱根そばに入ってざる蕎麦を頼み、恐る恐る七味をつゆに入れよう…としたら、「違う!」と言われました。それで、彼がおもむろに七味の入れ物を手に取ると、やおら蕎麦の上に振りかけだしたではありませんか(; Д)゜ ゜!その結果、私の目の前のざる蕎麦は写真のように七味唐辛子で赤く染まったのでありました。
一瞬言葉を失いましたが、こうなってしまったからにはもう後戻りできませんから、意を決して食べてみました…。すると
「…あれ?何か美味しい」
そう、山葵で食べるのとはまた違った辛味が効いていて、これはこれで美味しかったのです。そこからは箸が止まらず、最後まで美味しく頂きました。
ポイントとしては
・七味はつゆに溶かない(溶いてしまうとつゆの底に沈んでしまうため)
・蕎麦にまんべんなく振りかけ、七味のついた部分をつゆにつけない(七味か全部つゆに落ちてしまうため)
・山葵は使わない(七味唐辛子と山葵では辛味の質が違って、口の中で味が喧嘩するので)
ということです。
この食べ方は、蕎麦の香りと七味の味わいが同時に楽しめてなかなか良いものです。興味のある方は一度お試しになってみて下さい。
聞いたところによると保健室受験だったそうなのですが、その子以外にも結構な人数がインフルエンザで隔離試験を余儀なくされていたらしく、改めてその猛威を実感したそうです。
ところで、今日たまたま街で久しぶりに行き会った知り合いとお茶を一緒にしながら、件の生徒の事も含めて積もる話をしたのですが、その時に
「ところでさぁ、ちょっと聞きたいことがあるんだけど、いい?」
と言うので何かと思ったら、
「ざる蕎麦食べる時に、どうやって食べる?」
と真顔で聞いてきたのです。
「どうって…まぁ通常だと蕎麦とつゆと小口の葱と山葵が一緒になってるから、私は先ず何も溶かずにつゆだけで食べて、途中で葱を足して食べて、更に山葵を足して…って、三段階で味を変えながら食べてるけど?」
と答えました。そうしたら知り合いは
「そうかぁ…やっぱり七味で食べる食べ方は知らないんだ。」
と言うので、ちょっと面食らったのです。
「へ?ざる蕎麦に七味って、どういうこと?」
と聞くと、何でも信州は善光寺近くの一部の地域では、ざる蕎麦に七味唐辛子をかけて食すのだと言うのです。温かい蕎麦に七味を振ることはありますが、さすがにざる蕎麦に七味は何かの間違いでは?と聞いてみたら、彼や御家族はずっとざる蕎麦に七味をかけて食べてきたのだそうです。
最初は冗談かと思ったのですが、他ならぬ蕎麦処信州出身の人が言うのだから…ということで、ここはひとつ試してみることにしたのです。
駅にある箱根そばに入ってざる蕎麦を頼み、恐る恐る七味をつゆに入れよう…としたら、「違う!」と言われました。それで、彼がおもむろに七味の入れ物を手に取ると、やおら蕎麦の上に振りかけだしたではありませんか(; Д)゜ ゜!その結果、私の目の前のざる蕎麦は写真のように七味唐辛子で赤く染まったのでありました。
一瞬言葉を失いましたが、こうなってしまったからにはもう後戻りできませんから、意を決して食べてみました…。すると
「…あれ?何か美味しい」
そう、山葵で食べるのとはまた違った辛味が効いていて、これはこれで美味しかったのです。そこからは箸が止まらず、最後まで美味しく頂きました。
ポイントとしては
・七味はつゆに溶かない(溶いてしまうとつゆの底に沈んでしまうため)
・蕎麦にまんべんなく振りかけ、七味のついた部分をつゆにつけない(七味か全部つゆに落ちてしまうため)
・山葵は使わない(七味唐辛子と山葵では辛味の質が違って、口の中で味が喧嘩するので)
ということです。
この食べ方は、蕎麦の香りと七味の味わいが同時に楽しめてなかなか良いものです。興味のある方は一度お試しになってみて下さい。