東十条探偵団2

明日は何を撮りに行こうかな?

青い月夜の十三夜

2018-10-24 | 風景
  旧暦の9月13日、「十三夜」です。
  十五夜の次に巡ってくる十三夜の月を愛でる習わしですね、
  栗や枝豆を供えることから「栗名月(くりめいげつ)」「豆名月(まめめいげつ)」とも。
  月を愛でる心もないただの野次馬が見上げてみました。


  

     十三夜というからにはそれなりのバックを選びたいけど
     哀しいかな東京の外れにはそんな気の利いた場所は無い。
     どうも無粋な十三夜になりそうです。




  

     かつては私の庭として夕方の撮影には無くてはならない場所だったけど
     足立区に取り上げられ今は足を踏み入れることもままならなくなった。
     ミニゴルフ場らしいけど「パークゴルフ場」と看板が出ていた。




  

     午後の3時半ごろ起き出した月は夕暮れにはかなり高く昇ってしまう、
     まあビルの上のお月見も仕方がないことかな。




  

     ただビルだけでは面白くないので
     せめてもとそれらしく草などあしらってみました。




  

     青い月夜の十三夜

      十三夜 作詩・石松秋二  作曲・長津義司  歌・市丸(カバー)

     ♪ 河岸の柳の行きずりに ふと見合せる顔と顔 
       立止まり懐しいやら嬉しやら 青い月夜の十三夜

       夢の昔よ別れては 面影ばかり遠い人
       話すにも何から話す振袖を 抱いて泣きたい十三夜

       空を千鳥が飛んでいる 今更泣いてなんとしょう 
       さよならとこよない言葉かけました 青い月夜の十三夜

     昔は紅白の常連だったけど今では懐かしのメロディでも見ない、
     昭和初期の歌かな、懐かしい歌です。




  

     帰ってベランダから見た十三夜の月。
     十五夜は中国からの伝来だけど十三夜は日本独自のもの、
     やっぱり日本人だね満ちた月よりこれから満ちるであろう月を愛でる心。




  

     さて、月を離れて
     夕暮れの中を太陽を背に家路を急ぐ客を乗せた舎人ライナー。
     ちょうど夕日の前に電車が来ないといけないので両者の位置関係が決め手、
     電車の本数はわりと多いけどタイミングが、、、バシャバシャ撮るしかないね。




  

     暮れなずむ街、東京タワーに灯りが点いた。
     車で走ると21km、直線で17kmという噂があるけどどれくらい離れてるのかなぁ、
     三脚は持ってなかったので手持ちで撮った。
     前はもっと下の方まで見えたような気がするけど場所を間違ったかな。

     どうも夕方に出るクセがつくと夕方になるとうずうずしてくる、
     朝の日の出も同じで出勤前に自転車で行こうかと悩んでしまう。
     秋から冬にかけては朝も夕方も落ち着いていられない、
     しかし、なにが困ると言って夜の一杯が時間切れで削られるのが困るのだ。

          data: 撮影 10月21日 荒川土手
          

コメント (2)
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