今日は二十四節気のひとつ『小寒』だというのに、日中はまるで春先のような暖かさとなりました。そんな中、今日は小学校勤務準備で足りなくなった材料を買い足しに、本厚木駅前の有隣堂に出かけました。
上着も着ないで歩いていられる陽気にすっかり気分が良くなり、ちょっとブランチでもして行こうと思い立ちました。それで、たまたま視界に入ったカフェ・ベローチェに入ることにしました。
会計の列に並んでいる間に何にしようかと考えていたのですが、
刻みピクルスがたっぷりとのったホットドッグの写真に惹かれて、これとドリンクのセットをオーダーすることにしました。そして待つことしばし、出てきたのが
これです。
…もう、思わず目が点になりました。『たっぷりピクルス』と謳っておきながらこの体たらくはさすがに酷すぎるので、出してきた女性店員に
「あの、すいませんけど看板に
こういう写真が載っているのですから、せめてこれに近いくらいトッピングしてもらえませんか?」
と、写真を見せながら言ってみたのですが、返ってきた答えは
「はぁ…?」
という、なんとも間のぬけたものでした。
こちらとしても呆れ返ってしまって
「あ、もういいです。」
と言ってサッサと物を受け取って席に着いて食していました。すると、食べ終えた頃にバイトリーダーっぽい雰囲気の男性店員が私のところに来て
「お客様、先程なにかご無礼がありましたでしょうか?」
と尋ねて来たので、先程の2つの写真を見せながら事の経緯を説明しました。
男性店員は物凄い恐縮ぶりで、
「申し訳ございません。ご返金させていただきますので…」
と言っていたのですが、
「いや、もう食べちゃいましたし、次から気をつけてくだされば結構です。」
と返して不問に付しました。帰り際、カウンターの隅で先程の女性店員が注意されているのを横目で見ながら店を出たのですが、何だか微妙な気分になってしまったのでした…。
もしかしたら件の女性店員は新人だったのかも知れませんが、それだといっても商品の写真でも見ればどんなものを作らなければいけないのかくらいは分かりそうなものです。バイトにしろ何にしろ、
『仮にも他人様からお代を頂戴してものを提供するからには、プロに徹してくれ!』
と、改めて思わされた出来事でした。