年寄り同士、相哀れむ

　　百花園の初雁が満開に、
　　小さな木なんだけど結構なお年寄り。
　　毎年頑張って精一杯の花をつけているけど
　　はてさていつまで頑張れるのか、お互い頑張ろうね。


　　

　　　　　御成り座敷、今では茶室として使われている建物の入口に咲く「初雁」、
　　　　　こんな小さな木だけど場所がいいだけに結構存在感がある。




　　

　　　　　建物には日が当たらないけど梅にはバッチリ、
　　　　　私にはうれしい場所だ黒いバックで白梅が撮れる。




　　

　　　　　レンズを上に向けると青空がバック、
　　　　　白い花なのでどんなバックにも合うね。




　　

　　　　　真っ白な一重の花、梅の花の見本みたい。
　　　　　木を見るとかなりの老木であることが分かる。




　　

　　　　　軒下の白い漆喰の壁をバックに、
　　　　　とにかく日が当たってくれるので助かる。




　　

　　　　　白い梅はいいね、
　　　　　紅梅はどうも私の手には余る。




　　

　　　　　この木のところへ向かおうとしたらおじさんが一人三脚を立ててメジロを待っているみたい、
　　　　　ちょっとほかを廻ってからまた来てみた。
　　　　　三脚を立ててあの忙しいメジロを追うなんて私にはとても出来ない芸だな。




　　

　　　　　初雁、満開ですね。
　　　　　さあ早く店じまいして来年の春に備えておくれ、
　　　　　もう決して若くはないのだから
　　　　　来春に向かって満を持しておくれ。
　　　　　同じように年を取ってしまったおじさんからエールを送ろう。


　　　　　もう一方同じような境遇の梅が、コウトウジ(紅冬至)。
　　　　　同じというかもっと老化が進んでいるような、、、
　　　　　明日はこの紅冬至にエールを送ろうと。

　　　　　　　　　　data:　EOS70D/EF70-200 1:2.8。　撮影 1月30日　向島百花園