この季節花は少ないだろうと行ったら
なかなかどうしてたくさんの花が見られた。
"世に花々のタネは尽きまじ"?
ありがたいことです"花屋"サンが続けられる。
ビヨウヤナギ(未央柳) オトギリソウ科。
中国原産、日本へは江戸時代に中国から渡来した。
葉が柳に似ているのでヤナギと名がついた。
白居易の「長恨歌」に玄宗皇帝が楊貴妃と過ごした地を訪れて、
太液の池の蓮の花を楊貴妃の顔に、
未央宮殿の柳を楊貴妃の眉に喩えて未央柳の情景を詠んだ一節があり、
美しい花と柳に似た葉を持つ木を、
この故事になぞらえて未央柳と呼ぶようになったといわれている。
ギンバイカ(銀梅花) フトモモ科。
糸のように細いおしべが特徴的で美しく、花びらより目立ちます。
ハーブとしても使われハーブとしては「マートル」と呼ばれることが多い。
ヨーロッパでは愛の女神に捧げる花として、結婚式の飾り花やブーケに利用されるみたい。
花の形が梅の花に似ていて、
花色の「白」を「銀色」に例えたところから「銀梅花」になったらしい。
ここでもネムノキの花が咲いてきた、
温室では仲間のエバーフレッシュが咲いている。
エバーフレッシュ マメ科。
エバーフレッシュは、ブラジルやエクアドルなど
中南米を主な原産国とする常緑樹です。
日本で自生しているネムノキの仲間ですね。
エバーフレッシュは、昼間の明るい時間帯は葉を広げ、
夜になると葉を閉じて眠ります(睡眠運動、就眠運動)。
なので検索すると観葉植物として載っていることが多い。
ラベンダーが見ごろになってきた、
狭いハーブガーデンだけど紫一色に。
農業公園のスモークツリー、
ちょっと白っぽいスモークが風に揺れている。
ブドウの棚が賑やかになってきた、
そろそろ袋が掛けられるのかな。
花も咲くけどいろいろな実も見られるようになってきた、
実りの秋がすぐそこまで来ているのかもしれない。
data:EOS70D/EF70-200 1:2.8。 撮影 6月 8日 都市農業公園