現在、生徒の一人が、音楽之友社の教則本に載っているダンクラのエア・ヴァリエを練習しています。
ダンクラはいろんなオペラから気に入ったアリアを抜き出して、そのメロディを基にして数々のヴァイオリン用の変奏曲を書きました。その中で、今はロッシーニのメロディによるエア・ヴァリエを手掛けているのですが、レッスン中に
「ところで、この曲の原曲って知ってるかい?」
と聞いてみたところ、案の定と言うかオイオイ…と言うか、当人『?』を満載した顔でフリーズしてしまいました。
この曲の基になっているロッシーニのオペラとは、稀代の名作《セヴィリアの理髪師》です。その中で、幕開けと共にアルマヴィーヴァ伯爵がロジーナの家の窓辺で歌うセレナーデ『Ecco ridente in cielo』が使われています。
普段持て余し気味のスマホというシロモノは、こういう時に大いに真価を発揮するもので、早速Youtubeなんぞというところにアクセスして動画を見せました。そうしたら
「なんか、このオペラ面白そう。」
と言うので、すかさず次のレッスン時に
「期限は切らないから、好きなだけ見なさい」
と言って、全曲盤のDVDを貸してあげましたよ先生は!
そんなこんなで私も久しぶりに見たくなって、Youtubeで久しぶりに《セヴィリアの理髪師》を堪能しました。それで今回は、その伯爵のアリアの動画を転載してみました。2007年、ベルカントオペラのテノール歌手として今や不動の地位を築いたと言っても過言ではないファン・ディエゴ・フローレスによる歌唱です。
ラストのハイトーンにしびれます。でも、夜夜中に人目を忍んで思い人の家に行っているのに、こんなに歌い上げちゃったら御近所中にロジーナを口説きに来てることがバレバレですよね…というツッコミは無しでお願い致しますm(_ _)m。
Juan Diego Florez "Ecco ridente in cielo" Barbiere 2007
ダンクラはいろんなオペラから気に入ったアリアを抜き出して、そのメロディを基にして数々のヴァイオリン用の変奏曲を書きました。その中で、今はロッシーニのメロディによるエア・ヴァリエを手掛けているのですが、レッスン中に
「ところで、この曲の原曲って知ってるかい?」
と聞いてみたところ、案の定と言うかオイオイ…と言うか、当人『?』を満載した顔でフリーズしてしまいました。
この曲の基になっているロッシーニのオペラとは、稀代の名作《セヴィリアの理髪師》です。その中で、幕開けと共にアルマヴィーヴァ伯爵がロジーナの家の窓辺で歌うセレナーデ『Ecco ridente in cielo』が使われています。
普段持て余し気味のスマホというシロモノは、こういう時に大いに真価を発揮するもので、早速Youtubeなんぞというところにアクセスして動画を見せました。そうしたら
「なんか、このオペラ面白そう。」
と言うので、すかさず次のレッスン時に
「期限は切らないから、好きなだけ見なさい」
と言って、全曲盤のDVDを貸してあげましたよ先生は!
そんなこんなで私も久しぶりに見たくなって、Youtubeで久しぶりに《セヴィリアの理髪師》を堪能しました。それで今回は、その伯爵のアリアの動画を転載してみました。2007年、ベルカントオペラのテノール歌手として今や不動の地位を築いたと言っても過言ではないファン・ディエゴ・フローレスによる歌唱です。
ラストのハイトーンにしびれます。でも、夜夜中に人目を忍んで思い人の家に行っているのに、こんなに歌い上げちゃったら御近所中にロジーナを口説きに来てることがバレバレですよね…というツッコミは無しでお願い致しますm(_ _)m。
Juan Diego Florez "Ecco ridente in cielo" Barbiere 2007