東十条探偵団2

明日は何を撮りに行こうかな?

百花園の絶滅危惧種

2018-10-06 | 風景
  百花園に来た新入生とかニューフェイスを紹介してきたが、
  反面姿を見なくなってしまった種類もある。
  これは仕方ないことかもしれないが、
  たびたび行く身にとっては寂しいだけではなく考えさせられる問題だ。


  

     ワレモコウ。
     2015年の写真、こんなに"咲いていた"んだけどねえ・・・。




  

     今年は数輪?しか咲いてない、
     株も小さく背丈も腰くらいの高さしかない。
     そのうち絶滅の危機が訪れるかもしれない。




  

     カリガネソウ。
     2016年の写真、こんな大きな株がたくさんあった。




  

     今年はいつまで経っても咲かない、
     行くたびに気にして見ていた、やっと咲くには咲いたけど
     こんな小さなのが2本だけ。
     多分、このままでは来年は見られないだろう。




  

     サクラタデ。
     2017年の写真、
     去年はまだこんな写真も撮れた。




  

     今年は数本の姿しか見られない、
     根元を見ると地面が見えるバラバラ状態。
     これも来年は見られるかどうか・・・。




  

     ツルボ。
     数年前からだんだんと寂しくなってしまい
     今年は園内のところどころにポツンポツンと顔を出しているだけ。
     数年前まではいっぱい固まって咲いていたのにねぇ、
     もう絶滅と判断するしかないかも。




  

     そして絶滅しそうもないのがこれ、
     これだけは年を追うごとに増殖しているみたい。

     ことにここへきて今までになかったくらい増えてきて
     休日ともなると歩く隙間がないくらい。
     さればと平日に行ってみたらこれがほとんど変わらない、
     考えてみたらこの人たち休日も平日もない人たちだった。

     これは今見てきた花と真逆で増える一方、
     それこそ数年前まではこんな人数見たことなかった。
     喜ぶべきこととは思うけど、
     とても写真など撮ってる場合ではなく天を仰いで嘆息するばかりの今日このごろ、
     いつになったらこのフィーバーは収まるのかしらん・・・。

          data: 撮影  月  日 向島百花園
          

コメント (2)
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