ベルモント公園のすぐ近くの小右衛門稲荷へ、
低いけど富士塚があります。
そして参道は上空から見ると北斗七星に見える、
いろいろと面白い稲荷神社です。
小右衛門稲荷、岩槻藩の渡辺小右衛門がこの辺を
開拓して新田を開きお稲荷さんを祀りました。
鳥居は珍しい銅製の鳥居です。
拝殿は大きめだけど訪れる人も少なく静かに佇んでいる。
灯籠には龍が巻き付いている珍しい形。
標高2.3mと言われる富士塚の登山口、
笹に覆われているけど右側に合目石が見られます。
笹をかき分けて登ってみましょう。
笹を退かしてみると一合目、二合目、三合目と、
それも一歩くらいの間隔で右左と並んでいる。
頂上まで10歩くらいで行けるから間隔も短い。
富士山から持ってきたのだろうか、溶岩らしき岩も。
はい、この岩が頂上です。一時は登山道もきれいに整備されていたが
最近は笹とかに覆われてかき分けながらの登山となる。
先年宮司さんに会った、「もう年だしやってられんわ」と。
下山して境内を見渡すと参道が大きく曲がっている、
これはなぜなんだろう。
上空からの写真で見てみると参道が北斗七星に見える。
足立区でも悪乗りして大々的に宣伝?
区のプラネタリウムで上映したりして。
「直径23mのドームで見るとあたかも参道を歩いているみたい」と
自画自賛していた。知る人ぞ知る北斗七星の参道です。
data:PowerShot G7X MarkⅡ。 撮影 5月 28日 足立区・小右衛門稲荷神社